渡鬼で頻繁に使われる言葉=渡鬼語を集めてみました。他にも加えてほしい「渡鬼語」があれば、Moritaまで!

青字が新しく加えた言葉です。(2004年5月30日更新)


−あ行−

あたし・の・い・う・こと・なんて・ばか・に・して【アタシの言うことなんて、バカにして】fromえなり・かずこさん
相手或いは第三者が自分を軽んじて、自分の主張を受け入れないこと。主に文子が使用。
(例)望ったら、アタシの言うことなんて、バカにして、聞きゃあしないんだから!

あり・がた・い・と・おも・って・る【有難いと思ってる】fromゴンザレスさん
感謝の気持ちを、まわりくどく表現した言い方。
(例)大学まで行かせてもらって、有難いと思ってる

〜ありゃ・しない【〜ありゃしない】fromゴンザレスさん&もさん&かずきちさん
「〜ではない」の意。故・節子の十八番だったが、最近でもよく使われる。
(例)嫁の資格なんてありゃしない

い・い・たい・こと・は・やま・ほど・ある【言いたい事は山ほどある】fromえなり・かずこさん
相手或いは第三者に対する苦情・批判が多いこと。最近では、聖子に対して周平が頻繁に使用。
(例)僕にだって、聖子には言いたい事は山ほどあるんです!

いい・めい・わく・だ・よ【いい迷惑だよ】fromけいこさん&めろんさん
わずらわしく嫌な思いにあった時、嫌味を込めて使う言葉。主にキミが使用。
(例)店の忙しい時間に電話なんかしてきて、いい迷惑だよ

い・そうろう【居候】
他人の家に寄食する人。渡鬼では、聖子が小島家に寄食している加津を罵るときに用いる。
(例)この〜、居候の穀潰のクセに〜!

いっ・て・まい・り・ます【行って参ります】fromまことさん
「行って来ます」の謙譲語。
橋田先生の正しい日本語を普及させようという狙いから、渡鬼の登場人物は一人残らず、外出時この挨拶をする。
(例)行って参ります

い・て・さん・じ・ます【行て参じます】
「行って来ます」の意。渡鬼では、常子が外出時に使用する言葉。
関西弁とも思われるが、実際の関西人で使用している人は皆無に近い。
(例)ほな、行て参じます

いろ・ぼけ・ばばぁ【色ボケババァ】
長子による常子の蔑称。常子と神林が付き合い始めたとき、老年の恋に嫌悪感を抱いた長子が発言。パート4でしか使用されなかった。
ちなみに、長子は神林のことを「色ボケジジィ」と発言したこともあった。
(例)あの歳で再婚しようだなんて、色ボケババァもいいとこよ!

いん・が・な・しょう・ぶん【因果な性分】fromぢんさん
ツライ状況に慣れてしまったため、それより良い状況になると、調子が狂ってしまう性質。主に五月を指す。
(例)店休んで体壊すなんて、五月も因果な性分だ。

うち・の・しき・い・は・また・が・せ・ない・よ!【ウチの敷居は跨がせないよ!】fromしずかじじぃさん
出入禁止の意。渡鬼ではキミが気に入らない人物の出入を禁止するときに使う。
(例)そんな人間に、ウチの敷居は跨がせないよ!

おかくら【おかくら】fromブラックモアさん
お食事処「おかくら」のこと。
平成6年3月27日、山口商事所有のビルのテナントとして開店。当時のメンバーは、大吉、節子、小出文平、あかりの4人。
平成9年1月4日、自宅を改造してリニューアルオープン。葉子が設計を担当。現在は岡倉姉妹のトラブルの持ち込み場と化している。
住所は東京都世田谷区弦巻。最寄駅は東急新玉川線・桜新町駅。

お・かみ・さん、あたし・の・いってる・こと、まちがって・ます?【女将さん、アタシの言ってること、間違ってます?】from温子さん
聖子の決めセリフのひとつ。通常聖子はキミのことを「大きい女将さん」と呼んでいるが、ここでは「女将さん」と呼んでいる。
キミのお墨付きをもらうことで、自らの無茶苦茶な主張に正当性を持たせようとするときに用いる。
(例)女将さん、アタシの言ってること、間違ってます?

お・がん・じつ【御元日】fromまめたろうさん
1月1日の意。

お・て・あて【お手当】fromゴンザレスさん
労働・勤務などの報酬として与えられる金銭。給料の意。
(例)時給800円のお手当なんかで、やってらんないわよ!

おに・でも・な・ければ・じゃ・でも・ない【鬼でもなければ蛇でもない】fromゴンザレスさん&かずきちさん
キミの機嫌が急に良くなり、物分りが良くなったときに使用。パート1〜4で顕著に現れた言葉。
(例)アタシだって、鬼でもなければ蛇でもないよ♪

お・ひま・を・いただ・き・ます【お暇を頂きます】fromりるさん
主従・夫婦などの縁を断つことの意志表明。故・節子が大吉の行動や考えに反旗を翻して、家を出るときによく使用された。
(例)私は今日限りお暇を頂きます

お・や・しょく【お夜食】
夜、物を食べること。渡鬼では小島家が「幸楽」の夜の営業終了後、家族で取る食事を指す。
小島家のトラブルの多くは、お夜食の席で発生している。お夜食は、愛が作るうどんが多い。
(例)ええ!またお夜食、おうどんなの?!

お・ゆう・はん【お夕飯】fromゴンザレスさん&かずきちさん
夕食、晩の食事のこと。
(例)すぐにお夕飯、こしらえますから。

−か行−

かあ・ちゃん・あたし・くやし・い〜!【母ちゃん、アタシくやしい〜 !】fromミラーカイイレさん
パート1〜4までの久子・邦子姉妹の「幸楽」入場のあいさつ。最近では加津にバカにされた邦子が使用。
(例)母ちゃん、アタシくやしい〜!

かっ・て・させて・いただ・き・ます【勝手させて頂きます】fromブラックモアさん
わがままをすること。但し、渡鬼では五月が外出するとき、キミへの断りの言葉として使用。
(例)お義母さん、勝手させて頂きます

かつら・むき【かつらむき】fromブラックモアさん
大根などの皮を薄く剥くこと。勉の十八番。
岡倉姉妹のトラブル話を聞きながら、大吉の背後でひたすら皮を剥く勉の姿が何度も確認されている。
(間違った例)神田正輝は東京フレンドパークで、頭のカツラむきしちゃったみたいだよ!

〜が・ゆめ・だった・の【〜が夢だったの】fromリストラママ
やりたいと思う事柄を指摘する時に使用。しかし、そのほとんどは大した夢ではない。
(例)英作とヒナと3人で暮らすこと、アタシの夢だったの

ぎたー・の・お・にい・さん【ギターのお兄さん】from鮭さん
望の中学時代の同級生の兄で、望にギターの指導をしている。
まだ一度も渡鬼には登場しておらず、氏名・年齢ともに不詳。
(例)夏休みは、ギターのお兄さんと老人ホームへ慰問に行くんだ!

きょう・だい・の・おお・い・よめ・を・もら・う・と【姉妹の多い嫁をもらうと】fromゆうさん
嫁に兄弟・姉妹が多いと、冠婚葬祭などで何かと出費がかさむという嫌味。姉妹が多い五月に対してキミが使用。
しかし姉妹が多い分、出る金も多ければ、入る金も多いということを、すっかりキミは忘れてしまっている。
同義語に「親戚が多い嫁をもらうと」がある。
(例)姉妹の多い嫁をもらうとね、何かと物いりが多くて、イヤになっちまうよ!

きょう・は・ようこ・さん・の・お・いわい・です・の【今日は葉子さんのお祝いですの】fromしずかじじぃさん
政子専用のセリフ。「おかくら」に来て、大吉に「なぜ葉子と一緒にいるのか」を言い訳がましく説明するときに使用。
葉子は離婚や婚約破棄を繰り返しているが、なぜか“お祝いごと”は他の姉妹よりも格段に多いようである。
(例)今日は葉子さんのお祝いですの。これからホテルのレストランに参りますのよ。もちろん、葉子さんと宗方さんとアタクシの3人で!

げん・き・もら・って・る【元気もらってる】fromシマさん
愛、眞、壮太などが、不幸な境遇にもメゲず頑張る加津を見て発言。
(例)加津ちゃんには、いつも元気もらってる

こう・ば【工場】fromまいたけの父さん
「ごはんや」の白飯を製造するところ。
(例)弥生姉さん、今日は一日中工場ですって。

ごく・つぶし【穀潰】
食べるだけで何の役にも立たない者。「居候」同様、聖子が加津を罵るときに用いる。
(例)この〜、居候の穀潰のクセに〜!

こころ・の・やす・まる・ひま・も・ない【心の休まる暇もない】fromかずきちさん
「暇」は「いとま」とも読む。あまりにトラブルが多く、気苦労が絶えない様子。
この現象は、主に大吉と五月に多い。
(例)愛の就職問題、眞の進学問題と、心の休まる暇もない五月だったのでした。

こしら・える【拵える】
製造する。つくり上げる。渡鬼では主に食事を作ることを意味する。
死語に近い言葉であるが、渡鬼では頻繁に使われる言葉である。
(例)だし巻きタマゴをこしらえましたの。

こと・を・あら・だ・てる【事を荒立てる】
事を面倒にすること。渡鬼では、キミが取るに足らない些細なことに目くじらを立てて、大きな騒動に発展させることを意味する。
勇がこの言葉の主な使用者である。
(例)たかが聖子のことくらいで、なんでそんなに事を荒立てなくちゃいけないんだよ!

この・さい・だから・これ・だけ・は・はっきり・いっ・て・おく!【この際だから、これだけはハッキリ言っておく!】from maさん
いいタイミングに、自分の考えを明確に主張すること。
(例)この際だから、これだけはハッキリ言っておくよ!愛や眞には店を手伝ってもらう。いいね!

こん・ど・ばかり・は【今度ばかりは】fromみるみるさん
今度は今までと様子が異なることを強調した言葉。最近では聖子が使用。
(例)今度ばかりは、世間の厳しさが骨身に染みました。

こんな・か・ぞく・が・あっ・て・も・いい・ん・じゃ・ない【こんな家族があっても、いいんじゃない?】fromみるみるさん
どう考えてもあり得そうもない家族・人間関係が登場した時、視聴者に対して言い訳がましく使用される言葉。
主に葉子と政子の不思議な同居関係を指す。
(例)血の繋がった親子でさえ、分かり合うのが難しいのよ。こんな家族があっても、いいんじゃない?

−さ行−

さしで・がまし・い・よう・です・が【差出がましいようですが】
渡鬼では主に、タキが使用する言葉。「でしゃばるようですが」の意。
タキの場合、使用人の範疇を超えた自らの行いを説明するときに、免罪符的に用いるが、
タキ自身が根っからの「でしゃばり」なので、この言葉も頻繁に使われる。
(例)差出がましいようですが、幸楽のお姑さんへのお祝い品、ご用意させて頂きました。

さつき・の・いれ・ぢえ・かい【五月の入れ知恵かい?】fromいめさん
キミの決めセリフ。勇が自分に逆らう言動をしたときに使用。たとえ勇自身の考えによる発言でも、
「五月性悪説」を唱えるキミには五月の言葉として捉えるようだ。
(例)そんなこと言って!また、五月の入れ知恵かい?

じ・かい・の・お・はなし・は?【次回のお話は?】fromケチ山さん
ナレーション・石坂浩二による予告のお知らせ。鼓の音の響きが合図となっている。
パート7では、鬼の文字のバックに、一瞬閃光が走るといった無意味な演出もしている。
最近では、あまりに次回の内容が分かり過ぎる予告の在り方に、疑問の声も上がっている。
なお、予告の締めの言葉は「どうぞお楽しみに」が通例である。

し・かく【資格】fromみるみるさん&ブラックモアさん
ある職業・任務につくのに必要な条件。企業に頼らず自立して生きることを良しとする渡鬼では、必須アイテムである。
大吉、五月の調理師、弥生の正看護婦、文子の旅行業務取扱主任者、葉子の一級建築士と、岡倉家の資格好きは有名。
しかし資格を取る過程において、トラブルが発生することが多い。
(例)大企業に入るより、何か資格をとって食べていくことを考えた方がどれだけマシかしれやしない。

〜し・てる・ひま・なんて・ない・の【〜してる暇なんてないの】fromけいこさん
仕事や学業のため、他のことをする時間がないことの意。しかし、渡鬼の登場人物は、
暇がないと言いながら、毎週膨大な量の会話をしている。
(例)もうすぐ就職試験なのよ。お店を手伝ってる暇なんてないの

じ・ぶん・の・こと・は・たな・に・あげ・て【自分の事は棚に上げて】fromえなり・かずこさん
相手を批判するのに、我が身を省みない様子。
(例)おばあちゃんも、自分の事は棚に上げてよく言うよ!

しゃく・れ・あご【しゃくれアゴ】
隆の蔑称。その顎の形状から由来している。「しゃくれ」と略す場合あり。
(例)しゃくれアゴ、なかなか登場しないね。

じょう・だん・も・やす・み・やす・み・に・い・うん・だ・ね【冗談も休み休みに言うんだね】from年男さん
相手の発言が、非常識かつ非現実的な内容だったとき、呆れたという感情を込めて窘めるときに用いる。
主にキミが使用。但し、キミの場合、自分の意に沿わなければ、たとえ相手の発言が正論だったとしても“冗談”になってしまう。
類義語として「馬鹿も休み休みに言うんだね」がある。
(例)眞が東大に行きたいってっ!冗談も休み休みに言うんだねっ!

しょう・ね【性根】
心の持ち方。心づかい。こんじょう。渡鬼では相手或いは第三者を罵るときに用いる。
この言葉の使用者で、最も若い人物は加津であることが確認されている。
(例)アタシはね、そういう五月の性根が気に入らないんだよ!

〜し・れ・や・し・ない【〜知れやしない】fromかずきちさん
分からない、想像がつかないの意。
(例)おとなしく専業主婦してた方が、どれだけマシだか知れやしない

〜す・る・より・ほか・ない【〜するより他ない】from仙人さん
他に手段がない様子。
(例)お義母さんに従うより他ないでしょう!

〜す・る・の・が・ほん・とう・だろう【〜するのが本当だろう】fromまめたろうさん
主にキミが使用。相手或いは第三者に対して、その人間が本来するべき行いを強く指摘した言い方。
(例)愛と眞は幸楽の人間なんだよ!勉強より幸楽を手伝うのが本当だろう

〜す・る・の・し・なきゃ・なら・ない・の!【〜するの、しなきゃならないの!】fromみるみるさん
言葉を繰り返すことで、自分の主張の強さを表す台詞。念押し系。
(例)大学へ行くの、行かなきゃならないの

せつ・めい・せりふ【説明セリフ】
初めて渡鬼を見る人や過去のストーリー展開を忘れてしまった人のために、
それまでの展開や人物の置かれている立場などを、登場人物のセリフを借りて説明したもの。
ナレーションに頼らないという橋田先生の野心的な試みであるが、長セリフの要因のひとつになっている。

そん・な・のん・き・な〜【そんな呑気な〜】fromけいこさん&まことさん
相手の主張や考えがのんびりしているとき、苛立ちを込めて使用される言葉。
(例)そんな呑気なことは言ってられないの!

ぞんび【ゾンビ】fromブラックモアさん
渡鬼からリストラ(別欄参照)されたと思われたのに、また復活した登場人物のこと。主に宗方のことを指す。
今のところ、このゾンビの息の根を止める唯一の方法は、葉子が他の男と結婚するしかない。
(例)葉子の婚約が破談したって!またあのゾンビ男が復活するのかよ!

−た行−

だい・ちゃ〜ん【大ちゃ〜ん】fromみーたんさん
珠子による大吉の呼び方。珠子以外に大吉をこう呼ぶ人間はいない。
(例)大ちゃ〜ん、娘5人を立派に育ててエライわよ。

ただ・いま・かえ・り・ました【ただいま帰りました】
「ただいま」のバカ丁寧語。渡鬼の登場人物は一人残らず、帰宅時にこの挨拶をする。
(例)ただいま帰りました

たつ・せ・が・ない【立つ瀬がない】fromミラーカイイレさん
立場がなくなること。面目を失うこと。
(例)英作さんの前でそんな話したら、長子の立つ瀬がないじゃない。

た・にん【他人】fromミラーカイイレさん
血筋でない人間を差別して使用する言葉。シリーズ初期、主にキミが五月を虐げる時に使用。
(例)他人の五月には関係ないだろ。これは身内の話なんだから!

だん・な・の・みょう・だい【旦那の名代】fromまめたろうさん
名代とは「他に代わって、つとめること、またはその人」を意味する。
ここではタキが大吉に代わって、差出がましいことをすることを意味する。
(例)今日は、旦那の名代で参りましたの。

〜って・い・う・どう・り・は・ない・だろう【〜っていう道理はないだろう】fromおかくら小僧さん&ジュニアの森山そうちゃん
→「〜っていう法はないだろう」

〜って・い・う・ほう・は・ない・だろう【〜っていう法はないだろう】
相手或いは第三者の言動に対して、「その言動は正しいことではない」ということを、まわりくどく表現した言い方。
類義語として「〜っていう道理はないだろう」がある。
(例)だからって、お姑さんに逆らうっていう法はないだろう

〜って・そない・い・わはる・ん・でっか!【〜って、そない言わはるんでっか!】fromもさん
常子が相手の意見の内容を確認するときに使用。相手の意見が常子と異なる場合に使用されることが多い。
言外に「そんな意見は間違っている」という含みを持たせた言葉。
(例)長子はんは、ヒナが医者にならんでもよろしいって、そない言わはるんでっか!

どう・いう・かぜ・の・ふ・き・まわ・し?【どういう風の吹き回し?】fromゴンザレスさん
相手或いは第三者の意外な行動を目にしたときに使用。
渡鬼では大人だけでなく子供もこの言葉を使うため、妙な違和感が生じる。
(例)聖子が反省してるって?!どういう風の吹き回し?

〜(と)つた・え・て・おきた・くて【〜(と)伝えておきたくて】from張晴さん
語尾を曖昧にすることで、自分の主張をやんわりと、でも確実に伝える効果を期待する表現。
渡鬼では主に英作が使用。
(例)お父さんに、これだけは伝えておきたくて

−な行−

〜(な)の【〜(な)の】fromみるみるさん
主に説明セリフの語尾に使用。または、相手に自分の考えを強く主張するときに使用。
(例)サッちゃんは昼間働いて、夜学校へ行ってる。休んじゃいけないわ。

なみ・かぜ・た・てる【波風立てる】fromミラーカイイレさん
人間関係をぎくしゃくさせる、という意味。主に夫婦間で使用。
(例)母ちゃんが余計なこと言って、周ちゃん夫婦に波風立てるようなことしないでくれよ!

にゅー・よーく【ニューヨーク】fromしずかじじぃさん
アメリカ北東部にある大都市。
節子が逝去し、久子親子が住み、竹原洋次がハワイから移住するなど、渡鬼ではリストラ(別欄参照)の地として有名。
(例)ニューヨークの久子からは何の連絡もないのかい!

〜の・うち・の・にん・げん【〜の家の人間】fromかずきちさん
嫁が嫁ぎ先の人間であることを強調することで、嫁は実家より嫁ぎ先を優先させろ、と暗にほのめかした言葉。
(例)五月はね、小島の家の人間ですよ。小島の家を大事にする方が先でしょう!

〜の・お・かあ・さん【〜のお母さん】fromしずかじじぃさん
渡鬼における姑の呼称。但し、例外としてキミは「小島のお母さん」とは呼ばれない。
また、政子は葉子の姑ではないが、「山口のお母さん」と呼ばれる。
(例)野田のお母さん=ハナ、本間お母さん=常子

−は行−

ばー・こーど・あたま【バーコード頭】
勇の蔑称。髪の毛が薄くなって、バーコードに似ていることから由来している。命名された第一号は中曽根元首相。
(例)バーコード頭の前髪を垂らせば、酔っ払った勇ちゃんの出来上がり!

ばか・も・やす・み・やす・み・に・い・うん・だ・ね【馬鹿も休み休みに言うんだね】
→「冗談も休み休みに言うんだね」

はしだ・まじっく【橋田マジック】
眞の年齢が1歳若返るなど、視聴者が知らない間に登場人物の設定が変わってしまうこと。
橋田先生の「昔のことは忘れて書いている」という発言から、その行為は確信犯的である。
(例)邦子の子供は、男の兄弟のはずだったのに、いつの間に兄と妹になったの?これも橋田マジック

ばち・は・あた・ら・ない・だろう【罰は当たらないだろう】fromゴンザレスさん
相手或いは第三者がやっておかしくない行為を暗に強制するときに使用。
(例)愛も眞も、少しは店手伝おうって気になったって、罰は当たらないだろう

はっわ〜い・の〜【ハッワ〜イの〜】
珠子によるハワイという言葉の言い方。「ワ」と「イ」の間を伸ばすのが特徴。
演じる森光子は、この言い方でハワイ訛りを表現しているものと思われるが、実際にそんな訛りがあるのかは不明。
(例)葉子ちゃん、またハッワ〜イの家に遊びにきてちょうだい♪

はは・おや・の・きょう・いく・が・なって・ない【母親の教育がなってない】fromまっちゃん&ミロさん
主にキミが使用。孫の愛や眞が自分に歯向かうのは、五月の育て方が悪いという嫌味。
久子や邦子がデキ損ないの娘に育ったのは、母親のキミの責任という意味では使用されない。
同義語に「母親のしつけがなってない」がある。
(例)まったく母親の教育がなってないからね、こんな生意気な口を叩くようになるんだよ!

はは・おや・の・しつけ・が・なって・ない【母親の躾がなってない】
→「母親の教育がなってない」

びふ・てき【ビフテキ】
ビーフ・ステーキの略。死語に近い言葉であるが、渡鬼では望が使用したことが確認されている。
(例)ワ〜イ!今日の夕食はビフテキだぁ〜♪

ひゃく・ねん・の・ふ・さく【百年の不作】fromかずきちさん
姑が、出来の悪い嫁を凶作時の作物に例えるときに使用。
(例)英作も愚図な嫁もろうて、百年の不作やわ!

びん・ぼう・くじ【貧乏くじ】fromかずきちさん
損な役回りを引きうけること。渡鬼では、主にキミが使用。
(例)どうしてウチが貧乏くじひかなきゃならないのよ!

ふ・じ・ゆう・な・おも・い【不自由な思い】fromねこねこねこさん
主に岡倉姉妹のワガママで、その夫や子供たちに窮屈な思いをさせることを意味する。
(例)お前のワガママで、望に不自由な思いをさせるっていう法はないだろう。

ぼう・よ・み【棒読み】
城代正則の蔑称。まるで、台本か何かを読んでいるような、その平坦な口調から名付けられた。
(例)棒読みクン、ブイヤベースなんか作ってる場合かよ!

ほとほと・あい・そ・が・つき・た【ほとほと愛想が尽きた】fromまっちゃん&えなり・かずこさん
見切りをつける、いやになるの意。最近では、聖子の悪行に対して周平が頻繁に使用。
(例)聖子の奴には、ほとほと愛想が尽きました

ほね・み・に・しみ・た【骨身に染みた】fromめろんさん
嬉しさや苦しさを体の中までしみとおるほど強く感じること。
(例)お父さんの優しさ、骨身に染みた

ぼん・くれ・の・つけ・とど・け【盆暮の付け届け】
お中元とお歳暮の品。またはその品を届けること。
ここでは渡鬼に登場する俳優・女優がリストラ(別欄参照)されることを避けるために、橋田先生に品物を贈ることを意味する。
(例)なぜ、浩次のセリフが増えたかって?そりゃあ、スガコへの盆暮の付け届けを忘れなかったからだよ。

−ま行−

まよ・える・こ・ひつじ【迷える子羊】
自分の進路に迷っていた眞が開設したHPの名前。コンテンツは「掲示板」と「おすすめ中華料理店リスト」のみ。
特に「掲示板」は、サチが眞と初めて会う際、無謀にも待ち合わせの場所と時間を書き込んだことで有名。
多くの失笑を買ったHPであったが、平成13年3月、眞が進路に迷わなくなったことから閉鎖された。

(〜できる)み・ぶん・じゃ・な・い【(〜できる)身分じゃない】fromゴンザレスさん
相手或いは第三者の行為が、身のほどに合わないものであることを指摘するときに使用。
(例)携帯電話なんて買える身分じゃないだろう!

むすび【結】fromまことさん
にぎりめし。「おむすび」の“お”をとって「むすび」と表現することで、板前用語っぽくしている。
渡鬼では勉の考案により「おかくら」の人気メニューになった。白飯は「ごはんや」のものを使用するのが正しい。
長らくその具が謎に包まれていたが、「おかくら」公式レシピより、梅干、鮭、高菜という当たり前過ぎる具であることが判明。
日向子の大好物でもある。
(例)「おかくら」じゃあ、むすびが一番ウマイんだよなぁ。

むすめ・が・ご・にん・も・い・たって〜【娘が5人もいたって〜】fromしゃかの旦那の妻さん
大吉と亡き節子が使用。子供は数より質ということを、身をもって知った2人だからこそ出てきた言葉。
(例)娘が5人もいたって、み〜んな自分勝手なことばかりして、誰も助けてくれやしないんですよ!

むすめ・なんて・つまら・ない【娘なんてつまらない】fromまっちゃん
亡き節子の名セリフ。散々実家をトラブルに巻き込んでおきながら、いざ解決すると
手の平を返したように嫁ぎ先に帰っていく娘たちを、腹立しく思って出るセリフ。
(例)あ〜あ、ホント娘なんてつまらない。こんなことなら、男の子を産んでおくんでしたよ!

むすめ・なんて・もう・たく・さん【娘なんてもうたくさん】fromみーたんさん
→「娘なんてつまらない」

め・の・かたき【目の敵】
見るたびに憎んで敵とすること。またはその人。渡鬼では類義語として「悪者扱い」がある。
(例)アタシは聖子の味方だよ!なんだい、みんなで聖子を目の敵にして!

もう・まよ・わ・ない【もう、迷わない】
一人前の料理人を目指す壮太が、自分の道は間違ってないことを確認するときに使用。
しかし何度も使用されることから、「お前、ホンマは思いっきり迷ってるのとちゃうの?」という疑問の声多数あり。
(例)俺、やっと料理人になる覚悟ができたんです。もう、迷わない

〜も〜だ・よ【〜も〜だよ】fromみるみるさん
“〜”には人物名が入る。その人物を批判するときに使用。名前を繰り返すことで、その人物の責任を強調する。
「〜も〜なら、**も**だよ」の別バージョンあり。
(例)五月も五月だよ!眞の言いなりになって!

もん・く・を・い・われる・すじ・あい・は・ない【文句を言われる筋合いはない】
相手の意見・批判に対して、相手がその意見や批判を述べる立場にいないことを意味する。
現代風に言えば「お前に言われたくないよ」といったところか。
(例)おばあちゃんに学費を払ってもらってる訳じゃないもの。文句を言われる筋合いはないわ。

−や行−

やっと・そう・いう・とき・が・き・た・の【やっとそういう時が来たの】fromけいこさん
時間をかけて、普通の夫婦、親子、嫁姑関係になれたときに使用する言葉。
(例)お義母さんと気持ちが通じ合える、やっとそういう時が来たの

やっと・ほん・とう・の・ふう・ふ・に・なれ・る【やっと本当の夫婦になれる】fromしずかじじぃさん
夫婦がトラブルを乗り越えて、お互いに以前より強い絆を感じたときに出るセリフ。「それじゃ今までは仮面夫婦だったんかいな!」という疑問の声アリ。
しかもトラブルを乗り越える度に、このセリフが出るため、「いったい何回本物の夫婦になったら、気が済むんかいな!」というツッコミの声もアリ。
(例)亨とはいろいろあったけど、これでやっと本当の夫婦になれる気がする。

よめ・の・ぶん・ざい【嫁の分際】fromまっちゃん
嫁・姑の立場を明確に分けることで、自分(姑)が相手(嫁)より地位が高いことを印象付ける言葉。
渡鬼では、主にキミが五月を罵るときに使用。但し聖子も使用人の分際で、五月に対してこの言葉を使用したことが確認されている。
(例)五月!アンタ嫁の分際で、アタシに楯突く気かい!

−ら行−

り・すとら【リストラ】
本来、企業の構造改革に伴う人員整理を意味するが、ここでは渡鬼の登場人物が橋田先生の思惑で消えることを意味する。
消え方は、病死、離婚、ニューヨークへ移住など様々であるが、消える要因は演じる俳優・女優によるところが大きい。
(例)沢田雅美はフクコの舞台をドタキャンしたから、渡鬼をリストラされた。

ろく・でも・ない【ろくでもない】fromゆきこさん
相手或いは第三者を罵るときに使用。
(例)まったく、健治さんはろくでもない男だよっ!

−わ行−

わて・こない・な・おも・い・ます・へ!【わて、こないな思います、へ!】fromミラーカイイレさん
常子の駄目押しのキメ台詞。最後の「へ!」は何を 意味するのか不明。最後の呼吸が音声化したものだろうか。
姉妹版に「へえへえ」「あ・そうでっか」がある。
(例)長子さんは英作の嫁にふさわしくないとな、わて、こないな思います、へ!