10年信州の紅葉 U  

      安曇野周辺の紅葉

                                                             
                                                     
長野県安曇野市、北安曇郡池田町、松本市  10/11/4


安曇野周辺の紅葉名所を尋ねて

桜と紅葉は年1回ずつしかない。一昨年大雪山の紅葉に出会ってきたが、昨年は近場の紅葉にしか行けなかった。今年始まったETC1000円割引は2年、各2シーズンしかない。この時期(11月上旬)紅葉の名所、福島県裏磐梯、長野県乗鞍・戸隠高原の紅葉はすでに終わっていた。しかし、2年しかない1000円割引、来年に向けてのロケハンでもいい、と都合のいい理由をつけて、信州方面へ紅葉と温泉(奥飛騨)の旅をした。

■計画した当初、信州の玄関口、長野市へ行って善光寺や付近の紅葉名所を尋ねようと思ったが、上記戸隠他、ほとんど有名な紅葉地の時期は逸していた。その中で信州の写真集を見ると池田町という所に、大カエデの見事なのがあり、見頃11月上旬という事で、松本市の北にある、安曇野市や池田町から旅を始めた。

  池田町観光情報公式HP

■もちろんETC割引を利用すべく、11月3日(祝)の夜、京滋バイパス巨椋ICを入り、瀬田西JCTを経て、翌朝(平日)長野道豊科ICまで、普段なら9千円位かかる通行料金が、1300円で済んだ(約450km)。徹夜運転の強行軍だったが・・・。


安曇野わさび農園


*すべての写真、クリックで拡大画像に
■松本IC次の豊科ICを5時頃出てすぐ近くの、安曇野わさび園に向かった。まだ周囲は真っ暗、同園の駐車場で夜が明けるのを待った。7時前頃からようやく撮影できる明るさとなった。

■この日予報は快晴、でも9時頃まで空には雲と地面には靄がでていた。



■わさび園の一角にこの農具小屋がある。何かの映画にも使われたレトロな水車小屋だ。

■湧き水の清流が流れていて、その川面から靄が湧き立っている。

■川底には水草の緑が色鮮やか、川面に木立の影も映っている。

■右図、わさび田と通路の橋です。入場無料の観光農園になっています。もちろんわさび他の土産品販売が目的です。



大峰高原の大カエデ

■ここ大峰高原訪問の目的は、前述のように写真集に取り上げられていた、「大カエ」

■左図は大峰高原から、安曇野盆地を挟んで見える北アルプス(飛騨山脈)?。標高3千m弱山並みで、壮大な景色で感動した。

■右図は下段の仁科3湖付近からの山々です。




■左図大カエデ。中図は大峰高原から見た、付近の山並み
でっす。

右図は高原の北側に見える北アルプスの山脈です。


碌山美術館



■碌山美術館は、日本の近代彫刻の扉を開いた荻原守衛(碌山)(1879−1910)の
作品と資料を 永久に保存し、一般に公開する為に作られた(同館HPより)所です。


■今年10月頃NHKの日曜美術館で取り上げられていたのを見た。螺旋系に上を向く裸体の「女」や絶望的な姿態の「デスペア」などが印象的だった。

 



■この美術館の建物(本館)はレンガ造りで趣があり、その周りの紅葉もきれだったので、入館して鑑賞と紅葉撮影をした。

 

■左図は、苔の生えた寄棟の屋根に十字架が造形され、その周りの紅葉と絡めたものです。

■ところで荻原守衛(碌山)は新宿中村屋の相馬黒光(店主の奥様)と恋仲になって、その情熱を恋の三部作などの彫刻作品に生かしている、という興味深い話があります。


梓川ダム湖

■松本から梓川を遡り上高地に向かう中ほどにこのダム湖(水殿ダム)があり、道の駅「風穴の里」がすぐ前にあります。

■昨年もこの時期来たが、昨年より紅葉がやはり少し遅れていて、見頃のちょっと前、というかんじでした。

以上

                                                                                                           
                                           
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