「下妻物語/青春友情映画脚本の書き方」
原作小説と映画脚本比較により脚本の書き方・成り立ちを探ります。ハリウッド脚本の極意、世界名作の秘密に迫ります。全体に「ねたばれ」の要素がありますので、要注意。
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原作小説 「下妻物語―ヤンキーちゃんとロリータちゃん」 著者:嶽本野ばら 2004年 小学館文庫(単行本は2002年刊行) |
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2004年 日本映画 監督脚本:中島哲也 出演者:深田恭子 土屋アンナ |
| 本作原作文庫 本作映画チラシ ■脚本の書き方■ 原作小説と映画脚本比較レビュー・インディスク 「ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛」原作=C.S.ルイス 「ジャンパー」原作=スティーブン・グールド 「ライラの冒険 黄金の羅針盤」原作=フィリップ・プルマン 「陰日向に咲く」原作=劇団ひとり 「ミッドナイトイーグル」原作=高嶋哲夫 「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」原作=J・K・ローリング 「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」原作=リリー・フランキー 「墨攻」原作=酒見賢一 「暗いところで待ち合わせ」原作=乙一 「プラダを着た悪魔」原作=ローレン・ワイズバーガー 「夜のピクニック」原作=恩田陸 「ゲド戦記」原作ル=グウィン 「ダ・ヴィンチ・コード」原作ダン・ブラウン 「ナルニア国物語/第1章ライオンと魔女」原作C・S・ルイス 「博士の愛した数式」原作小川洋子 「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」原作J.K.ローリング 「亡国のイージス」原作福井晴敏 「宇宙戦争」原作H.G.ウェルズ 「四日間の奇蹟」原作浅倉卓弥 「アビエイター」原作ジョン・キーツ 「オペラ座の怪人」原作ガストン・ルルー 「ハウルの動く城」原作ダイアナ・ウィン・ジョーンズ 「ターンレフト・ターンライト」主演:金城武 「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」 主演:ダニエル・ラドクリフ 「下妻物語」原作嶽本野ばら 「世界の中心で、愛を叫ぶ」原作片山恭一 「ジョゼと虎と魚たち」原作田辺聖子 「ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還」 原作J.R.R.トールキン 「アイデン&ティティ」 原作みうらじゅん 「精霊流し」 原作さだまさし 「マッチスティック・メン」 監督リドリー・スコット 「コンフェッション」 原作チャック・バリス 「ソラリス」 監督スティーブン・ソダーバーグ 「魔界転生」 原作山田風太郎 「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」 原作フランク・w・アバグネイル 「ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔」 原作J.R.R.トールキン 「黄泉がえり」 原作梶尾真治 「レッドドラゴン」 原作トマス・ハリス 「マイノリティ・リポート」 原作F・K・ディック 「ハリーポッターと秘密の部屋」 J.K.ローリング著 「ザ・リング the ring」 主演ナオミ・ワッツ 「アバウト・ア・ボーイ」 原作ニック・ホーンディ 「タイムマシン」 原作小説H・G・ウェルズ 「GO」 脚本:宮藤官九郎 「ロード・オブ・ザ・リング」脚本ピーター・ジャクソン 「ハリー・ポッターと賢者の石」 脚本スティーブ・クローブス 「PLANET OF THE APES/猿の惑星」 監督ティム・バートン 「陰陽師」 脚本福田靖 「ブリジット・ジョーンズの日記」 脚本アンドリュー・デイヴィス 「バトル・ロワイヤル」 脚本深作健太 「クロスファイア」 脚本山田耕大 「ファイト・クラブ」 監督デビット・フィンチャー 「共同警備区域JSA」 原作小説パク サンヨン 「ナインスゲート」 脚本:ジョン ブラウンジョン 「ハンニバル」 脚本デビット・マメット 「ホワイトアウト」 原作小説真保裕一 「リプリー」 原作パトリシア・ハイスミス 「黒い家」 脚本大森寿美男 「ISOLA多重人格少女」 脚本水谷俊之 「シン・レッド・ライン」 脚本テレンス・マリック 「魔女の宅急便」 監督宮崎駿 「リング」 脚本高橋洋 「コンタクト」 監督:ロバート・ゼメキス 「L.A.コンフィデンシャル」 脚本カーティス・ハンソン 「セブン・イヤーズ・イン・チベット」 原作小説:ハインリヒ・ハラー 「さらば、わが愛 覇王別姫」 監督チェン・カイコー 「バラサイト・イブ」 脚本君塚良一 「アポロ13号」 監督ロン・ハワード 「マディソン郡の橋」 脚本リチャード ラグラベニーズ 「ショーシャンクの空に」 脚本フランク・ダラボン 「フォレスト・ガンプ」 脚本エリック・ロス 「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」 原作小説アン・ライス 「ジュラシック・パーク」 原作小説マイケル・クライトン 「シンドラーのリスト」 脚本スティーブン・ザイリアン 「イヤー・オブ・ザ・ガン」 原作マイケル・ミューショー 「ダンス・ウィズ・ウルブズ」脚本マイケル・ブレイク 「レナードの朝」 主演ロビン・ウィリアム 「トータルリコール」 原作小説フィリップ・K・ディック 「レッドオクトーバーを追え!」 脚本ラリー・ファーガソン 「ワイルド・アット・ハート」 脚本デイヴィッド・リンチ 「ミザリー」 原作小説スティーブン・キング 「ダイ・ハード」 監督ジョン・マクティアナン 「仕立て屋の恋」 原作小説ジョルジュ・シムノ 「時をかける少女」 脚本剣持亘 「ブレード・ランナー」 原作小説フィリップ・K・ディック 「惑星ソラリス」 監督アンドレイ・タルコフスキー 「犬神家の一族」 原作小説横溝正史 「ゴッドファーザー」 監督フランシス・F・コッポラ |
mixi(ミクシー)「独身社会人映画ファンコミュニティ」に入ろう! 乙女派作家・嶽本野ばらの同名小説「下妻物語」を“写るンです”や “NTT東日本”といった数々の名CMを手がけたが中原哲也が映画化しました。 ロリータをこよなく愛する主人公に深田恭子、 地元ヤンキー役にティーンに絶大な人気を誇る土屋アンナと他にも 個性豊かな共演者たちがインパクトを与えています。 中原監督の映像センスが光る劇画のようなカット割りが楽しい作品です。 「下妻」に世界公開の動きがあるそうです。 報道によると、5月のカンヌ映画祭のマーケット試写会で見た各国の映画関係者から オファーがあり、米国、イタリア、スペイン、オランダ、中国、韓国、タイの 7カ国での上映が決まったといいます。 ちなみにカンヌでの英語字幕版タイトルは「カミカゼ・ガールズ」。 サムライに続き旋風を呼ぶのでしょうか? 「楽しいストーリーと、ポップでインパクトのある映像が魅力的」 「主演女優の存在感と個性に引きつけられた」などの高評価を得ています。 カンヌ映画祭のあと、カルロヴィヴァリ(チェコ)、ハンブルク(ドイツ)、 トリノ(イタリア)、フランダース、ブリュッセル(ベルギー)、 ハワイ(米国)などの国際映画祭での招待上映も決まっています。 日本では5月29日から公開され、 公開2カ月前まで40館規模の公開予定だったが作品評価が高く 急きょ156館に拡大されています。 映画は、田舎の田んぼ道をロリータ・ファッションの桃子(深田恭子)原ちゃりで 飛ばしているところから始まります。 これは本編のクライマックスで、桃子がイチゴ(土屋アンナ)のもとに駆けつける 場面です。 桃子のバイクは勢い余ってトラックに激突し、桃子の身体は宙を飛んで 「下妻物語 完」の字幕が。 それでは話が終わってしまうので、フィルムが巻き戻って ドラマの本来の振り出しに…ではなくて、 フランス18世紀に舞い戻りロココ文化の解説が始まれます。 原作小説は、実はこのロココ文化の解説から始まっており、 オリジナルのようで、本当は原作をしっかり踏まえたオープニングとなっています。 原作は桃子の一人称で語られており、 映画でも深田恭子のナレーションが全編に使われています。 時系列も桃子の主観によって移動し、桃子がはまっているロリータ・ファッションが ロココ文化の現代日本でのパロディのとして、 快楽主義、非実用的で個人の好みに主体を持っているのが一緒だと 彼女は主張してやみません。 本当のところ、日本のロリータ・ファッションの出所がロココ文化か否か、 実証できるものでもないのでしょうが。 ロココ時代に生きたかった桃子も、現実には“日本のチベット”茨城県下妻の 女子高生で、 都内の代官山にあるロリータ・ファッションの専門店に通うため、 片道三時間の労力を費やしていることが紹介され、 おフランスの田園を貴族たちと共に闊歩していた桃子から、 下妻の田んぼ道で牛の糞を踏んでぶしぶし文句を言っている桃子に、 (これは予告編でも登場しますね) 高校の昼休みにひとりお弁当を食べている現実のヒロイン竜ヶ崎桃子当人が 姿を現します。 「友達なんていらない。友情なんて嘘よ」とのたまう女子高生、桃子が。 下妻駅の待合室にたたずむ桃子の傍らのテレビに、 桃子のそれまでの半生が映し出されるところが映画的と言えば映画的。 彼女の出身はヤンキーだらけでジャージ天国の兵庫県尼崎。 チンピラやくざの父(宮迫 博之)とスナック店員の母の間に生まれた桃子は、 中学時代に刺繍趣味からロリータ・ファッションに目覚めるのですが、 映像的にはむしろ父親のドタバタが描かれています。 ベルサーチのばったものの販売でひとも儲けし、 悪乗りしてユニバーサル・スタジオ・ジャパンのロゴとベルサーチの ロゴのふたつをダブル・ネームだと言い張り、 インチキキャラクターものを売ったのが、真面目な ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの告訴を受ける羽目になって、 父と娘して茨城へ逃げて来るという冗談のような話です。
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