この映画は,内容だけでなくて,いろいろな意味でBeanに影響を与えてくれた
映画でした。
この映画を見て初めて映画館の音響効果に感動しました。映画は出来るだけ家で
はなく,映画館で見たいと思うようになったのはこれ以降です。
また,DVDの面白さに驚かされました。
特にDVDに収録されていたメイキングと未公開シーンは印象的で,未公開シー
ンについては監督自身の解説が施されているのがとても良かったのです。
未公開シーンを見ると見ないではずいぶんと映画の印象が変わるものだと思い
ました。
特にBeanが重要だと思った未公開シーンは,テリーサがギャレットに謝罪の電話を掛ける
シーンについてでした。
本編ではテリーサの家にギャレットが遊びに来た時,ギャレットが棚にしまっ
てあったボトルに気付いて,大喧嘩になってしまいます。その後ギャレットは家に戻り,キャサリンの書いた絵をキャサリンの実家に返
し,キャサリンが亡くなってから造るのを辞めていた船の製作に再び取り組む
ようになります。
しかし本当はギャレットが家に戻った後「テリーサがギャレットと出会うこ
とになった本当の理由を明かさなかったことについて謝罪の電話をする」という
未公開シーンがあるのです。
その電話でギャレットは,テリーサを責めるわけではなく,逆にキャサリンの
書いた手紙が見つかったことを感謝していました。またその手紙をキャサリン
の実家の家族に見せることで,誰もがキャサリンの本当の気持ちを知ることが
できたと言っているのです。
監督によれば,テリーサが謝罪の電話を掛けたシーンを本編から削除したの
は,謝罪のタイミングが遅すぎるからとのことでしたが,Beanは逆にあった方
が良かったのではないかと思いました。
というのも,この未公開シーンを見てから物語に対する考え方が変わったから
です。
Beanにとっては,本編だけではギャレットが絵を返しに行った時にキャサリン
の実家の母親が居留守を使った理由や,船の製作にキャサリンの兄も加わるよ
うになったという理由が,あまり明確で無いように思っていたからです。
未公開シーンについて,監督が実際に説明をしているため,どんな思いで映画
を作成していたかがよく伝わって来ました。
ですから,本編だけではなくてそういった未公開シーンや,撮影で工夫を凝ら
した点がよく分かるメイキングシーンなどを見ることもまた映画に対しての考
えが深まるといった意味で,いいものだなぁと思ったわけです。
●鑑賞日
02/23/1999 @ Edwards Irvine 21
11/23/2000 @ Home (DVD)