2005年の 風   

夜に咲く花は美しい
夜に咲く破泣


 夜に咲く花は 美しい

でも私は 魅力などなくした

 枯れ果てたバラ

 蒼ざめた 悲しみ色のバラ

 月の光がいっそう 青く染めてしまう

 私の心を 冷たく濡らして 

         唇を 冷たく凍らしてしまう              

 夜風が あざ笑うかのように

 無情に 私の体に ふきつけるの

 ねぇ 心ってどうして 成長してしまうの

 実らない恋なら もう夜空に 放り投げてしまいたい

 朝までの時間が 長すぎて

 また今夜も 暗闇の中に 迷い込みそう

 明日の希望を もてないままに・・・

 

 

 

愛しさが 雨に 打ち消されていくの

愛してはいけないと

雨の精霊が ささやくの

いくら思っても 傷つくだけだから

いずれ 泣くことになるのだから

そうわかってる わかってるの

それでも いっそう愛してしまうのは

この心が 聞き分けなくて

わがままだから

体を雨に預けて さ迷い歩く

雨の冷たさで 愛しさを 凍らせることができるなら

私は一日中でも 雨に 濡れていたい

また今夜も 眠れない

いっそ 心が全て 凍ってしまえばいいのに

何も 考えれないように

何一つ 感情が わかないように

もうすぐ 自分の作り出す雨に 溺れそう

 


「好きという想い」

 

好きという事実は消せなくて

好きなものは好きで

忘れようとしてもそれは

やっぱり無理であって

恋の矢は いつもあなたに 向けられてる

あなた一人を目指して

でもあなたの矢は私の知らない人に

向けられていて

決して往復することはない

それでも好きは好きで

あるきっかけで気付いてしまって

気付いてしまったものは

もうごまかせなくて

ただ好きという気持ちを大切にするだけ

そうするしかないから そうするのではなく

そうしたいから 私がそうしたいから

今日も「好き」という気持ちを

大切にするの

これからもずっと ずっと

決して重ならなくても・・・・

決して往復しないとしても

 

 

愛してる・・・

 

愛しいと想う心が 

どうしたのかしら 今夜は

聞き分けなく ひとり歩きしてる

隠そうとすればするほど

勝手に表へと飛び出して 

私の身体を奪ってしまう

そのうち 私の想い人が誰なのか

どうしましょう わかってしまうわ

誰もかれも 気付いてしまうわ

一番怖いのは 私の愛しき人に・・・

ほんとは 気付いて欲しくて でも怖くて

どうしたいのか わからないまま

この想いと共に また時間だけを重ねて行く



日に日に募るのは なぜでしょう

どんなことも許せてしまうのは

ねえ なぜなのかしら

あなたに好きな人がいてもなお

愛し続けている私は

やはり罪つくりなのでしょうか?

おしえてください ねえ あなた。。。

     心の中
 
あなたを思うハートが 勝手に一人歩き
忘れようと すればするほど
私を悩ます ひどいひと
いいえ ほんとはうれしかった
偽りでも それでも 涙がこぼれおちるほど
あなたのことを 心から好きだと
今日初めて しりました
きっとこれからもあなただけをみつめてる
きっと叶わなくってもあなただけを愛してる
わたし 今頃気付いたみたいです
もうずっと手遅れのこんな時に・・・
どうしてだろう 今夜は涙がとまらない
それが悲しい涙なのか 恋しい涙なのか・・・

 

   星の遊び出しは

心あらわに 表に出しは

言葉にかえて 綴りおき

あのひとへの 想い

今夜 隠せず 慌ててしまう

ならば 素直になって

心のままに 綴っておきましょう

すべて すべて 閉じ込めてた想い

ひとつ残らず 月明かりの下

あなたのためだけに ちりばめましょう

ひとつずつ こころ 星になれ

熱き想いよ 星になれ

一等星となり 光り輝け

月より まぶしく 夜空に輝け

あのひとが いつ 夜空を仰いでも

必ず 心に響くように 

この想いは すべて私からのものだと

あのひとの心に 伝えて欲しい

少しでも 感動してくださるように。。。

そして 朝がきたなら また

月の中へと この心 隠すから

夜になるたび 妖艶な 光を放つ星たちを

日一日と増えていく 幾つもの想いをつめこみ

夜空いっぱいに飾るから 飾るから・・・  

忘れられぬ想い

 

愛しさが 消えなくて

愛する気持ちを隠していたのに

どうしても隠し切れなくて

誰かをかわりに愛してみようって

そう思うのに 聞き分けなくて

まだ今も 抱えています

今まで以上の重い愛

よりいっそう成長してしまった恋心

なぜ ひとを好きになるのでしょう

好きな気持ちって 逢わないでいると

忘れたりはしないの?

遠くにいればいるほど

消えていくのではないの?

そうね できないひとがここにいる

そう このわたし フッ・・・

なぜ なぜ どうしてなの?

あのひとの好きな人をみかけた今でも

忘れられないでいる

わたしより はるかに奇麗な人だったのに

なお あきらめられないでいる

ストップをかければかけるほど

なおいっそう 募る想いは

いったいどこへ投げよう。。。。。

苦しくて せつない夜がまた続く。。。。。

 

流れのままに。。。

 

想いは 果てしなく続く

真っ青な海のように

さざなみは 絶え間なく波打っている

決して静まりはしない

決して汚れもしない

決して なくなることを知らない

一度生まれた愛といういのち

私の中で 生き続けている

あなただけを乗せて

走り続ける想い舟

いつまでたっても ひとりのまま

でも 青く 青く 澄んだまま

純白の心のまま

青い海を抱きしめている

誰にも知られず ひっそりと

時々 あなたに逢えれば 

そう それでいい

あなたにも 気付かれなければ

そう それでいいの。。。。。。。

そのためにも 毎日逢いたい心までも

わたしは 押し殺している

そっと あなたの気配を感じながら

遠くであなたを みつめている

 


 いつも いつも忘れようと心に決めた日

意地悪な人 〜でも大好き〜

 

いつも いつも忘れようと心に決めた日

あなたは 不思議と 私の前に現われる

いつも いつも あなたのことを 考えてしまうから

たまには 思い出さない日を作ろう

そう思うときに限ってあなたは現われる

意地悪な人。。。。。。 
 
まるで私の心の中を見透かしているよう

私を好きでもないくせに

わかっているのに。。。。。 

私があなたを 好きなこと 知らないあなたは

また今日も 無邪気な顔して 現われるのね

でも。。。。。。。。

心は隠せないの 顔がほころんでしまう

そして昨日よりもあなたを大好きになっている私が

バカね わたし 手鏡をそっとのぞいて

  またひとり微笑んでしまう


               バカね わたし 手鏡をそっとのぞいて

               またひとり微笑んでしまう



この胸の

  永遠の愛


               あなたにただけ伝えたい

               いくつもの流星をくぐりぬけ

               あなたをさがし続けた

               だからきっと見失わない

               どんなことがあっても

               私の瞳にひかりを失ったとしても

               あなたのことなら見える

               愛しいあなたのことだけは見えるの

               たとえ誰に邪魔されたって

               たとえ誰に誘惑されたって

               心はあなたしか愛せない

               心はあなたしか見えない

               きっとあなたの腕の中に

               きっといつかたどりついてみせる

               あなたは太陽 私は月

               あなたが照らしてくれるから

               私は月の光を放つことができる

               どこまでも  どこまでも

               いつまでも  いつまでも

眠りなさい

 

閉じ込めてた想い

カギをあけたのは・・・

秘密にしてた想い

さらけだしてしまったのは・・・

やめて もう これ以上は・・・

私の心よ また眠りなさい

あの人のことはもう忘れて

だって いつまでたっても

手に入らないのだもの

時を重ねれば重ねるほど

そう あなたが傷つくだけ

そう この私だけが傷つくだけ

さあ またふたをして

心にかぎをかけて 眠りなさい


 
             悲しみは果てしなく・・・・・
 
悲しみはどこまでも果てしなく続き

この身にふりかかる

雨音は絶え間なくきこえ

時を重ねても 海の中に沈みしまま

明けない未来に絶望し

うつむいたまま 指を折る

迎え来るものは あてもなく

ただひとり 空をあおぐ

いつもいつ見ても灰色の空

曇っているのは 空ではなく

このひとみのレンズだから

いつまでたっても どこまでいっても

見えるのは曇り空ばかり

太陽に敬遠され 心冷ややかに閉じたまま

誰の声も 偽りの声

誰のさしのべし手も 幻の手

そのうち雨がいつも降り出す

この身体 痛いくらいに打ち付ける

ここまで凍てついた自分に泣ける

固まりついた心の明日は。。。。。。

愛しき人よ 〜 悲しみの章 〜

 

愛しき人よ

私はあなたに似合う女性よりも

次第に遠ざかっていきます

愛しき人よ

あなたにふさわしい女性になろうとすればするほど

私は 日に日に真逆の道へ進んでいるみたいです

愛しき人よ

心が苦しいです

この胸が苦しいです

もうどうすることもできません

もうすぐあなたに嫌われます

きっと きっと。。。。。。。。

愛しき人よ

いっそもう一度冬へと戻り

私は雪の中で眠りたい

永遠に目覚めない眠りに。。。。。。。。

 

本物の愛

 

本当の想いは

闇でしか綴れない

誰も知らない秘密の場所でしか

本当に好きだから

何より臆病になる

あなたのそばには近づけない

悲しげな心の声は

胸の奥に想いだけを 涙で綴る

自信なくした声は

寂しがりやの背中に言葉を刻む

どんなに愛しても 叶わない想いと

誰より知っているから 知っているから

それでもあなたを忘れない

それでもあなたが愛しい

それならば。。。。。

この想い続く限り

ずっと ずっと 愛し続けていよう


 

なみだ

 

悲しくて 泣きたい夜だから

涙をこらえきれず

夢の中へと逃げ込もう

もうすぐ消えてなくなりそう

誰もいない場所へ ひっそりと

何もかも投げ捨てて 逃げ出したい

心がもう おしつぶされそうで

ひとり小舟にのって

海の遠い彼方へ漕ぎ出したい

誰もいない 誰もこない

そんな静かな場所へ

なみだ 意地悪 もうこぼれ始めた

なみだ 意地悪 眠るまで待ってはくれない

 

夜の風

 

 淋しさただよう 夜のかぜ

星だけが無邪気に光り輝き

私を明るく照らしてしまう

前髪を切りすぎた分 

また心のなかの想いが あらわれてしまう

こうして目を閉じて

夜風を感じているときが

一番心落ち着く

この風は いつかあのひとの元へ

たどりつくかもしれないのだから

この月も この星も

そう 同じ あのひとと同じもの

想いも 風にのり 辿り着けばいいのに

FU うそよ 言ってみただけ

そんな 欲張りな想い

すぐに風に消されるだけだから。。。。。
言って 言って 好きと言って
 
このせつない夜に。。。ひとり想う
今夜 今夜 月明かりの中

嘘でも 嘘でも いいから ねえ

抱いて 抱いて 壊れそうなほど

そっと そっと ささやいて

お芝居のセリフだとしてもいいから

愛して 愛して いるよと 今

おまえだけ ずっと 離さないと

今夜だけの約束でいいから

今だけ あなたのぬくもり

とても恋しくて 泣きそうなの

手に入らない愛ほど 欲しくなる

たとえ一夜の契りとしても

はかなく消える夢だとしても

せつない色のまぼろしだとしても

その瞬間を 抱きしめているから

それだけで これからも わたし

あなただけを みつめて

愛し続けていけるから

愛し続けていけるから
 
 
 
叶わぬ想い
 
愛の詩 この刻になると 

あふれてしまう

こころのふくろから こぼれ出す

ならば 残らず夜空へ綴ろう

風に流され あんひとのもと

届けて欲しい 一つ残らず

ばかね そうしたところで叶わぬ夢よ

あんひと わたしに気付きなさらぬ

それでいいのと 言い聞かせども

月が欠けるたび この胸 痛む

遠くで 眺めていれば良い

それ以上は 何も望みはせぬと

言い聞かせども せつなくて

淋しがりのこころが 目覚め

あんひと さがして 夜空をさまよう

いつか流れて 消えてしまうのに

それでも 想いだけ さまよい続ける 


夜の花

 

 真夜中に咲くはな

心はトゲだらけでも

愛する想いだけはまっすぐに

たったひとりだけをみつめている

好きな理由さえ わからず

熱い思いに 振り回されている

どうしても消えない想いが

かくしても 隠しても

真夜中 めざめては

ひとりぼっちのまま 放浪してしまう

せっかく冷まされた夜の涼しさも

たちまち 昼間の暑さを呼んでしまう

また今夜も眠れない 

いつまで続くのだろう この想い

いつまで愛したままなのだろう この心

あのひとは 何も知らないまま

熱く 燃え上がった心だけがひとり暴走

私の気持ちも知らないで・・・・・
 
 
愛しき人よ 〜 届くことのない手紙 〜
 
愛しき人よ

美しい花が 庭に咲き乱れました

このうちの一本でも

今すぐあなたの元へ

花言葉と共に

窓辺に届けたいほどです

そう心の中にそっと抱く夢は

やはり夢であって

だから美しい

あなたを遠くでみつめていることも

あなたを汚さずにすむから

あなたが華麗なままでいられるなら

愛しき人よ

わたしはこのまま口をつぐんでいます

愛しき人よ

こうやってあなたへと

決して届くことのない手紙を

わたしは わたしは

書き続けていきます

 
                                    

BGMは、ルカ様よりお借りしております。                 次のページへ                  TOPへ戻る