ご覧いただく皆さまへ     曽我なぎさ


このたび当サイトを運営させていただくことになった曽我なぎさと申します。東京の大学で国文学を講義しております30代の若輩ものです。

前サイト運営者の渚美智雄さんとのご縁は、「映画コーナー」や「リーガルエッセイ」を担当されていた安藤佐和子さんのご紹介でした。安藤さんは私の叔母にあたり、人生の先輩として私のメンター役なのです。

「渚美智雄さんという、ちょっとヘンな人がやってる面白いサイトがあってね・・・」。そんな何気ない一言が当サイトとの運命の出会いとなったのですが。

昨年の暑い夏の日のことでした。安藤さんと私と三人で東京のビアホールで暑気払いをしていた時、突然、渚さんから、来年からサイトの運営を引き継いでほしいと言われたのでした。「もう歳だしね・・・小説の執筆に専念したくなったんだよ」と言われ、酔いも手伝ってOKと言ってしまったようなんです。覚えていないんですけれど、ワタシは(笑)

そんな経緯で今回から私の手作りのサイトにイメージチェンジさせていただきました。だいぶカジュアルなビジュアルに変わって驚かれたと思いますが、サイトの中身は今までと変わりなく、“自由人たちの文集”です。思えば、このサイトは30年近くも前に【横浜なぎさ書房】として渚美智雄さんが創設されたものです。当時の渚さんのお友達たちの自費出版書籍を販売するEC機能をもったものでしたが、多少、男性週刊誌風だったようです。その後、経営ジャーナリストの荻正道さんが参加されて一転して硬派のサイトに変身し、名前も【なぎさ政経倶楽部】に変わりました。

今回、三度目のイメージチェンジで【なぎさエッセイ倶楽部】と改名させていただきましたが、編集方針は基本的に変わりません。渚美智雄さんには連載小説をお願いし、荻正道さんには社会派のエッセイを続けていただきます。そのうえでですが、私の教え子たち若い世代から新しい書き手も発掘し、時代に即して内容を充実させていければと思っています。

どうぞ皆さま、新しい倶楽部にこれからもお越しくださいますように、よろしくお願い申し上げます。

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