Sweet Journey
sentimental journeyに対してなのだろう。甘美な感覚とhappy endまでの恋の行方、道のりという感覚のタイトルである。
いきなりSummer Moonで、真梨子さんにとっての特別な存在の「月」が出てくる。
貴男は Goodbye
私は Love you
むずかしい恋の行くえ
夏は過ぎてくわ lonely heart
と失恋の曲で始まる。 ちょっと古めかしい言い回しだが、
Sweet Heart と表記すると、これは恋人を示す。このへんにも、タイトルへの伏線がある。似たタイトルを2008年にわれわれは体感する。
流れる は私には評することができない曲。
追憶のBlue CRY カイロから来た男 航海のヴァドゥーラ
と異空間に誘うが、実はほかのアルバムと較べてもうひとつずっしりと来ない。その理由はよくわからない。感覚である。
ただ、Midnight Christmas Eve の
イントロダクションの綺麗な響きが印象に残る。
さよならから・・・は別掲の通り、far away につながっている。
もしかしたら、この段階でNEW YORKへの新しい旅が予定調和されていたのかも知れない。