ヨード卵・光 -しあわせ気分プレゼント-
| ヨード卵・光ってご存知ですか？ 日本農産工業株式会社という会社が出している卵です。私が家で調理するために買う卵はヨード卵・光と決めています。それは、チェルノブイリ原発の事故の時に、「ヨードをとっていれば甲状腺ガンを防げる」というような話（ホント？デマ？）があったからです。当時大阪では「放射能予防お好み焼き」というメニューを作ったお店があって、中身はヨード卵・光とわかめとかそんな感じだったと思います。いずれにしても、ヨードを取るだけでかなり安全になるのならと思い、１パック６個入りで￥３００と高目の価格設定ですが、ヨード卵・光ユーザーになりました。 別に宣伝するわけではないのですが、ヨード卵・光は
日本農産工業は、平成８年５月から平成１０年５月３１日まで「ヨード卵・光のしあわせ気分プレゼント」というキャンペーンを展開していました。これは、ヨード卵・光についている光マークのシールを特定枚数集めると、その枚数に応じて賞品と引き換えるというものです。このキャンペーンで私はどうしても欲しいプレゼントを見つけてしまったのです。それは、ニワトリの形をしたクッションとその中に目玉焼きの形をしたブランケットが入っているという、すっごくかわいいオリジナル・グッズです。ヨード卵・光についているシールを1200枚集めて応募すると、もれなくこれがもらえるのです。 しかし、私はこのキャンペーンに参加するにあたって、大きな弱点をかかえていました。卵が嫌いなのです。正確に言うと、黄身と白身が分離した状態の黄身が嫌いなのです。だから、卵焼きやスクランブルエッグはＯＫですが、目玉焼きとかゆで卵は食べられません。偏食なのです。卵焼きなら食べられるとはいえ、やはり積極的に自分のために卵料理は作りません。こんなハンディをかかえつつ、私はこのキャンペーンに挑んでいきました。客人が来れば無理矢理卵料理を食べさせ、友人の家ですきやきをご馳走になった時も、使った卵の光マークを集めて家に持って帰ってきたり・・・・それでも光シールは全然たまりません。応募の最低枚数が300枚。１週間で６個（１ケース）食べれば１年間で300枚たまるはずなのですが、1200枚はおろか、最低ラインもクリアできそうもありません。かといってシールだけ剥がして卵を捨てるような仮面ライダースナックみたいなことは、私にはできませんし。 キャンペーン期間は平成８年６月から平成１０年５月３１日まで。シールの収集を諦めかけていた昨年、平成１０年の春に、うれしいニュースがとびこんできました。なんと、好評につき（？）キャンペーン期間が延長され、平成１１年５月３１までキャンペーン期間が延長されたのです。一度失いかけたチャンスだったのですが、俄然やる気を出して、シールを集めていました。でも、やっぱだめ。食べられないもん。たまごなだけに、たまに食する日々が続きました。（おやじギャグ） 冷蔵庫の横にマグネットで応募用紙を貼り付けて、卵を割るたびにシールを貼るという、地味な生活を地道に続け、気がつくとすでに平成１１年のゴールデンウィーク。「締め切りまで、あと１ヶ月か・・・・」私のラスト・スパートが始まりました。ここまで細々と応募用紙に貼りつづけたシールの数は約250個。残り50個だ！！ 朝はオムレツ、夜はチャーハン、客人がくればスキヤキと、卵・卵・卵のオンパレード。出汁巻玉子も何度巻いたことか。あまりにスパートしすぎて、５月の中旬には300個をクリアすることになりました！おめでとう、私。 封筒に応募先の住所を書き、嬉々として300個分のシールを送りました。希望賞品は小物入れ付きバスクロック。全然いらないものだったのですが、300個でもらえる賞品の中では、一番使えそうなので、これにしました。 私は、卵料理生活から開放されました。 ６月に入り「ちょっと卵を使おう」と思って、近所のスーパーの卵売り場に立ち寄りました。そこには相変わらずキャンペーンの応募用紙が下がっていました。「こういうものは、期間が過ぎたらすぐに片づけないとね。」なんて思いながらヨード卵・光を手に取ると、パッケージにこんな文字がかいてありました。 ショックのあまり、しばし卵売り場の冷蔵ケースの冷気に当てられながら、たたずんでしまいました。 しかし、貧乏性の性か、結局新しい応募用紙を持ってきてしまって、再びシールを集めて貼ったりしています。きっと年末までには300個はクリアできないことを、薄々感じながら・・・・ 最後に、疑問があります。卵と玉子ってどうやって使い分けるの？知っている人がいらっしゃったら、教えてください。 |
 |