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 トウモロコシ


    トウモロコシは地域によってはトウキビとも呼ばれ、北海道や熊本・阿蘇、
   富士山麓などの観光地では、屋台の焼きトウモロコシは、とても人気があり
   ます。

    比較的、痩せた土地でも栽培が出来る事から、世界でも重要な作物として
   広い地域で栽培されています。一本の茎に通常は二本のトウモロコシが成り
   ますが、栄養分や糖度を集中させて、より美味しいトウモロコシを作るために、
   一本の茎に一本だけを実らせている栽培農家もあるそうです。

    現在、日本で栽培されているトウモロコシの主流は、粒の色が二色になっているバイカラーのピーターコーンで、
   外皮が柔らかく食べやすいので人気があるようです。その他に、ハニーバンタムは、別名スーパースィートコーン
   と呼ばれるほどに甘味が強く、外皮が厚く、長持ちする品種なのだそうです。
    ハニーバンタムの改良種として、シルバーコーンと呼ばれる白っぽい外観のものもあり、ハニーバンタムより柔ら
   かいので、用途に合わせて使い分けると良いそうです。

    トウモロコシの糖分は、茎から収獲された途端にでん粉に変わってしまうという特性がありますから、早朝の最も
   
糖度が高い時間帯に収獲したものを素早く加工するのが、トウモロコシを美味しく食べるコツだそうです。
    トウモロコシの加工方法には、焼く、茹でる、蒸すという方法がありますが、茹でると甘味が抜けてしまいますの
   で、蒸して食べるのが一番甘味を逃さずにトウモロコシの美味しさを味わうことができるそうです。