MONTHLY SPOT
過去の記録 Vol.1
(2000年8月〜2002年12月)
2002年12月
DAY and NIGHT |
織田哲郎 & 9th IMAGE |
かなり昔になるが、1980年9月に発表された織田哲郎のリーダーズアルバム。 この時期の織田哲郎はまだ無名同然。 しかし、曲のクオリティーはもちろん、迫力は充分に凄い。 メンバーは・・、VOCAL:織田哲郎 GUITAR:北島健二 BASS:松井恒二 DRUMS:小沼俊明 KEYBORDS:難波弘之 KEYBORDS:鈴木JUN1 SAX:古村敏比古 特に、現FENCE OF DEFENSEの北島健二のギターは一聴の価値はあるし、 鈴木JUN1のビル・ペインばりピアノもカッコいいの一言。 後の彼の作品・・ TUBE「シーズン・イン・ザ・サン」 B.B QUEENS「踊るポンポコリン」 相川七瀬「夢見る少女じゃいられない」を予感させるような熱い一枚。。 で、これに入ってる「Sparking Love」は・・、 その昔CMソングだった気がするんだけど・・思い出せない。。 それにしても・・織田哲郎って歌上手いなァ〜。。 |
2002年10〜11月
The Definitive Collection "Time In A Bottle" |
Jim Croce | 1973年7月20日・・、 ツアーで移動中の飛行機事故で死亡したジム・クローチ。 30歳と云う短い人生と音楽生活。 そんな彼の魅力が詰った2枚組のベストCD。 人間味に溢れ、素朴な音と歌声・・。 それは心に染み込み、温かく感じる。。 タイトル曲の「タイム・イン・ア・ボトル」を一度聴いて欲しい。 悲し過ぎる程・・心に染みる曲だから。 彼の音に初めて接したのは大学時代・・。 寮の部屋でひとり、よく聴いたもの。。 勉学の事、クラブの事、友人の事、好きだった娘の事。 ジムの曲は当時の良き想い出。。 |
2002年9月
ぼくのパラサイト |
伊藤多賀之 | 8月31日・・伊藤君の26回目の誕生日に発売されたセカンドCD。 CDショップに入荷したのは発売日の一週間後・・。 さすがインディーズ物である。 今回のCDはアップテンポの曲が目立つ。 アコギ1本での弾き語りがないのも寂しいし、 伊藤君の陰部分も好きな私にとっては少し不満だが、 その部分を補うだけの“楽しさ”がある。 1曲目の「そぼろババア」から続く3曲を聴いた時に期待を充分満たしてくれた。 ラスト曲の「月の裏側」・・切ないなァ。。 2002年8月31日発売 伊藤君オフィシャルサイト「モミネコ」→http://www.momineko.gr.jp/ |
2002年8月
HULA LE'A (Hula Songs) |
Omnibus CD | ハワイの情報誌「フラレア」が選曲したオムニバスCD。 ケアリイ・レイシェル、ロビ・カハカラウ、テレサ・ブライト、ハパ・・etc. 次から次へと出てくるアーティストとその楽曲の素晴らしさ・・。 しばしの間、部屋中にハワイの風が吹いているよな感じがする・・。 僕にとってこのCDはこの夏の定番となってしまった。 ジムで体を動かした後・・シャワーで汗を流し、このCDを流しながらジーマを飲む・・。 これは僕なりの楽しみ方なんです・・(^^ゞ 2002年1月発売 |
2002年6〜7月
EXTRA TEXTURE (READ ALL ABOUT IT) |
GEORGE HARRISON |
僕にとって、発売当時から色褪せないこの1枚・・。 いつもの様に参加メンバーの素晴らしさは特出したものがある。 特に、1曲目の「YOU」と3曲目の「THIS GUTAR」はお気に入り。 YOUでは・・、 Drums-Jim Gordon/Jim Keltner、Bass-Carl Radle、 Piano-Leon Russell、Sax-Jim Horn と云うメンバーで期待出来るように、スワンプ・ロック風味付け。 THIS GUITARでは・・、 天才Jesse Ed Davisのスライドギターが素晴らしい。 早世した彼の事を思うと、感慨深いし・・事の他残念だ。 Devid Fosterがストリングアレンジ等で大きく関っており、 その為か、一般的にはAORと云う印象が持たれているようだ。 また、LP盤のジャケットではタイトル部が刳り貫かれており、 その部分から内ジャケのジョージの顔が見えるのが何とも言えない・・。 1975年作品 |
2002年5月
UKULELE HAWAIIAN STYLE |
山内“ALANI”雄喜 | ウクレレの音色はとても素朴である。 それは、時には囁きのようにも聞こえる・・。 ハワイアン・スラック・ギターの第一人者の山内氏による ウクレレ・アルバム。 特に2曲目、スラック・キーとウクレレのアンサンブルは見事。 また、全編を通して・・、 様々な種類のウクレレとテクニックが聴けるのも嬉しい。 僕にとって、ハワイアンは季節を選ばず、心を和ませてくれる、 最高級の癒し系音楽である・・。 1999年 RESPECTレコード |
2002年3〜4月
VOL 1 |
TRAVELING WILBURYS |
ジョージ・ハリソンのレコーディングから生まれたスーパーバンドのCDが、 輸入盤ながら復刻してくれた♪ 契約会社の関係上、仮名でクレジットされてるが、ジャケの写真を見たら一目瞭然(笑) と云うメンバーは下記の通り・・。 Lefty Wilbury - Acoustic Guitar, Lead & Backing Vocals - Roy Orbison Lucky Wilbury - Acoustic Guitar, Lead & Backing Vocals - Bob Dylan Nelson Wilbury - Guitars, Lead & Backing Vocals - George Harrison、 Otis Wilbury - Keybords, Guitars, Lead & Backing Vocals - Jeff Lynne Charlie T. Jnr - Acoustic Guitar, Lead & Backing Vocals - Tom Petty また、サポートとしてJim Keltner - Drums、 Jim Horn - Saxophone の二人が入ってるのが嬉しい! 音的にも70年代を彷彿とさせてくれる・・。 いくら語っても語りきれない・・そんな想いが溢れる1枚。 ロイ&ジョージ・・、 今は亡き彼等の声を聴く度に熱くなるものが込み上げて来るのは皆同じだろう・・。 1988年発表 |
2002年1〜2月
A NEW WORLD RECORD |
ELECTRIC LIGHT ORCHESTRA |
僕のELO体験はこのレコードから始まった・・。 当時、中学生でハードロック大好き少年だった僕にとって、 ストリングスを多用したサウンドに驚きを感じ、新鮮に感じたものだった。 ELOの人気を決定付けたこのアルバム・・。 3人しか居ないストリングス奏者の音を幾重にも重ねたサウンド。 哀愁を帯びたコーラスとポップなサウンド。 どの曲をとっても一級品である。 僕個人としては・・、 ジェフ・リンは最高のポップサウンド・クリエーターだと思う。 1776年作品 |
2001年12月
Candlize | 矢井田 瞳 | 最近の女性ミュージシャンの中では最もハートに触れる存在・・。 このセカンドは1枚目よりも音楽性において完成度は高い。 最新シングル「Buzzstyle」やヒット曲「Look back again」 「I'm here saying nothing」はもちろんだが、 今回リメイクされた「Over the distance」は絶品の出来! バックに流れるストリングスの調べ・・見事である。 この曲を聴けるだけでも、このCDを買う価値はあると思うのは・・、 僕だけなのだろうか・・。 2001年10月31日発売 |
2001年10〜11月
ハト以上ヤマバト未満 | 伊藤多賀之 | 昨年12月末に解散した「ブリーフ&トランクス」伊藤君の復活第1弾。 まず、驚いた事は・・、 「新田一郎氏」の力がなくても、これだけのCDを作れたんだ・・って事。 (伊藤君、ごめん・・m(__)m) 全ての詞・曲・歌・演奏・打ち込み等をこなし、自分一人の力で作った・・、 これが本当に意味での「等身大の伊藤君」なのであろう。 曲そのものの完成度もかなり高く、アレンジもバッチリ・・かな・・。 愉快で楽しく、時には切なく・・、 そんな伊藤君の世界が生き生きと表現されてます。 2001/9/15発表 伊藤君オフィシャルHP(MOMINEKO HP) http://www.momineko.gr.jp/ |
2001年9月
ミス・ユー・アマミ | RIKKI | 奄美の歌姫と言われる「RIKKI」の5枚目のアルバム。 FF]のイメージソング「素敵だね」で有名になった彼女だが、 やはり島唄が一番の本領発揮の場であろう。 透明感のある声と島唄の持つ独特の響きは心を温かくする。 このアルバムは奄美の島唄はもちろん、 沖縄〜韓国〜インドネシアとワールドミュージック的な選曲。 ギターはハワイアン・ギターの名手「山内・アラニ・雄喜」氏。 “東崎”で響くハワイアンのフレーズは心を和ませる・・。 1998年作。 |
2001年8月
LEVEL HEADED | SWEET | 僕の永遠のヒーロー“SWEET”がとうとう復刻盤としてCD化されました。 しかも、一番好きな「LEVEL HEADED」です! と云っても、日本盤ではなくアメリカ盤ですが・・(^-^; このアルバムは、幾つかあったSWEETの分岐点の中では、 一番大きな特徴のある1枚であり、最高傑作と言われてます。 アメリカ風の味付けはしてますが、根底はやはりブリティシュ! 哀愁を帯びたメロディーラインとコーラスの美しさは素晴らしいものがあります。 特に「Fountain」と「Love is like oxygen」は SWEETの中でも名作の中に入れられるでしょう。 1978年作 |
2001年7月
ハワイアン二世 ソングス |
Various Artists | これは、マジにマニアック! 1950年代にハワイ在住の日系二世の人々が 作り歌った曲を集めた復刻CDです。 日本の民謡、アジアの民謡等にハワイやラテンの味付けをしたら、 こんなになちゃった・・って感じです。 「別れの磯千鳥」はいつ聴いても名曲だし、 ラテンアレンジの我が福岡の「炭坑節」には開いた口が・・(汗) あの細野晴臣氏や久保田麻琴氏も愛聴していたそうです。 |
2001年6月
LATE FOR THE SKY | JACKSON BROWNE | W・コーストのソングライター、ジャクソン・ブラウンの3作目。 離れて行った恋人を想う「Late For The Sky」をはじめ、 人生での不安・希望・心の動きをリアルに歌っている。 ジャクソン・ブラウンの歌声は哀愁を帯び、 また、全編に流れるデビット・リンドレーのギターも それを良く惹きたてている。 1974年発表 |
2001年5月
すず | すず | 女の子ふたりによるアコースティック・デュオ「すず」の ファーストアルバム。 19歳ならではの瑞々しい感覚が溢れていて、 等身大の彼女等が表現されている。 そんな汚れのない素直な心がとても眩しく思える・・って事は、 僕も歳を取ったと証拠か・・(汗) Harp&Pianicaが印象的な「あじさい」は僕のお気に入り♪ 2001年4/25発売 |
2001年4月
夢で逢えたら | シリア・ポール | 大瀧詠一氏がフィル・スペクターに捧げた入魂の1枚。 全体にわたりスペクター・サウンドが展開され、 独特な大瀧世界が表現されている。 ストリングス・アレンジは山下達郎氏。 ちなみに、シリア・ポールは中〜高校時代の憧れでした・・。 CDとして再発されて、本当に嬉しいです〜♪ 1977年作品 |
2001年3月
TRIO TWO | DOLLY PARTON LINDA RONSTADT EMMYLOU HARRIS |
1月号で紹介した「TRIO」の続編。 前作がカントリー寄りだったのに対し、 今作はよりポップに仕上っています。 より円熟味を増した3人の落ち着いた歌声は、 より優しく、より温かく・・とっても心地良い・・。 考えたら、彼女等も50歳を越えているんですよね。 1999年作品 |
2001年2月
BOOK OF DREAMS |
STEVE MILLER BAND | シスコの巨人「スティーブ・ミラー」の11枚目。 前作「鷲の爪」同様に、ポップス指向の曲が多く見られる。 ヒット曲「JET AIRLINER」は、イントロのギター・リフが 一度聴いたら忘れられないほど印象的な曲。 また、この時期にピッタリな「WINTER TIME」は隠れた名曲。 あのAORの大御所「ボズ・スキャッグス」が 初期ステーブ・ミラー・バンドのメンバーだった事は あまりにも有名な話。 1977年作品。 |
2001年 1月
TRIO | DOLLY PARTON LINDA RONSTADT EMMYLOU HARRIS |
カントリーソングの女王「ドリー・パートン」 ウエストコーストの歌姫「リンダ・ロンシュタット」 天使の歌声「エミルー・ハリス」 全編にわたって響く彼女等の歌声は、 アメリカの雄大な大地の響きにさえ思える。 母なる大地・・そんな感じがして、とても優しい。 バックに「D・リンドレー」「K・エドワーズ」「B・ペイン」「A・リー」。 それに、「ライ・クーダー」も1曲参加。 カントリーソングファンでなくても、聴いて欲しい1枚です。 1987年作品。 |
2000年 12月
WARM BREEZES | ANDREW GOLD | 空気がしんしんと冷え込んでくるこの頃・・、 このアルバムが聴きたくなる。 全編にわたって・・暖かい風が吹いてくる。 優しさ、温かさ、包容力・・そんな言葉がピッタリとフットする。 ウエスト・コーストのマルチプレイヤー“A・GOLD” 本作でのパフォーマンスも、もちろんひとり。 1999年CMソング・・「Warm Breezes」(バドワイザー) 「A Cozy Place」(NTT)を含む全9曲。 |
2000年 X’MAS
KIHO'ALU CHRISTMAS | HAWAIIAN SLACK KEY GUITAR |
ハワイ独自のギター奏法「SLACK KEY」。 ゆるめにチューニングされた弦から響く音は、 心を優しく和ませてくれる。 スッラク・キーが奏でるクリスマス・ソング・・。 温かさを感じるクリスマスと云うのも良いものである。 プロデュースはウィンダム・ヒルのGeorge Winston。 1996年発売。 7曲目のDennis Kamakahi「Chrismas Memories」、 12曲目のJoanie Kimatsuが歌うハワイ語の「Silent Night」は、 特に素晴らしくって・・いいなぁ〜。 |
2000年 11月
PROFILE | EMMYLOU HARRIS | 天使の歌声“エミルー・ハリス” 感傷的になりがちなこの時期・・、 心をすっぽりと包んでくれる温かさがある。 ホンダ・シビックのCMソング「TOGETHER AGAIN」を 含む初期のベスト盤。 |
2000年 10月
HAPPY HILLS | THE ACOUSTICS | 福岡在住、深町健次郎・松永浩によるアコースティックスの2枚目。 寂しい夜・・一人ぼっちの夜・・思いにふける夜、 そんな時のラブソング。 特に10曲目は心にしみる。 1994年の作品。 |
2000年 9月
ISLAND BREEZE | Na Leo | 毎年、この時期になるとつい聴いてしまう1枚。 「盛夏」よりは「残暑」に合っていると思います。 ハワイアン、レゲエ、ボサノバ・・のエッセンスたっぷりのアイランド・ミュージックです。 |
2000年 8月
ブリトラの反逆 | ブリーフ&トランクス | ご存知、ブリトラのCD(2000/5/1発売)。 ヒット・シングル「権力ハニー」のオリジナル・ヴァージョンを含む全16曲。 可笑しくも切ない1枚です。 |