「ワイルド・アット・ハート」/アメリカ現代文学脚本の書き方
原作小説と映画脚本比較により脚本の書き方・成り立ちを探ります。ハリウッド脚本の極意、世界名作の秘密に迫ります。全体に「ねたばれ」の要素がありますので、要注意

「ワイルド・アット・ハート」文庫表紙 原作小説「ワイルド・アット・ハート」
   文春文庫  バリー・ギフォード 著 
           柴田京子 訳 
           1990年刊

         
「ワイルド・アット・ハート」映画ポスター アメリカ映画 1990年 
    監督・脚本:デイヴィッド・リンチ
    出演者: ニコラス・ケイジ、ローラ・ダーン

本作原作文庫
  本作映画チラシ





■脚本の書き方■
原作小説と映画脚本比較レビュー・インディスク


「亡国のイージス」原作福井晴敏
「宇宙戦争」原作H.G.ウェルズ「新コンテンツ」です。
「四日間の奇蹟」原作浅倉卓弥
「アビエイター」原作ジョン・キーツ
「オペラ座の怪人」原作ガストン・ルルー
「ハウルの動く城」原作ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「ターンレフト・ターンライト」主演:金城武
「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」 主演:ダニエル・ラドクリフ
「下妻物語」原作嶽本野ばら
「世界の中心で、愛を叫ぶ」原作片山恭一
「ジョゼと虎と魚たち」原作田辺聖子
「ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還」原作J.R.R.トールキン
「アイデン&ティティ」原作みうらじゅん
「精霊流し」原作さだまさし
「マッチスティック・メン」監督リドリー・スコット
「コンフェッション」原作チャック・バリス
「ソラリス」監督スティーブン・ソダーバーグ
「魔界転生」原作山田風太郎
「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」原作フランク・w・アバグネイル
「ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔」原作J.R.R.トールキン
「黄泉がえり」原作梶尾真治
「レッドドラゴン」原作トマス・ハリス
「マイノリティ・リポート」原作F・K・ディック
「ハリーポッターと秘密の部屋」J.K.ローリング著
「ザ・リング the ring」主演ナオミ・ワッツ
「アバウト・ア・ボーイ」原作ニック・ホーンディ
「タイムマシン」原作小説H・G・ウェルズ
「GO」脚本:宮藤官九郎
「ロード・オブ・ザ・リング」脚本ピーター・ジャクソン
「ハリー・ポッターと賢者の石」脚本スティーブ・クローブス
「PLANET OF THE APES/猿の惑星」監督ティム・バートン
「陰陽師」脚本福田靖
「ブリジット・ジョーンズの日記」脚本アンドリュー・デイヴィス
「バトル・ロワイヤル」脚本深作健太
「エクソシスト ディレクターズカット」主演リンダ・ブレア
「クロスファイア」脚本山田耕大
「ファイト・クラブ」監督デビット・フィンチャー
「共同警備区域JSA」原作小説パク サンヨン
「ナインスゲート」脚本:ジョン ブラウンジョン
「ハンニバル」脚本デビット・マメット
「ホワイトアウト」原作小説真保裕一
「リプリー」原作パトリシア・ハイスミス
「黒い家」脚本大森寿美男
「17歳のカルテ」主演ウィノナ・ライダー
「ISOLA多重人格少女」脚本水谷俊之
「シン・レッド・ライン」脚本テレンス・マリック
「魔女の宅急便」監督宮崎駿
「リング」脚本高橋洋
「コンタクト」監督:ロバート・ゼメキス
「L.A.コンフィデンシャル」脚本カーティス・ハンソン
「セブン・イヤーズ・イン・チベット」原作小説:ハインリヒ・ハラー
「さらば、わが愛 覇王別姫」監督チェン・カイコー
「バラサイト・イブ」脚本君塚良一
「耳をすませば」
制作スタジオ・ジプリ
「アポロ13号」監督ロン・ハワード
「マディソン郡の橋」脚本リチャード ラグラベニーズ
「ショーシャンクの空に」脚本フランク・ダラボン
「フォレスト・ガンプ」脚本エリック・ロス
「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」原作小説アン・ライス
「ジュラシック・パーク」原作小説マイケル・クライトン
「シンドラーのリスト」脚本スティーブン・ザイリアン
「イヤー・オブ・ザ・ガン」原作マイケル・ミューショー
「ダンス・ウィズ・ウルブズ」脚本マイケル・ブレイク
「レナードの朝」主演ロビン・ウィリアム
「トータルリコール」原作小説フィリップ・K・ディック
「レッドオクトーバーを追え!」脚本ラリー・ファーガソン
「ワイルド・アット・ハート」脚本デイヴィッド・リンチ
「ミザリー」原作小説スティーブン・キング
   「ダイ・ハード」監督ジョン・マクティアナン
「仕立て屋の恋」原作小説ジョルジュ・シムノ
「時をかける少女」脚本剣持亘
「ブレード・ランナー」原作小説フィリップ・K・ディック
「惑星ソラリス」監督アンドレイ・タルコフスキー
「犬神家の一族」原作小説横溝正史
「ゴッドファーザー」監督フランシス・F・コッポラ
独身映画ファンメーリングリストのご案内
独身社会人映画ファンML に入ろう!! [MLの詳細]
メールアドレス


デビット・リンチ監督・脚本のカンヌ映画祭パルムドール賞受賞作
「ワイルド・アット・ハート」

新作「マルホランド・ドライブ」でカンヌ映画祭の監督賞に輝くデビット・リンチが、
マルホを遡る10年前に
カンヌ映画祭パルムドール賞受賞を勝ち取った「ワイルド・アット・ハート」には
原作があります。

原作者バリー・ギフォードは1946年生まれ。
船乗りになったり、ギタリストをしてみたり、世界旅行をしたりの
ボヘミアン生活を送った人物だそうです。
「ワイルド・アット・ハート」の映画化権でせしめた金は、
すべて家の購入にそそぎ込み、あっという間にすっからかんになったとか。
この勝手気ままな作家が、これまた勝手気ままなデビット・リンチ監督と、
驚くべき事にふたりは気が合い、続編の製作を約束しあったそうです。
(ま、実現はしませんでしたが)

デビット・リンチ監督はまだ原作が本にもなっていない草稿段階で読み、
おおいに気に入り映画化権取得にのりだしています。
バリー・ギフォードはご機嫌で頻繁に撮影中のスタジオに出入りしたとか、
翻訳本のあとがきに書かれています。

どうせデビット・リンチ監督のことだから、
原作は名のみで、ほとんどオリジナルな脚本なのだろうと思っていましたが、
意外や映画版「ワイルド・アット・ハート」は原作小説をほどよく
なぞってストーリーを進めています。

これはセイラー(ニコラス・ケイジ)とルーラ(ローラ・ダーン)
のロード・ムービーです。
他にウィレム・デフォー 、イザベラ・ロッセリーニも出てます。
ストーリーのねたばらしをする代わりにこの2人がなんの役かは教えてあげません。(笑) 
是非ビデオをレンタルして皆さん自身の目で確認しましょう。

原作では2人は既に旅に出ています。
セイラーの恋人ルーラの母親マリエッタは、自分のボーイフレンド
でもある私立探偵のジョニーにルーラ達を探し出すよう依頼しています。
マリエッタは、
殺人を犯して保釈中のセイラーと一緒に出かけるなどもってのほか、
といきり立ちますが、
ジョニーによれば、殺人はルーラをかばってしでかしたことのようだ。

映画では、セイラーの殺人事件から始まっています。
セイラーとルーラが一緒にいるところに、
マリエッタに雇われた殺し屋がセイラーにナイフで斬りかかり、
逆に殺されています。
マリエッタはセイラーを誘惑し、相手にされなかったことを
逆恨みしているようです。
マリエッタの屈折した感情は映画独自のものです。
保釈されて出所したセイラーはルーラとともに車に乗って町を出ていきます。
マリエッタの追跡の手を逃れるために。とりあえずカリフォルニアを目指します。

本作品の原作比較レビューの続きは
まぐまぐプレミアム「映画VS原作本ストーリーダイジェスト」で発表します。サイトの維持、コンテンツの充実にご理解、ご協力をお願いいたします。
講読お申し込みはまず、まぐまぐプレミアムで
会員登録(http://premium.mag2.com/begin.html)をしてから、マガジンの購読を申し込んでください。購読は下記をクリック。


まぐプレバナー

トップページ(小説と脚本の比較レビュー)に戻る