あとがきに代えて
一刻一瞬
ひととき・ひとせつな
春は旅立ちの季節。象徴する場所と言えば、駅のホームでしょうね。見送る人もいれば、ただ一人静か発っていく人もいます。そんな人にも、声をかけているようなのが、この信楽焼の狸。“元気で行ってきなよ・・・”“あっちの暮らしに疲れたら、いつでも帰ってきなよ・・・”。そんな言葉を一人ひとりにかけているような気がします。それぞれの旅立ちが幸せなものでありますように。(写真・文 曽我なぎさ))