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1998年10月10日(金) 大阪フェスティバルホール 晴れ
とうとう、1998年の関西最終日だ! なんか、怒涛のような1週間だった。
自分では「私の秋祭り」などと言って、楽しんではいたつもりだが・・・
さすがに最終日ともなると、やっぱり淋しいものがある。
しかし、場所は大阪だ。まだ気は抜けない。
前回の5年前のフェスでは、省吾は忘れてしまったかもしれないが
「ラストショー」で、急にマイクから音が出なくなった。
そんな事もあった、大阪。今回こそ、いろんなジンクスを消し去って欲しいものだ。
と、私が思うよりも、省吾自身が思ってるんだろうなぁ。
最寄り駅の「肥後橋」に着くと、こんなところにまでダフ屋が居る。
昨日も多かったが、今日もかなりの数が居る。
ヤツらのすぐ近くには「チケット余ってませんか?」と書かれた、
A4ぐらいの紙を持って立っている人たち。
まるで「いたちごっこ」のように、場所の取り合いになってるようだ。
小心者の私は「ごめんね。自分のチケットしかないの」と、目を合わせないようにして、
そして心の中で「ダフ屋から買わないで!」と願いながら会館へ。
今日は祝日、18時開演。 1曲目・・・昨日の今日、の割には声は良さそうだ。
という事は、昨日も無茶(?)はしてないんだろう。
「体調が良いとういだけで、気分が良い」と、昨日言ってた言葉そのままのようなノリだ。
「I LOVE YOU OSAKA!!」2曲目でそう叫ぶ。ちょっと飛ばし過ぎかも?
3曲目、あれ?一部歌詞が・・・「君に分け与えたい」が「君と分かち合いたい」と。
“間違った説”と“わざと説”があるが・・・わざと、だと思いたい。
今、今日のこの気分を分かち合いたい、一緒に楽しもう!そう言いたかったのだと。
4曲目、今日のピアノはなぜか切なく聞こえる。
5曲目に入る前、省吾の挨拶の時に、小島さんがちょっと咳してる?風邪でもひいたのか?
しかし、曲の間そんな事は全く感じさせない。これぞプロ?(ひいき目かな?)
6曲目!!お〜!この曲が聞けるなんて!! 途中で「大阪」という歌詞も入れてくれる。
ちょっとどころか、かなり飛ばしてるぞ〜! 今日は、暑くて熱い日になりそうだ。
MC・・・今日も最上段に気を使う。 「今までの人生を考えてしまうよね」
そして今日は、前列のサイドの人には「これからの人生を考える席だよね」とも。
7曲目、途中でMCが入る。
「結婚してる人は?うまくいってる?・・・それが一番だよ」
客席から「省吾は?」と声がかかるが・・・ 「へっ!」と鼻先で笑うだけだった。
どういう意味なんだろう・・・気になる・・・
「関西は今まで、本当にいろんな事があった」
ヤジ男の話、前回の和歌山(’90ツアー)で、幕がちゃんと落ちなかった話。
そして・・・今回は姫路。バラードでのいきなりの停電。
それらを身振り手振りで、楽しそうに話してる。
思い出になってしまえば、みんな楽しいものだ。
(一部で省吾の記憶違いもあるが、数千本の1つ1つ、確実に憶えきれるものではない。
その割には、本当にアクシデントの多い関西である)
「今日、何があるかわからないけど、楽しもう!!」
何かあるんだろうか・・・フフフ。
しかし、昨日今日とよくしゃべる省吾だ!それだけ気分は良いのだろう。
今日のバイオリンは、矢野さんじゃなかった。
気のせいか、人が変わると音色も変わるような感じ・・・
フィルム明け、後半だ!12曲目、岡沢さんのベースが身体に染みる。
13曲目、省吾の弾き語りの間、他のメンバーは汗を拭いてる。
小島さんはピアノの鍵盤も拭くんだよ〜!
メンバーの数人は、省吾以外は暗いから見えていない、と
思ってるんだろうか、うろうろしてる。
フフ、14曲目の「妖しいダンス」日によって、古村さんの場所がちょっと違う・・・
15曲目、矢野さんの力強いバイオリンを聞きなれてるせいか、ちょっと・・・
今日も、古村さんは楽しそうにストリングスの間に入る。
16曲、全部歌って「ありがとう!」そう言って、消えて行く。
「ありがとう!」はこっちのセリフだ。
アンコール。ん?今日は違うぞ!!ここでこの曲かぁ〜!!
(ちなみに、歌に入る前にカポの位置を直してた。なんでだろう?)
この曲でも「大阪」と入れて歌ってくれる。しかし、ココでこの曲を歌うとは・・・
2回目のアンコール。「一緒に踊って欲しい」そう言って歌い始める。
サビのところでは、客席でも数人が省吾と同じように踊ってる。
しかし、この曲のラップ・・・時々町支さんが間違えそうになる。
それにつられて(?)省吾も声がずれる。
間違えるとヤバイ歌詞になるんだけど・・・
「やっと見つけた彼には もう彼氏がいて・・・」おいおい・・・
あとはもうノンストップ状態。 4曲目のエンディング。
小島さんのソロの時、省吾が小島さんの横に座ってる。
小島さんの顔が「お疲れさま」と言ってる。 省吾も「ふぅ〜」と、ため息(?)ひとつ。
そして省吾のハーモニカだ。 古村さん、町支さんも花道で遊んでる。
だんだん「楽しい曲」になってきてる。
この秋のツアーの最後の方では、何をやって遊んでるやら?楽しみだ。
全員のメンバー紹介があり、省吾がみんなにもう少し前に出るように指示してる。
「ゴトン」 あっ!省吾がマイクスタンドを倒した!!
あ〜ぁ、自分でネタを作ってるよ〜! 小島さんと福田さんがスタンドを立てる。
それを見た省吾が、小さな声で「ありがとう」
すかさずマイクから誰かの声で「おおきに!」と。
省吾が「誰だ?」と探すと・・・小島さんがマイクを握ってる!!!
省吾が「彼だ〜」と手を伸ばすと、また「おおきに!」
ははは、ちゃんとした関西弁。
礼をして、ステージサイドに下がりながら、今度は省吾がそのマイクを取り
「おおきに!」う〜ん、やっぱりちょっと違う!
今度関西に来る時には、小島さんにちゃんとした関西弁を習って欲しいなぁ。
そして・・・ここまででも、かなり飛ばしてるはずなのに、3回目のアンコール!
メンバー全員出てきた、という事は・・・やっぱりこれを演ってくれるんだ!
あん?省吾はわざわざ赤のサッカーTシャツに着替えてるよ。
この曲は、この日で2回目。省吾のギターとハーモニカで始まる。
そういえば、オープニングのスタイルと同じになる。
「この瞬間(とき)を生きていたい」と歌う。
そして、少し前に出て「みんな自分の人生を戦っている」
そう言って、小さく拳を握り締める。
“がんばれ!”“がんばろう!”そう言いたそうだ・・・
「進む道は幾つもあるが、辿り着くべき場所はただひとつ」
省吾らしい、重くて深い言葉。
SAXの音が響いた後は、古村さん抜きでアカペラになる。
あら?古村さんの声って邪魔ですか?
というのは冗談だが、このコーラスがなお一層温かさを感じさせる。
省吾が「おやすみ!」と・・・ そして客席からは「ありがとう!」
この日、アクシデントはあった。11か12曲目だったと思う。
(たしか「この後にドラムソロがあるのに・・・」と思って見ていたので)
ドラムの足元のタイコ「バスドラ」の前にあったマイクが、下に落ちていた。
スタッフが、がんばって直してくれた。
この5公演、どの日も省吾は、毎日汗まみれで全力を出しきっていた。
それぞれのどの日にも、省吾とすべての人に「ありがとう!」としか、私は言えない。
秋のツアーが、なぜこんなに楽しいのか、その答えは・・・言葉では現せない。
この5公演のチケットのために、私の今年の夏休みはなかった。
でも、今から思えば、楽しい「夏休みの宿題」だったのかも。
そう、だって「思い出になってしまえば、みんな楽しいもの」だから。
私だけで約200枚のハガキを書いた。友達のも含めると、約300〜350枚?
今から思えば、よく書けたものだ・・・
私にとっては省吾のコンサートが、一番の生きがいなのだから、出来たのだろうけど。
運良く全部、座席有りで取れて、私の運もこれで尽きたのかもしれない・・・
(と、思っていたが、佐渡・両津市民会館のチケットも取れている。
まだ、かすかに運は残ってるのかな?)
しかし、とりあえず今日は「お疲れさま、楽しかった!」そして「ありがとう!」
他には何も・・・ |