♪ あなた色の木 ♪

愛の種が いつしか 育ち

いつしか 悩ましげな木になった

時々 咲かせるお花の色は

赤でもなく 青でもなく あなた色

 

気まぐれやさん 花開く時期は

あなたから やさしい言葉を 聞いた時

すねたら すぐに 閉じてしまうの

毎日言ってよ 「愛している」と

 

あなたにあの日 気づかれるまでは 

小さな真っ白い 種だった

 ほんの小さな 挨拶の言葉

それが 私の心の栄養の水

 

花の咲く時間が 短すぎて

真っ赤な木の実が つけれない

だって 愛されていない 不安定な恋

だから 何度も つぼみに戻る

 

もしも この世に 不思議な力が

あったら あなたの窓辺に咲く

小さくても 可愛い花が咲き

真っ赤な実をつける 木になりたい

 

あなたのそばで 笑ったり泣いたり

あなたの心の ささえになりたいな

「あなたの恋人」って 名前をつけて

ずっといつまでも 可愛がってね

 

愛の水 毎日 欠かさず 下さい

愛の言葉 毎日 ささやいてね

愛を込めて やさしくなでてね

愛してると 時には 頬ずりしてね