「神様のカルテ/医療青春映画脚本の書き方」
原作小説と映画脚本比較により脚本の書き方・成り立ちを探ります。ハリウッド脚本の極意、世界名作の秘密に迫ります。全体に「ねたばれ」の要素がありますので、要注意。
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■原作小説 「神様のカルテ」 2011年 小学館文庫刊 夏川草介著 |
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■映画作品基礎データ 「神様のカルテ」 2011年 日本映画 監督:深川栄洋 脚本:後藤法子 テーマ曲:辻井伸行 出演:櫻井 翔 宮崎あおい |
| 本作原作文庫 本作映画チラシ ■脚本の書き方■ 原作小説と映画脚本比較レビュー・インディスク 「コクリコ坂から」 「ハリー・ポッターと死の秘宝PART2」 「もしドラ」 「まほろ駅前多田便利軒」 「わたしを離さないで」 「ナルニア国物語/第3章:アスラン王と魔法の島」 「ノルウェイの森」 「大奥」 「悪人」 「借りぐらしのアリエッティ」 「告白」 「時をかける少女」(仲里依紗版) 「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」 「食堂かたつむり」 「さまよう刃」 「空気人形」 「火天の城」 「TAJOMARU」 「南極料理人」 「ハリー・ポッターと謎のプリンス」 「天使と悪魔」 「ジェネラル・ルージュの凱旋」 「地球が静止する日」 「デス・レース」 「ホームレス中学生」 「容疑者Xの献身」 「パコと魔法の絵本」 「西の魔女が死んだ」 「ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛」原作=C.S.ルイス 「ライラの冒険 黄金の羅針盤」原作=フィリップ・プルマン 「陰日向に咲く」原作=劇団ひとり 「ミッドナイトイーグル」原作=高嶋哲夫 「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」原作=J・K・ローリング 「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」原作=リリー・フランキー 「墨攻」原作=酒見賢一 「暗いところで待ち合わせ」原作=乙一 「プラダを着た悪魔」原作=ローレン・ワイズバーガー 「夜のピクニック」原作=恩田陸 「ゲド戦記」原作ル=グウィン 「ダ・ヴィンチ・コード」原作ダン・ブラウン 「ナルニア国物語/第1章ライオンと魔女」原作C・S・ルイス 「博士の愛した数式」原作小川洋子 「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」原作J.K.ローリング 「亡国のイージス」原作福井晴敏 「宇宙戦争」原作H.G.ウェルズ 「四日間の奇蹟」原作浅倉卓弥 「アビエイター」原作ジョン・キーツ 「オペラ座の怪人」原作ガストン・ルルー 「ハウルの動く城」原作ダイアナ・ウィン・ジョーンズ 「ターンレフト・ターンライト」主演:金城武 「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」 主演:ダニエル・ラドクリフ 「下妻物語」原作嶽本野ばら 「世界の中心で、愛を叫ぶ」原作片山恭一 「ジョゼと虎と魚たち」原作田辺聖子 「ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還」原作J.R.R.トールキン 「アイデン&ティティ」原作みうらじゅん 「精霊流し」原作さだまさし 「マッチスティック・メン」監督リドリー・スコット 「コンフェッション」原作チャック・バリス 「ソラリス」監督スティーブン・ソダーバーグ 「魔界転生」原作山田風太郎 「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」原作フランク・w・アバグネイル 「ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔」原作J.R.R.トールキン 「黄泉がえり」原作梶尾真治 「レッドドラゴン」原作トマス・ハリス 「マイノリティ・リポート」原作F・K・ディック 「ハリーポッターと秘密の部屋」J.K.ローリング著 「ザ・リング the ring」主演ナオミ・ワッツ 「アバウト・ア・ボーイ」原作ニック・ホーンディ 「タイムマシン」原作小説H・G・ウェルズ 「GO」脚本:宮藤官九郎 「ロード・オブ・ザ・リング」脚本ピーター・ジャクソン 「ハリー・ポッターと賢者の石」脚本スティーブ・クローブス 「PLANET OF THE APES/猿の惑星」監督ティム・バートン 「陰陽師」脚本福田靖 「ブリジット・ジョーンズの日記」脚本アンドリュー・デイヴィス 「バトル・ロワイヤル」脚本深作健太 「エクソシスト ディレクターズカット」主演リンダ・ブレア 「クロスファイア」脚本山田耕大 「ファイト・クラブ」監督デビット・フィンチャー 「共同警備区域JSA」原作小説パク サンヨン 「ナインスゲート」脚本:ジョン ブラウンジョン 「ハンニバル」脚本デビット・マメット 「ホワイトアウト」原作小説真保裕一 「リプリー」原作パトリシア・ハイスミス 「黒い家」脚本大森寿美男 「ISOLA多重人格少女」脚本水谷俊之 「シン・レッド・ライン」脚本テレンス・マリック 「魔女の宅急便」監督宮崎駿 「リング」脚本高橋洋 「コンタクト」監督:ロバート・ゼメキス 「L.A.コンフィデンシャル」脚本カーティス・ハンソン 「セブン・イヤーズ・イン・チベット」原作小説:ハインリヒ・ハラー 「さらば、わが愛 覇王別姫」監督チェン・カイコー 「バラサイト・イブ」脚本君塚良一 「アポロ13号」監督ロン・ハワード 「マディソン郡の橋」脚本リチャード ラグラベニーズ 「ショーシャンクの空に」脚本フランク・ダラボン 「フォレスト・ガンプ」脚本エリック・ロス 「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」原作小説アン・ライス 「ジュラシック・パーク」原作小説マイケル・クライトン 「シンドラーのリスト」脚本スティーブン・ザイリアン 「イヤー・オブ・ザ・ガン」原作マイケル・ミューショー 「ダンス・ウィズ・ウルブズ」脚本マイケル・ブレイク 「レナードの朝」主演ロビン・ウィリアム 「トータルリコール」原作小説フィリップ・K・ディック 「レッドオクトーバーを追え!」脚本ラリー・ファーガソン 「ワイルド・アット・ハート」脚本デイヴィッド・リンチ 「ミザリー」原作小説スティーブン・キング 「ダイ・ハード」監督ジョン・マクティアナン 「仕立て屋の恋」原作小説ジョルジュ・シムノ 「時をかける少女」脚本剣持亘 「ブレード・ランナー」原作小説フィリップ・K・ディック 「惑星ソラリス」監督アンドレイ・タルコフスキー 「犬神家の一族」原作小説横溝正史 「ゴッドファーザー」監督フランシス・F・コッポラ |
mixi(ミクシー)「独身社会人映画ファンコミュニティ」に入ろう! 「神様のカルテ」は本屋大賞で二年続けてノミネートされ、 シリーズで150万部売ったベストセラーです。 主人公・栗原一止を演じるのは、嵐・櫻井 翔。 夏目漱石好きの愛妻家という「心を救う」内科医で、初の医師役に挑戦。 そして、その一止の妻・栗原榛名を演じるのは宮崎あおい。 監督には俊英・深川栄洋。一昨年のヒット作『60歳のラブレター』で 卓越した演出力を見せ、2011年も『白夜行』『洋菓子店コアンドル』と公開、 いま邦画界最注目の監督です。 ┏━┓◆ ┃ ╂┐ ┗┿ │◆◇◆ 内科医と緊急医 ◆◇◆ ◆└─┴────────────────────────────── 主人公の栗原一止(くりはらいちと)は長野の病院に勤務する内科医です。 市内の信濃大学医学部を卒業したものの大学の医局には残らず、 松本市内の病院に就職をしました。 妻の榛名とは1年前に結婚し、元旅館だった御嶽荘で一緒に暮らしています。 榛名はプロの写真家。 彼が勤務している病院は、地域医療の一端を担うそこそこ規模の大きい病院。 24時間365日などという看板を出しているせいで3日寝ないことも日常茶飯事。 自分が専門でない範囲の診療まで行うのも普通という状態です。 映画は夜勤明けの医局、研修医が床に転がる向こうで ぶつぶつつぶやく一止の姿から始まり、 原作では結婚記念日を忘れて愕然とする一止の姿から始まっています。 どちらも激務明け。 その後映画では、 ”こういう病院の消化器内科患者の半数近くがアルコール関係である” と言う原作の真ん中辺りのエピソードが出て来ます。 アルコール中毒と予備軍相手にてこずる主人公。 主人公が何者で、どんな状況下にいるかを見せるバートになっています。 _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 続けて救急車が怪我人を運び込み、 内科医の筈の一止は胸の名札を”内科医”と書かれたものから”救急医”と 書かれたものへと付け替えます。 同僚の外科医、砂山は原作の色黒の巨漢から映画ではスリムな要潤が配役されています。 砂山が新人ナースの水無さんにのぼせている原作のエピソードは 分量的に入りきれないのか映画では出て来ません。 ┏━┓◆ ┃ ╂┐ ┗┿ │◆◇◆ 安曇さんと雲の上先生 ◆◇◆ ◆└─┴────────────────────────────── 原作では冒頭近くで既に安曇さんが入院しているのですが、 映画では一止が初めて彼女を診察した時のいきさつから描いています。 _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 一止には最近大学病院の医局から熱心な誘いがあります。 医局を薦める腐れ縁の友人・砂山。 一止も先端医療に興味がないわけではない。 医局に行くか行かないかで一止の心は大きく揺れます。 原作では具体的に医局の話をするのは砂山ですが、 映画では貫田先生 (原作の大狸先生と古狐先生を合わせたキャラ。”たぬき”の逆で”ぬきた”)の薦めで 大学病院の研修会に一止が行き、 初診の安曇さんへの対応の良さ、 診断の的確さで主催教授の雲の上先生を感心させます。 その話が砂山に伝わり、「信州大の医局入りは決まった」と言い出し、 数日後、大学病院で過酷な診断結果を告げられた安曇さんが一止の前に現れる、 と言う展開です。 原作ではもともと安曇さんは一止のところへ初診にやって来て、 詳しい検査を受けるよう大学病院の紹介状を書いたら、 末期ガンと診断され、余命迄告知されて戻って来る、と言うものです…
まぐまぐマーケットhttp://www.mag2market.com/cat/37 「映画VS原作本 映画脚本のヒ・ミ・ツ」では電子文庫版も発表しています。
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