13: 「食の花」を終えて

今年もよろしくお願い申し上げます。
 2002年になってはやひと月がたちました。 ここにきてホットしているところです。 
 1月26日に 食の花 「明月楼のお座敷あそび」 をおかげさまで無事終えることができました。 
 いろんな方にご協力いただいたり 自分たちで準備することや段取りがあって 1月中はほとんど頭の中は いっぱいいっぱいでした。 まあ、実際大変だったのは主人のほうですけれど…。 何しろ初めてのことだったので やってみなくちゃわからないというところはありました。 し・か・し いろいろ考えたり あーだこーだとためしたり やっぱりおかしいと不安になったり また自信を持ったり そんな過程がわたしたちには貴重な経験となりました。 講師に来て頂いた 太鼓持 あらい さんは何年か前にお客さんと来られてお会いしたことも宴会芸を見せていただいたこともありました。 なので わたし自身も楽しみにしていました。 こうして準備を進め 当日を楽しみにして でもときどき胃が痛くなったりして 無事本番当日をむかえ お客様にはよく笑い おいしく料理を食べていただき お座敷あそびに興じていただけたのではないかと思っております。 「あそぶ」ということにこだわって 料理 器 空間を考え 気持ちも楽しくあそんでいただく。 それでこそ 料理もおいしいというものですよね。
 本当に たくさんの方々にご協力いただいて終えられましたこと感謝して御礼申し上げます。

 ps  お手伝いして頂いたお姉いさんがた( 接待さん)も自分の献立表にカナをふったり いろんな説明をおぼえたり いっしょうけんめいでした。
 なんともほほえましい明月楼の1日でした。










14: ひなまつり

 先週はまだ雪が降っていて とても寒かったのですが このところ春に近づいているなあと感じられる日が続いています。 そしてもう ひなまつり です。
 わたしが子供のころ このあたりのひなまつりは ひと月遅れの4月3日に祝われました。 わたしは誕生日が4月2日なのでいつもおひなさまといっしょにお祝いをしました。 おひなさまを飾ると 祖母がいつも鯛や野菜をかたどった金花糖を買って届けてくれました。 籠に盛られた金花糖がとても色あざやかでした。 長い間 食べていないですねえ。
 我が家は息子2人なので 段飾りはありませんが お店にかわいい小さなおひなさまを飾ります。 春になるんだなあとやっぱりうれしくなります。 今年は 祖母を思い出しながら 箱からだしました。









15: 春爛漫

 今年の春は 本当に早くやってきました。 も3月中に咲き始め4月に入ると散り始めました。 でも今年の桜は花がいっぱいついていてとてもきれいだったとおもいます。 椿山吹シャガ、と店のまわりは順番に花が咲き まさに春爛漫です。 もみぢの新芽も出そろい うす緑がすがすがしい面持ちです。 こおろぎばしへの坂道を降りてくると 緑の香りでむせ返るような気がします。 ところで この時期から夏にかけて 晴れた日の日暮れ前ほんの30分くらい あたり一面「緑の世界」になること知りませんか。 お部屋から川の方を見ると対岸の緑とあいまってか 空気も何もかもが緑に染まったように見えるのです。 不思議な時間です。 なつかしいような 映画を見ているようなそんな感覚になります。 わたしの大好きな景色です。 ちょうど お客様がいらっしゃるときは必ずお教えします。 今年もそんな季節がやってきました。 うれしい!
 2、3日前から 藤の花が咲き出しました。 うす紫色がこれまた美しい!!
みなさんにも 見せてあげたい。
                  



客室から望む藤の花

















16: 夏休み

 暑い暑い夏が そろそろ終わろうとしています。「夏を惜しむ」という言葉はないそうです。でも 今年は 本当に猛暑でへとへとでしたが ここ2,3日涼しくなると ほっとする反面ちょっと寂しく肩の力が抜ける感じがします。
 この夏は 息子の高校野球の応援から始まりました。県予選の3回戦までの3回だけでしたが とても熱くとても楽しい日々でした。自分の高校時代の部活を思い出し それ以上に盛り上がりました。
 夏は いつものことながら家族連れや若い人が多いのですが、川風の通る玄関でお茶を飲んで気持ち良くゆっくりされていきます。「お盆におばあちゃんの家に行った時みたい。風の通る縁側って こんな感じやった。」と言って友達同士話している娘たちもいました。こちらもほのぼのとしてきます。
 そんなこんなのうちに 夜になると秋の虫が鳴くようになってきました。今年の夏は 私には心身共に熱い夏でした。
















17: 赤とんぼ

 本当に透き通るような青空、秋晴れの日に 少し期待して窓から川を眺めると 今年も見つけました赤い小さな と ん ぼ。びっくりするほどいっぱい飛んでいます。青く光る空に赤とんぼ、毎年この景色を見て秋になっているのを実感します。
 ずっとずっと前にやはりいっぱいの赤とんぼが飛んでいる中にいたことがありました。高校のグラウンドです。放課後 部活動をしている時すぐにでも 何十匹も捕まえられると思うほどの数でした。
 秋のこの時期 青い空にいっぱいの赤とんぼを見つけると きまって高校時代を思いだします。見る場所は違っていますが 空と赤とんぼはあのときと同じです。なつかしい気持ちで眺めています。
 そろそろ赤とんぼの数も減ってきました。これからは 紅葉の季節をむかえます。