My Favorite Comics
お気に入りのコミックスと戯言・・さら〜っと読んで下さい。
「おしゃべりな瞳」 陸奥A子 | |
集英社 りぼんマスコットコミックス |
いつものように一緒にお喋りをして・・、 いつものように一緒に街を歩いて・・。 でも、どこかが違う。 そんな、ちょっとした不安・・。 それは誰でも持っている事だけど、時としてどんどん進化してしまう。 誰でも有りがちなすれ違い・・。 青春時代にはもちろん「恋の駆け引き」なんてないんだよね。 だから、ちょっぴりセンチだし、ちょっぴりキュート。 乙女チックなこんな話・・たまにはいいかな〜♪ りぼん 昭和51年2月号掲載 |
「シシイ・ガール」 池田さとみ | |
小学館 フラワーコミックス 全3巻 |
本来の自分を偽る事ほど、悲しい事はない。 いくらそれによって成功を得たとしても、 それ自体が偽りそのものであろう・・。 人と言うものは自分自身に素直に生きる事が一番なのである。 だけど、時として自分を偽らなくてはならない時があったとしたら、 僕はどのような心理状態に陥り、それによってどのような行動をとるのか・・。 本来の自分を偽ってスターになった奈智亜・・。 彼女には・・失ったものと得たものを比較する事が出来るのであろうか・・。 ちゃお 昭和56年〜 |
「エイリアン通り」 成田美名子 | |
白泉社 花とゆめコミックス 全8巻 |
「この世で一番大切なものは 目で見えないもの 手では触れられないもの 言葉では語れないもの だから、みんな迷うのだけど・・・ それは目で見えてはならないものなんだものね・・・」 2話の終りにジェル君が呟いたこの言葉・・。 これが、この話の全てを表わしている部分であり、 一貫して作者が伝えたい部分だと思う。 それは僕自身も同様に感じている部分であり、 究極の部分なのではないのだろうか・・。 ララ昭和55年12月号〜昭和59年7月号 |
「あずきちゃん」 木村千歌 (原作 秋元康) | |
講談社 コミックスなかよし |
昔から所謂「美人」は苦手であった・・。 それはこちらが負い目を感じていた訳ではなく、 ただ単に気分的な問題なのである。 そうなると、いつも好きになる娘は「普通の女の子」。 それも・・クラスの中では埋没してしまいそうな娘が好きだった。 マンガの世界でも、普通の娘がモテモテと云うのは日常茶飯事。 この主人公「あずきちゃん」だって、その例外ではない。 ただ違うのは・・一途じゃないって事。 転校した行った彼がまた戻ってくると、今の彼と天秤にかけるって事、 僕には理解出来ないんだけどなぁ〜。 なかよし1992年8月号〜1997年4月号 |
「翔んでるルーキー!」 湯沢直子 | |
集英社マーガレットコミックス 全12巻 |
ミュンヘンで、男子バレーが金メダルを取った時の事をよく覚えている。 猫田、森田、大古、南・・、本当に興奮したものだ。 学校でも、休み時間にバレーの真似事をしたりした。 ちょっとしたブームだったと思う。 でも、それ以来・・男子バレーは徐々に下降線を辿っており、 今や世界ではBクラスの下と言っても良いぐらいだ。 しかも、女子バレーも同様の状況・・。 槙原、桑名、浅尾、衣笠・・そしてノン。 彼女等のいる全日本が本当にあったら、 笑いと感動を与えながら金メダルを取れるのだろうけどな〜。 週刊マーガレット 1978年〜1981年 |
「綺羅星」 さべあ のま | |
朝日ソノラマ サンコミックス 「地球の午后三時」収録 |
思い出せば、幼稚園から今までいろんな人達と巡り会った。 とても仲の良かった人やそれなりの人・・。 でも、いつの間にか・・知らず知らず遠い存在になっている。 環境が変われば仕方がないのだろうけど、 その時点では・・ずっとこのままで居れるって思っていた筈。 ユーミンの「悲しいほどお天気」がずっとBGMとして流れるようなこの話。 切なくなるような女子高校生達のお話。 これって、男子でも根本的には同じなんだよね。 1982年プチフラワー7月号掲載 |
「空の色ににている」 内田善美 | |
集英社 ぶ〜けコミックス |
目に見えるもの・・頭で考える事・・、 それを同じ視点で共有出来る人が居たら素晴らしい事だと思う。 あらゆるものに対して同じ思考を持ちえる相手・・。 それが、理想の相手じゃないのかなと思っている。 ひとときの共有だけなら・・過去にもあった。 だけど・・全てがとは、なかなかいかないものだ。 時の流れと共に徐々に「ずれ」が生じてしまうのである。 「蒼生人と浅葱」・・これからもあらゆるものに対して、 同じように慈しみ・想っていくのだろうか・・。 ぶ〜け1980年8月号〜11月号掲載 |
「Kiss+πr2」 くらもちふさこ | |
集英社 文庫(コミックス) |
人に対して・・素直になる事は難しいと思う。 どうしても・・何処か判らない部分で違う自分を出している。 時々、どれが本当の自分なのか判らなくなるくらいだ。 もっと素直になりたい・・。 そして、あるがままの自分として・・人と接したい・・。 だけど、やはり・・何故か・・違う自分が顔を出して来る。 女性に対しても・・昔から、いつもそうだった・・。 だから、素直に自分を出せる相手に憧れていた。 そう、この「葵さん」のような人がまさにその人かな・・。 別マ1986年7月号〜1987年1月号掲載 |