たび日記

 2009年9月 福島(五色沼) 

     

1日目

 車中泊

シルバーウィークとあって,高速バスもかなり増発している様子。

明らかに小さなバスがやってきたな,と思うとそれが私の乗るバスだった。

3列シートじゃない…

これで同料金と言うのは,納得のできない…

隣がいるかいないかって,ものすごく重要なんですけどね…


2日目

  裏磐梯YH

郡山駅に到着。やはり少々寒い。

買い物をして,猪苗代まで列車で移動。だんだんと混雑してくる。

猪苗代からは,バスで五色沼入口へ。

荷物を背負ったまま,五色沼をめぐる本コースに入る前にビジターセンター周辺のこまこましたコースも歩き,本コースへ。

まだまだ紅葉には早く,たまーに色付いた葉がある程度だが,その代わりといっては何だが,いろいろ花が咲いている。
 


 
点在する沼は青かったり,エメラルドグリーンだったり,黄緑に近かったり,きれい。

コースもところどころアップダウンはあるものの,平坦なところが多く,

ぶらぶらと散歩するのにちょうどいい。

 
かなりゆっくりとしたペースで歩き,物産館内の休憩所で昼食。

このままバスに乗って宿に戻るのは早すぎるので,すぐ近くの桧原湖を見て国道に戻り,

事前に調べていた吊橋のあるコースを歩く。

いくつかのキャンプ場を通り過ぎ,人通りの少ないちょっと薄暗い道をひたすら歩く。

吊橋へ到着すると,突如,人の気配。

えっ?! このコースの入口で出会った女性2人…

ここへの道はいくつもあるわけじゃなかった。

キャンプ場の中をつっきったとか,どこかに近道があったのを見落としたのかもしれないが,

この2人に抜かされた覚えはない。いや,絶対に抜かされてはいない。

なんとなく腑に落ちず,気持ち悪く思いながら,ここで引き返すか,先まで歩くかを地図を見て考える。

が,先までと言ってもかなり距離がありそうなので,引き返す。

かなりのハイペースで歩いていたが,さきほどの女性が前を歩く気配もなければ,追いつくこともなかった。

やっぱり腑に落ちないんだけど・・・近道,どこよ???

バス通りに出ると,そのままその車道を宿方面へ向けてひたすら歩く。

さて,宿にそろそろ入ろうか,と思い,ふと気付くとリュックにつけていたデジカメがない!!

ひ〜デジ一眼のメモリーカードも入ってたんだよ。

ってことであわててきた道を戻る。

最後に買い物した店で聞いてみるも,ないと言われ,もう1件先に寄った店までひたすら道を見ながら歩く。

道に落ちていることはなく,最後の頼みの綱,買い物した店の人に聞いてみると,親切に店の中を探してくれたが,なかった。

諦め半分で,また道を見ながら歩いていると,誰かに呼び止められる。

呼び止めたのは買い物した店の隣の土産物屋の店員さんで,道に落ちていたデジカメを保管しているから見に来て欲しいと。

買い物した店の人が隣の土産物屋にも聞いてくれたのだろうか…

慌てて見に行くと,まさに私のデジカメ!

よかったぁ〜。お礼にそこでお土産を買い,また来た道を歩き,宿に入る。

まだ部屋には誰もいなかったので,下のベッドを確保。

お風呂に入ってゆっくりし,夕食。

星の少ないユースにしては食事も悪くなく,建物は古いが,まあ清潔にされていて,居心地は悪くはない。

夕食後はとにかく寒くて,布団にもぐりこんでいたら早いうちからウトウトしだし,寝てしまった。

 

3日目

  裏磐梯YH

グランデコへ。

バスは私ひとりしかいない。

ゴンドラで上へあがると,山頂辺りが紅葉しているのが見える。

ゴンドラ山頂から桧原湖の方へ下りていき,

車道へ出てバスで五色沼方面へ戻るというトレッキングコースがあるので,

そのコースを行く。

デコ平湿原までは少ないけれど家族連れなど,何人か歩いていた。

少し紅葉もはじまっている。

湿原を外れると,人の気配がなくなった。

そして,山道に。

でも,ゴンドラであがっているので,下りが多く,だいぶ楽。

展望がきく場所は少なく,ゴンドラ駅から1時間ほど歩いたところで,

百貫清水というポイントに到着。

小さな池をのぞくと,ふつふつと水が湧き出ているのがわかる。

その次のポイントは,30分ほどで布滝。

ここまでの道は下りだから良かったけど,登りだとさぞきついだろう・・・

登ってきてる人がいたけど・・・

滝から更に30分ほど歩くと,駐車場に出た。

ベンチがあったので,そこに座ってお昼。

親子連れが現れて,同じようにお昼を取っていた。

そこからバス停まではまだ吾妻川渓流探勝路という川沿いのコースか,林道を歩く必要がある。

どっちを行くか迷ったが,結局コースを選んで進んだ。

意外と歩きにくいコースだったのと,川沿いだけあって,虫が多かったので,こっちを選んだことを若干後悔。

人の気配が全くなかったのに,突然,釣りをする人が現れ,しばらくするとゴール。

運動場のようなところに出てきた。

そこまでは案内のカンバンがちょこちょこ出ていたのだが,そこからは何もなく,バス停もみあたらない・・・

とりあえず車道を歩いていると,遠くにバス停らしきものが見えてきた。

あー良かったと,近付くと…

なんと,消火栓って書いてある(ーー;)

そして,結局,バス停が見つかることはなく桧原湖沿いの車道をひたすら歩く。

途中でバスには追い越され,曽原湖まで歩いてしまった。

暑いし,舗装されてる車道だから足の負担は大きいし,結構お疲れモードに…

まあ,おかげで見ることができた景色とかもあるんだけどもさ…

とりあえず曽原湖を見て,休暇村からのバスの時間をチェックすると,まだ時間があるので,

もうあんまり歩きたくはない気分ではあったが,

レンゲ沼をまわるコースから中瀬沼展望台へ。

ここは磐梯山がとてもきれいに見え,疲れをおして来た甲斐がある景色だった。

展望台で少し休憩し,レンゲ沼を周るコースに戻り,休暇村でソフトクリームを食べる。

が,夕方になり,気温もさがってきていたので,寒くなってしまった・・・

休暇村からはバスに乗り,宿へ戻る。

コンビニに行こうかとおもったけど,もう本当によく歩いて疲れたので,休みたかった。

部屋でくつろいでいると,意外と早く,ひとりで磐梯山に登りに行った同室の外人さんが元気よく帰ってきた。

疲れたけどとてもよかったとのこと。

 

4日目

  車中泊

けっこういろんなコースを歩いたので,気軽に歩けて景色や花を楽しめる五色沼探勝路をもう一度歩くことに。

コースを往復して五色沼入口から猪苗代へ向かうか,物産館で買い物でもして,そこからバスで猪苗代へ向かうか迷っていたが,

物産館についた頃,まだ開いてなかったので,結局往復することになった。

途中,昨日磐梯山に昇った外人さんとすれ違った。

五色沼入口のバス停につくと,すぐにバスが来たので,慌てて乗ると,予定していたバスより1台早いバスだった。

そんなにすることないから後のでよかったんだけど…まあいいか。

とりあえず,猪苗代駅に到着後,観光案内所へ行って,周辺地図をもらう。

ワイン工場があるようなので,行ってみるが,ガイドマップにのせるような店ではなく,

店主が趣味でちょっとやってます程度のものだったので,すぐに出て景色を楽しみつつ,

猪苗代湖方面へ歩いてみた。

黄金色に色付いた田んぼやそばの花がきれい。

猪苗代の湖畔まで歩き,少し休憩してまた駅方面へと歩いて戻る。

そして,途中で見つけていた駅近くの小奇麗なお店で昼食をとる。

ランチを頼むと,お料理を食べた後にそばまで出て来るという,ものすごいボリュームだった。

お腹も満たされ,リステルにコスモス畑があるというので行ってみたが,

有料のハーブ園のごくごく一部にちょこっと植えられているだけで,それを目的にして行くのであれば,正直,価値はないものだった。

期待はずれで,あまり時間をとらなかったため,することがなくなってしまった。

今晩は車中泊になるので,温泉に入って汗を流していこうとも思っていたので,暇つぶしも兼ねて,早々と温泉へ。

露天風呂から猪苗代湖を眺めたり,かなりゆっくりしたけど,もともとあまり長風呂はできないので,限界がきて,出た。

スーパー銭湯のような休憩施設があるわけでもなく,とりあえず外に出るしかなかったので,

どんどん宿泊客が来る中,ホテルのロビーで猪苗代駅行きのバスを待たせてもらった。

私はこんなホテルにこんなハイシーズンに泊まれるようなリッチな生活はできないだろなーと思いながら。

かなり長い時間をロビーでまったりと過ごし,バスが来たので乗ると,他に乗客はなかった。

猪苗代駅からは今度は夜行バスの出る郡山へ列車での移動。

社内はかなり混雑していて,郡山まで立ちっぱなし,荷物背負いっぱなしで腰が痛くて倒れそうだった。

やっと郡山に到着し,お土産を買い,駅の中の店で食事を取りつつバスを待っていたが,駅の中野店なのに閉店が早く,

駅のベンチでぼんやりして待つ。

バスは行きとは違い,3列シートだった。

よかったーと思ったのもちょっとの間だけ。

前の席に座った男性の怪物のイビキに苦しめられることになった。

フルリクライニングして目の前に顔があり,イビキをかくのでたまらない。

あまりにうるさいので,何度も椅子をうしろから叩いてみたが,無反応。

だんだん怒りが大きくなってきて,しまいには椅子を大きく揺らし,起こそうとしたが,

一瞬目を覚ましたものの,すぐにまた怪物のイビキ…

私の隣に座っていた女性も何度も目を覚ましては,迷惑そうにしていた。

あんなものすごいイビキをかく人は夜行バスに乗ってはいけないと思うんだけど…

なんか今年は乗り物運が全くない。

目的の五色沼は良かったけど,なんだかもったいない過ごし方をした気がしてならないシルバーウイークだった。


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