想い出のSENZALA
真梨子さんが初めて NewYork を訪れたのは1985年の7月中旬である。
銀座山野楽器の写真展(2000年3月)でも、お母様と3人でリムジンから降りたあとの写真があった。
この旅は、当時のあるクレジットカードのCMフィルム撮影の仕事であった。
MELLOWLIPS発売直後の9月、FM東京で特集番組がありこのときの真梨子さんの話がずっと
印象に残っている。このようなお話だった・・・・・
『ニューヨークについて、ずっと天候が悪くて撮影が順調に行かなかったのです。
そしてようやく晴れ間がのぞいたときに結構まとめて撮影しました。約1週間の予定でしたので
撮影場所とホテルとだけの往復で、いよいよ帰国が近づいたある夜に、サルサが流れるレストランに行きました。SENZALAといいます・・・・・・・・』
ぜひ皆さんには、ここで『想い出のSENZALA』を聞いていただきたい。
MELLOELIPSコンサートバンフに
掲載された、初めてのニューヨーク
のスナップ写真
THE BIRD CORPORATION
CFでは、フォローウィンドをバックにこの衣装で街並みを歩かれた。
さて、続けよう。
『そのSENZALAには、現地のコーディネーターの方とヘンリーさんと3人で行ったんです。ふと、昔話になって、その方の離婚した奥さんの話になり、つい・・・いまでも好きですか?って聞いてしまったんですね。そして、しばしの沈黙の時間が流れて・・・・「ええ実は」と彼は・・・』
というエピソード(実は続きがあるが音声と文字表現は印象が異なるのでここまでの記述にします。)に基づいている。
つまり、一般化された曲のような印象だが実は、すごく身近な曲なのだ。
Hey ,Mr Lonely 朝まで語ろうよ 時がたてば不思議に 消えて行くもの・・・・
「想い出のSENZALA」は、TBS 86/2/22でオンエアーされた「合言葉は音楽気分」での映像だけに残っている。
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帰国の途についた真梨子さんは
あるどんよりとした街を見ることになる。
まだ、ニューヨーク直行便がないころは、必ず降りたエアポートである。
アラスカ・アンカレッジ
そして、この旅が名曲
「迷い鳩のように」を生む旅となる。
THE BIRD CORPORATION