Carnegie Hall

1993/7/6

真梨子さんにとってCarnegie Hallでのコンサートは、「ひとつのコンサートであった。」というふうに平常心で臨んだコンサートである。
しかし、橋真梨子である。稀代のヴォーカリストとしての存在を存分に発揮された。

真梨子さんは、海外公演は、ロンドン、香港でも1日のみである。
だからこそ、ニューヨーク色彩(いろ)のコンサートなのだろう。
ランチクルーズでの写真を、ある方からいただいた。
今思えば、参加したかったコンサートである。

88年にニューヨークの五番街を歩いたことがある。昼前に女神の元に赴き、夕方、摩天楼から女神を遠くに見つけたとき空気の層の違いによって、光の屈折や反射が異なるのだろうか・・・・
本当に、摩天楼のビルの光が女神の涙のように煌めいていたのである。
もちろん、真梨子さんの曲「想い出のSENZALA」や、MELLOWLIPSのコンサートを思い出していた。

コンサートは、クラシックホールがそうであるように、音のチューニングが難しいホールであった。  Sincerely  THANKSなど、カーネギーならではの真梨子さんの笑顔が見られるコンサートである。







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