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２.届くことのない手紙
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暑い日々が続きますが、いかがお過ごしですか？
心まで熱くなっている私は とけかかっています
時には サプライズ 冷たい水 投げかけて下さい
なあんて 何も知らないあなたには 意味不明
今夜は 満月ですね あなたも見上げてますか？
もしも 偶然にも 同じ時間に 見上げていたなら
あの月の中で あなたに逢えれば いいのにね
でも あなたには 迷惑かな 私じゃ役不足で
時々 無数にある星を 数えてみたくなる
もしも あなたも 同じ夜空を見ていたなら
なんとなく 心が つながっている気がするの
乙女チックかな でも満月の日くらい いいじゃない
寂しい夜は 空を見上げて あなたに話しかけるの
お返事など 返ってはこないのにね バカでしょ
ロマンティストだもの ポエムの中では 私たち
うふ 恋人だったりするんだ あなたは怒るかな
でもね この事は内緒 あなたにも お友達にも
この恋 誰にも 壊されたくないんだぁ
これからも好きでいるけど 秘密にしておくよ
大好きなあなたを 困らせたくないもの
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3.ミルキィ・ドール
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黒い瞳の ミルキィ・ドール
白い頬は いつしか桃色変化
あなたのそばに行くだけで 変わる
ドキドキは 隠して 演じてあげる
照れた笑い あなたより 大人びてみる
物静かな口調で 誘ってあげる
今日は 私から 腕を組んであげる
慌てたあなたのその顔 大好きよ
黒い瞳の ミルキィ・ドール
甘酸っぱい香りで ひきつけて
あなたの心 酔わせてあげる
意表をついて 心 揺らせてあげる
はにかんだしぐさ わざとじらせてあげる
黒い瞳にうつるあなたが 愛しいわ
１秒の油断で 恋におとしてあげる
今までの誰より 忘れられないように
瞳で伝えてあげる 愛しているわけを
心の真ん中の水晶が 見えてますか
夜になるたび あなたの夢に忍び込む
耳元 おまじないみたいに ささやいてあげる
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4.大嫌いなあなたへ
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あなたに 尋ねたかったことを
今もひきづったまま 夏を迎えた
ほんとは あの日 聞きたかったのに
臆病な私は 目をそむけてたの
「ほんとにわたしの事 好きだった？」
そう聞いたなら あなたは何て答えてた？
忘れようと思ったから あなたから遠ざかったのに
何もなかったように あなたは話しかける
鈍感なのか 意地悪なのか
いつも 身勝手な妄想をしては
ひとり勝手に 怒ってたんだから
あなた 少しでも 気づいてた？
でもね 時を重ねて行くうちに
あなたのこと 少しずつ見えてきた
誤解していて ほんとにごめんね
でもそれは 愛してたからなの 許してね
今は どんな事も 微笑んでいられるけれど
あの日尋ねたかった言葉だけ 消えないの
今更聞けないけど あの日に戻って 確かめたい
きっと 今も あなたのこと 大好きだからかな
悔しいな 私だけなんてさぁ ひどいよ
1日だけ 私のうさぎに なってくれないかなぁ
それなら 許してあげてもいいけれど
そんな想いも 夏の蜃気楼が 消してくよ
だけど 私ね たったひとつだけ
思いついたの とっておきの仕返しを
意地悪なのは 私のほうね
あなたを今も 大好きでいること
絶対 教えてあげないんだから
ほんとは 陰で モテていること
あなたは 何にも 知らないんだから
いいでしょ ひとりくらい少なくっても
その分 あなたを 滅茶苦茶 好きで
前以上 あなたを 大好なんだから
P.S
嫌いだなんて嘘です。ほんとは 大好き。。。
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5.あなたにクッキング
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フライパン 片手に エプロンドレス
今日は お料理 愛情込めて
あなたのお家まで 宅配するの
ドジして 転ばないよう 届けなくっちゃ
今も 甘党かな あの頃のまま
デザートも ちゃんと 添えておくね
メロン味のケーキなんか どうかな
チョコペンでハートも 忘れず書かなきゃ
冷めないうちに 届けなくっちゃ
ほらもう 時計の針が 走り出したよ
バランスだって ちゃんと考えたんだ
あなたにずっと 元気でいて欲しいもん
ほうきにのった 魔法使いの黒うさぎ
早く乗りなよと 手まねきをする
目を閉じて ドキドキ 数えてるうち
あなたのお家まで もう着いちゃった
こぼさないよう そっと抱え ノックする
あなたに渡せた瞬間 消えてたわ
窓から朝日が 射しかけてたけど
頬についてた小麦粉 なぜだろう
キッチンには まだバニラエッセンスの香り
ファンタジック 真夏の夢のいたずらかしら
もっとあなたと 話せばよかった
夢の余韻 心にキュンと 痛みだけ残す
この恋の続きは いつか見れるかな
ひとりで食べる スウィート・ケーキは
ちょっとほろ苦くて せつなかったよ
もっともっと お料理上手になるんだから
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6.流星の夢
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星を見て 想い出したの
心がすっかり 疲れ過ぎて
夜空さえ 見上げる元気 なかったよ
気づいたんだ ドラマを見ていて
好きなら バカにだってなれよって
本当に好きなら それでいいんだ
君の心 手に入らなくっても
好きなんだから それでいいのさ
君を困らしさえ しなければ
今夜から 流星群のピークだね
星が流れる前に 素直になるよ
君を愛する気持ち 大切にする
あの星のひとつひとつに 想い出がある
君のこと 考えながら 見上げてた
涙も せつなさも 星にかえたから
もう何度めの 流星群だろうか
願いは 恋の成就じゃなくて
君の笑顔を 守りたいだけ
また今夜も 真夜中過ぎまで さがしてみるよ
できれば 流れ星にのって 夢を見たいな
君とふたりっきりで 夜空を散歩したい
星よ 今夜だけ 不思議を 起こして！
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7.僕の心の旅だから
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もう いいよ 今のまま この距離で
永遠に叶わない夢など もうみたくない
なぐさめも いらないよ 迷惑なだけさ
冷たくされてるほうが 居心地いいよ
僕は 慣れてない 人のやさしさなんて
とまどうだけさ どんな顔すればいいのさ
ふれないで それ以上 僕にかまわないで
ひとりが好きだから 孤独が好きだから
もう これ以上 君には 近づかないさ
君の困った顔なんか 望んでやしない
君には 笑った顔のほうが似合うから
僕はいつだって ギャラリー なじんでるだろ
君の恋愛ドラマ うまく行くよう 祈ってるのさ
時々 涙を流すシーンも あるかもしれない
でもそれは 感動してるだけさ 気にするなよ
応援してる 気づいたら いつしか 君たちを
愛してる その言葉は 星空に言おう
夜だけの ロマンティック ひとり遊びさ
寂しくなんかない 君を愛せて 幸せだから
君にはいつだって 逢える たとえ遠くからでも
強がりなんかじゃない 心の到達地点
僕は しばらく 悩んで苦しんだから
本当の愛を 自分で さがしたんだ
君よ このまま 素敵な笑顔でいてくれ
愛する君よ つらい涙は 流さないで
いつだって 僕は 君の味方だし
いつだって 僕は 君のすぐ近くにいるから
本物の愛は そう簡単に 消えたりしない
もしも 心が疲れて 君から遠くにいったとしても
きっと 君のそばに 戻ってくるよ
その度に 僕の心は 成長していくんだ
君を もっともっと 大切に思う僕になって
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8.
私のフィクション
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心が 夏風邪 ひいたみたい
あなたが なぐさめてくれなくちゃ
元気 奪われ うつむき加減
のどが 痛くて 声が出ないよ
あなたが 話しかけてくれなくちゃ
言葉 忘れて 引っ込み思案
体が 重くて 動けない
あなたが 励まして くれなくちゃ
希望 消えかけて しょんぼりコン
ほんのちょっと 私のために
一瞬だけでも 二コリと笑って
肩をポンと たたいてくれたら
私 私 また頑張れるんだぁ
言えない言葉 文字にしてみた
言えない勇気 音にしてみた
ありえない現実 月下の花火
月夜の下で 花を咲かせる
１０秒ほどの 夢でもいい
この夏に似合う ロマンティックな
フィクション 作っては 酔いしれる
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