「マイノリティ・リポート /SFアクション脚本の書き方」
原作小説と映画脚本比較により脚本の書き方・成り立ちを探ります。ハリウッド脚本の極意、世界名作の秘密に迫ります。全体に「ねたばれ」の要素がありますので、要注意
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原作小説 「マイノリティ・リポート」ハヤカワ文庫 1999 原作 フィリップ・K・ディック 浅倉久志 訳 ※訳本には86年に新潮文庫より刊行された「ディック短編集」の中の「少数報告」もあるが、ここでは映画公開にあわせて刊行された早川書店版との映画原作比較をしています。 |
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映画 アメリカ映画 2002年 監督:スティーブン・スピルバーグ 出演:トム・クルーズ |
| 本作原作文庫 本作映画チラシ ■脚本の書き方■ 原作小説と映画脚本比較レビュー・インディスク 「ミッドナイトイーグル」原作=高嶋哲夫 「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」原作=J・K・ローリング 「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」原作=リリー・フランキー 「墨攻」原作=酒見賢一 「暗いところで待ち合わせ」原作=乙一 「プラダを着た悪魔」原作=ローレン・ワイズバーガー 「夜のピクニック」原作=恩田陸 「ゲド戦記」原作ル=グウィン 「ダ・ヴィンチ・コード」原作ダン・ブラウン 「ナルニア国物語/第1章ライオンと魔女」原作C・S・ルイス 「博士の愛した数式」原作小川洋子 「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」原作J.K.ローリング 「亡国のイージス」原作福井晴敏 「宇宙戦争」原作H.G.ウェルズ 「四日間の奇蹟」原作浅倉卓弥 「アビエイター」原作ジョン・キーツ 「オペラ座の怪人」原作ガストン・ルルー 「ハウルの動く城」原作ダイアナ・ウィン・ジョーンズ 「ターンレフト・ターンライト」主演:金城武 「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」 主演:ダニエル・ラドクリフ 「下妻物語」原作嶽本野ばら 「世界の中心で、愛を叫ぶ」原作片山恭一 「ジョゼと虎と魚たち」原作田辺聖子 「ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還」 原作J.R.R.トールキン 「アイデン&ティティ」 原作みうらじゅん 「精霊流し」 原作さだまさし 「マッチスティック・メン」 監督リドリー・スコット 「コンフェッション」 原作チャック・バリス 「ソラリス」 監督スティーブン・ソダーバーグ 「魔界転生」 原作山田風太郎 「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」 原作フランク・w・アバグネイル 「ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔」 原作J.R.R.トールキン 「黄泉がえり」 原作梶尾真治 「レッドドラゴン」 原作トマス・ハリス 「マイノリティ・リポート」 原作F・K・ディック 「ハリーポッターと秘密の部屋」 J.K.ローリング著 「ザ・リング the ring」 主演ナオミ・ワッツ 「アバウト・ア・ボーイ」 原作ニック・ホーンディ 「タイムマシン」 原作小説H・G・ウェルズ 「GO」 脚本:宮藤官九郎 「ロード・オブ・ザ・リング」脚本ピーター・ジャクソン 「ハリー・ポッターと賢者の石」 脚本スティーブ・クローブス 「PLANET OF THE APES/猿の惑星」 監督ティム・バートン 「陰陽師」 脚本福田靖 「ブリジット・ジョーンズの日記」 脚本アンドリュー・デイヴィス 「バトル・ロワイヤル」 脚本深作健太 「クロスファイア」 脚本山田耕大 「ファイト・クラブ」 監督デビット・フィンチャー 「共同警備区域JSA」 原作小説パク サンヨン 「ナインスゲート」 脚本:ジョン ブラウンジョン 「ハンニバル」 脚本デビット・マメット 「ホワイトアウト」 原作小説真保裕一 「リプリー」 原作パトリシア・ハイスミス 「黒い家」 脚本大森寿美男 「ISOLA多重人格少女」 脚本水谷俊之 「シン・レッド・ライン」 脚本テレンス・マリック 「魔女の宅急便」 監督宮崎駿 「リング」 脚本高橋洋 「コンタクト」 監督:ロバート・ゼメキス 「L.A.コンフィデンシャル」 脚本カーティス・ハンソン 「セブン・イヤーズ・イン・チベット」 原作小説:ハインリヒ・ハラー 「さらば、わが愛 覇王別姫」 監督チェン・カイコー 「バラサイト・イブ」 脚本君塚良一 「アポロ13号」 監督ロン・ハワード 「マディソン郡の橋」 脚本リチャード ラグラベニーズ 「ショーシャンクの空に」 脚本フランク・ダラボン 「フォレスト・ガンプ」 脚本エリック・ロス 「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」 原作小説アン・ライス 「ジュラシック・パーク」 原作小説マイケル・クライトン 「シンドラーのリスト」 脚本スティーブン・ザイリアン 「イヤー・オブ・ザ・ガン」 原作マイケル・ミューショー 「ダンス・ウィズ・ウルブズ」脚本マイケル・ブレイク 「レナードの朝」 主演ロビン・ウィリアム 「トータルリコール」 原作小説フィリップ・K・ディック 「レッドオクトーバーを追え!」 脚本ラリー・ファーガソン 「ワイルド・アット・ハート」 脚本デイヴィッド・リンチ 「ミザリー」 原作小説スティーブン・キング 「ダイ・ハード」 監督ジョン・マクティアナン 「仕立て屋の恋」 原作小説ジョルジュ・シムノ 「時をかける少女」 脚本剣持亘 「ブレード・ランナー」 原作小説フィリップ・K・ディック 「惑星ソラリス」 監督アンドレイ・タルコフスキー 「犬神家の一族」 原作小説横溝正史 「ゴッドファーザー」 監督フランシス・F・コッポラ |
2054年の首都ワシントンDC。 保安チェックの一番厳しいこの地の警察に犯罪予防局(ブリ・クライム)が設置されてから6年、 殺人事件はゼロ、犯罪そのものも90%減少という成果を出している。 それもこれも、未来を透視できるプリコグ(予知能力者)のおかげである。 若い女性アガサ(サマンサ・モートン「ギター弾きの恋」)と双子を合わせた3人のブリコグがキャッチした、 "未来"殺人の光景を、犯罪予防局が分析・判定し、 事件が起きる前に"犯人"を逮捕し、殺人を未然に防いでいた。 『ブレードランナー』の原作者としてお馴染みのカルト的人気を誇るSF作家 フィリップ・K・ディックの短編をスティーヴン・スピルバーグ監督、 トム・クルーズ主演という豪華な顔合わせで映画化。 元々、いつか一緒に仕事をしたいと願っていた2人だったが、 『アイズ・ワイド・シャット』の撮影中にトムがこの作品の初期の脚色シナリオを読み、 衝撃を受け、スピルバーグに送ったことから製作がスタートしたと伝えられています。 さて映画は次のように始まります。 犯罪予防局を全国規模に拡大するかどうかの国民投票を前に、 司法省からウィットワー(コリン・ファレル「ジャスティス」)率いる調査官が査察にきた初日にも、 ブリコグたちが透視した未来から、赤い球が吐き出されます。 赤は殺人を意味し、被害者と加害者の名前も判明するのです。 そして、プリコグたちが目撃した殺人現場の光景(ブリ・ビジョン)を画面分析して犯罪を確定し、 逮捕するのが捜査手順です。 今日の事件は、妻の浮気現場に出くわした夫が、妻とその愛人を衝動的に殺す場面でした。 犯罪予防局の設立以来、チームを率いてきた主任刑事ジョン・アンダートン(トム・クルーズ)は、 プリコグからもたらされたブリ・ビジョンを沈着冷静に分析し、 殺人発生寸前の現場に到着し、ギリギリの状況でからくも犯罪を防ぎます。 原作にこの初日の犯罪はありません。 「犯罪予防局」とは何か? どのように捜査をするのか? をウィットワー登場のエピソードに絡めて紹介している部分です。 さて、原作に無い紹介の部分はさらに続きます。 その夜、自宅に戻ってきたジョンは、昼間とはまったく違う顔を見せます。 旧知の売人から買ったドラッグをやりながら、 息子のショーンと妻のララ(キャサリン・モリス「ザ・コンテンダー」)のホロ・ファイムの映像に酔いしれる。 6年前自分の目の前で息子が誘拐され、それがもとで妻とも別居していました。 現実逃避の過去の思い出だけが、彼の心の慰めなのでした。 この家族を崩壊させた犯罪を憎み、 その憎しみをエネルギーとして犯罪予防局に全身全霊を傾け、 殺人予知システムの正しさに全幅の信頼をおいてきたのです。 しかし、翌日、ジョンの自信が査察中のウィットワーの言葉にゆらぎはじめます。
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