さよならから

Sweet Journeyに収録

アルバムtwo for nneに収録されている、far awayは、鳥瞰図的な視点で大きく生の畏敬をとらえる素晴らしい楽曲である。1999/7/15に私は、こんな投稿をしたので一部加筆し再録する。別に、far awayを批判するのではなく、この曲あればこそより引き立つという話である。

それが、「さよならから」である。
この曲は、リリース当時、北海道電力のCFのバックで使われた。
本当に白い北海道の冬、TVの画面に、炎がひとつ映し出される。そして、真梨子さんの声が「愛は熱く」と流れてくるのである。

私の考えは、この2曲は「対」である。他の箇所でも、私は対という言葉を登場させている。それぞれの楽曲の素晴らしさが、より相乗効果で輝いていくという意味での「対」であって、1/2同志ということではない。

(さよならから)   (far away)
 
愛は熱く  
愛は遠く


愛は熱く
夢見た頃のまま

far away さよならを

貴方に云えなかった

far away 寂しくても
貴方を 愛してる

実は、お聞きいただいた方にはお分かりかも知れない。
メロディラインが似ているのである。もちろん、偶然の空似であろう。しかし、そのもつ大きな愛の力
を表現するには、このメロディラインが呼び寄せたと私は思っている。
そして、あえて言えば、重ねて聴きたい曲である。

two for nne赤い愛は、炎の赤なのである。
そして、人のこころに灯をともす真梨子さんの歌の力なのである。

なかなか、突然、楽曲の名前を出されて、とっさにどのアルバムと思い出すのに時間がかかるかも知れない。それくらい、真梨子さんの楽曲は数も多いし、語り尽くせない。ぜひ聴き込んでください。










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