1日目
今回の旅は礼文から。稚内行きの飛行機を待っていると、稚内の天候を知らせるアナウンスが……。
なんと、稚内の気温が30℃だという。思わず顔をしかめる。
稚内に到着し、飛行機をおりると……暑い!! いつものごとく、風も強い。
空港から、フェリーターミナルへとバスで移動。最終のフェリーで礼文へと向かった。
香深に着くと、桃岩荘のお迎えの声が響いていた。その横を通りすぎ、島の北部の宿へ向かう「ノースライナー」に乗る。この中でどのくらい星観荘に向かう人がいるのだろう?
着いてみれば、大半が星観荘のお客さんだった。
部屋に入り、荷物をいじったりしていると、すぐに夕食の時間になった。
途中で8時間組が帰ってきたので、食事を中断して出迎えた。みんな、かなり盛りあがっていた。
夜、外に出てみると、月が出ていなかったので、星がきれいに見えた。天の川も見えたし、流れ星も見れた。
外にいたら結構寒かったのに、部屋は暑くて、布団を蹴飛ばして寝ていた……。
2日目
今日はハイジの谷コースへ。1便で来た人を含めて3人で歩くことになった。
天気は悪くはないが、利尻はけむっていて、海岸線もぼやけている。ちょっと残念だ。
8月の礼文の花は、6月、7月と比べると、目立たない色のものが多い。
全体に花は少ない印象だが、ウスユキソウだけはピークを迎えているようで、群生地は一面ウスユキソウの花畑だ。
大きく見て、花のピークの時期は確かに過ぎているけれど、だからこそ、よく見て歩くような気はする。
ウスユキソウの群生地と、礼文滝の入り口の間で、この時期の花ではないはずの、オダマキがこそっと咲いているのを見つけた。
だいぶ滝に近くなってきた頃、背後で声が聞こえた。ふりかえると、きのう8時間コースを歩き、今日はレンタカーで周る、と言っていた4人組がこっちに向かって手を振っていた。
宿へ帰る途中、アザラシを見に寄り道。
少し遠いが、ぷかぷかと頭が見えかくれしているのがわかる。
宿に戻ったのが早かったので、スコトン岬にでも行こうかと思ったが、のんびりすることにした。
外に出てしゃべっていると、8時間の人達がスコトンに向かっているのが見えた。
しばらくすると8時間のゴール。
昨日もすごかったが、さらにものすごい盛りあがりだ。
夕食時もその興奮さめやらぬ……という感じで、「もうちょっと静かに……」と注意をうけてしまうほどだった。
3日目
今日は島抜け。何だか天気予報とは違い、あやしい天気。最終便でもいいのだが、1時過ぎの便で帰ることに決めた。
今日は桃尻を歩くことにしたのだが、私ひとりだ。寂しいなー、と思っていたら、1便で来た2人が一緒に歩くことに。
いやー良かった、良かった。
桃尻はハイジより少し花が多いように感じた。
でも、天気が悪く、霧も出てきてあまり良く見えないところが多かった。
桃岩展望台では桃岩が見えないほどの濃い霧だった。
香深に戻り、フェリー出航まで時間があるので、『ちどり』で食事をしていると、星観荘宿泊者、数人の姿が。
そのうちの2人は私と同じ便で島抜けする。
食事を済ませ、3人でフェリーに乗りこむ。荷物だけ置いて、デッキへ。
見送りの人達の写真を取ったりしていると、1人のカメラが海に!! すぐに拾おうとしてくれたのだが、カメラの姿は見えなくなった。落とした人はかなりのショックを受けていた……。
稚内に着き、2人の乗る列車の時間まで、一緒に『お天気屋』で時間をつぶした後、2人を見送って、私はモシリパYHへ。
星観荘→お天気屋&モシリパYH。去年も同じコースをたどったなー……。
4日目
車を借り、8時半頃出発。まずは宗谷岬方面へ。
今回の車は7月登録の新車。ラッキー!
宗谷岬は人がいっぱいだった。適当に放り込んだ荷物の整理だけをして、出発。
R238をひたすら走る。工事中の所が多い。しばらく走り、猿払の道の駅で休憩。
またしばらく走り、クッチャロ湖、ベニヤ原生花園へ。原生花園にはほとんど花がなかった。
次はふらっと北見神威岬公園、というところに立ち寄る。海の色がきれい。
広い駐車場があるのに、人はほとんどいなかった。
北見神威岬公園を出たあと、千畳岩にこれまたふらっと寄り、昼頃、道の駅マリーンアイランド岡島で休憩。
海水浴場がすぐそばにあるようだ。
道の駅を出ると、天気が良くなってきた。日が差し込んできて暑い。
次は日の出岬。ここからの海もきれいだ。
そして、オムサロ原生花園、コムケ原生花園、コムケ湖へ。
両原生花園とも、花は数種類咲いていた。
コムケ原生花園、コムケ湖は波の音だけが聞こえる静かな所だった。コムケ湖は鳥が優雅に羽を広げていて、時間がゆっくり流れているかのようだ。1日中、ボーっと過ごしてみたくなるようなところだった。
そして、次は今日の目的地、サロマ湖。
三里浜に向かって車を走らせていて、ふと、ミラーをみると、後ろからパトカーが!! 一瞬びっくりするが、別に私を追っ ているわけではないようなので、メーターには気をつけながら走り、三里浜へ。わりと人がいた。
三里浜から、サロマ方面に走っていると、道をまちがえて、サンゴ岬とかいう所に出てしまった。
でもこれが結構良い景色なので、車を止め、外に出ようとドアを開けて、すぐ閉めた。
アブの大群が襲って来たのだ……。
仕方がないので車の中から眺め、サロマ湖展望台へ向かった。
すごいダートを走り、やっと展望台のPへ。階段を上がって、展望台まであと一息、というところでつまづいてしまい、誰かに見られたか?!と、展望台の方に目をやると、見覚えのある顔が2人……。あ。星観荘で一緒だった……!! むこうも、つまづいてるのがいるなー、とこっちを見ていたらしく、お互いに「あーっ!!」
そして、私はまだ宿をとっていなかったので、2人が泊まる『さろまにあん』に泊まることになった。
5日目
朝から天気がイマイチだが、まずはチミケップ湖に向かう。
昨日、チミケップには『出る』という噂を聞いていたが、ひとりで向かう。
誰もいなくてシーンとしているのかと思って行ったが、キャンプ場があり、結構人もいたし、カヌーで湖に出ている人もいた。湖面にはうっすらと霧のようなものが。湖の水は透明で、周りの木々を写していた。人がいるわりに、静かだった。
キャンプ場の少し先にチミケップホテルがあった。とても小さな赤い壁のホテルだった。
ここに『出る』らしい。
次は神の子池。雨が降っていたが、カッパを来て車を出る。
今までに見たことのないきれいな池だ。水は透明なのに、青みを帯びて見え、池に沈んだ木には手が届きそうだった。
雨が降っていてもこんなにきれいなら、晴れていたらどんな風なんだろう。
神の子池をあとにし、裏摩周展望台へ。
そこに着いて驚いたのは、観光バスが入ってきていること。
ツアーのバッジをつけたオジサンやオバサンがたくさんいて、落ち着かない。
少し前まではツアーで来る人なんていなかったのになー。
摩周湖は霧で覆われていて、ほとんど見えない。
私は今まで、3回摩周湖を見たが、3回とも霧の『き』の字もないほどはっきりと見えていたので、『霧の摩周湖』は4度目にして初めて見た。良いのか、悪いのか……。
そして、次は、多和平へ。少し霧がかかっていたが、広大な牧場を感じることは出来た。
その後は、開陽台。開陽台は全く何も見えなかった。
この後、今日の目的地、霧多布に直接向かうか、寄り道をするか迷ったが、結局、寄り道をすることに決め、野付半島まで行った。野付半島の道路は竜神崎まで1本で気持ちのいい道だ。
竜神崎に着くと、まだ花が結構たくさん咲いていてきれいだった。
立ち枯れの木が並ぶ、ナラワラに寄り、霧多布へと急ぐ。思ったより早く到着した。
霧多布の気温は16度しかなく、少し寒いくらいだった。
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