君の青春のページ 私に下さい
せめてはしっこだけでも 私のために
できるなら ふたり同じ数だと
嬉しいけど
私のいない あなたのアルバム
青空 太陽 海 それとも花の色
海の色 オレンジ色 金色かな
私の知らない君がいる 当然だけど
ジェラシー ごめんね
ヤキモチ妬きで
口に出したら 嫌われちゃうね
君の初恋 いつ頃 そしてどんなひと
たくさん恋の実 食べたかな
別に気になど してないよおだ
幾つ流れ星に お祈りしても
手に入らない 君の隣の指定席
君の気をひく 女性になんか
いつまでたっても なれ
やしない
せめて 過ぎ去ったページでいい
私のこと 書き加えてみたいの
急ぎ足で あなたに追いつき
あなたの幼馴染になど なりたいな
おそろいの服 おそろいの時間
誰かに冷やかされ 頬染める
そんなシーンに 憧れてるの
あなたと心も ペアならいいのに
私の日記
にだけでも つけておこう
過去夢日記 書き換えてみた
あなたに内緒 入れ替えましょう
あなたのページの 恋物語

 
月の便箋 
あのね そのね 月に書く
あなたに そっと 送る恋文
報われない想いを 月に書く
届きますようにと 祈りながら
あのね そのね 銀の筆で
恋しい気持ち 詩人のように
月の便箋 流れる星の模様
BGMには 船の汽笛を
月が見える 晴れた日には
あなたが ふと見てくれそうで
乙女心 独り相撲でもいいの
あなたが 気付いてくれるまで
三日月の日は ちょっと寂しい
細すぎる月は 物足りない
愛しい想い 追いつかない
書けなかった言葉が こぼれてく
せめて そんな夜は 祈るように
想いを書いた こよりを作り
つなぎ合わせて 首飾り
三日月にそっと かけておくわ
「愛してる」は 聞き飽きたでしょ
そんなあなたには しゃれたフレーズ
上手く思いつかない日は 悲しくなる
あなたの心 いつも追いかけてる
あのね そのね 月に書く
あなたに そっと 送る恋文
報われない想いを 月に書く
届きますようにと 祈りながら
あのね そのね 銀の筆で
恋しい気持ち 詩人のように
月の便箋 流れる星の模様
BGMには 船の汽笛を

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