Couplet

1994

1994/10/2

Woodwind と Sax は真梨子さんとお父さまとの共演という感じである。

(補注/もちろん、このとき後にUnforgettableで、真梨子さんがアルトサックスで演奏されるとは思いもつかなかった。ナット・キング・コールと娘ナタリー・コールのデジタルリマスターによる共演が話題をよんだように、実は真梨子さんにも自然な流れが訪れている。)

一見派手な感じなのだが宮本大路さんの控えめなSaxがよい。もっとストリングスやアコースティックなsoundを取り入れてくれるとグーンとよくなる。
曲を歌うのであって、Singerの感情を押し付けるのではないそういう歌い方をしている。今日はのっていた。気分よくBrown Joeを歌っていた。

歌い慣れたら、『浪漫詩人』は、bestである。


相変わらず、Sincerelyは、余裕があつてすごく安心して聞ける。

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このように、コンサート日記を回想していくと、何年も前に今のコンサートの伏線のようなコンサートがあることがわかる。MCをはさんで、「浪漫詩人」と「グランパ」というのも13年前なら許される並びである。

1994/10/2東京厚生年金会館

夕暮れにルージュ
Moon Tree
桃色吐息
そっとlovin’ you
ヒラヒラ淫ら
浪漫詩人

グランパ
ジュン
Old Time Jazz

遥かな人へ
素足のボレロ
泣かせないでよ
陽かげりの街
stop my love
はがゆい唇

Brown Joe
Sincerely
for you...
そして愛は

コンサートのコンセプトがよくわかる曲順であり、特にラストの4曲の並びは、すごすぎるこのツアーは6ヶ月の短期のものであった。

CD VICL558

ct VITL131

ビクターエンタテインメント株式会社

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