2001年への旅日記<国営備北丘陵公園>  
LET SUMMER ROCK!'99「SUNSHINE PICNIC & MOONLIGHT DANCING」
1999年8月7日(土) 広島(庄原)国営備北丘陵公園 曇り時々晴れ

この数日前から、私は体調を崩しつつあった。
というのも、台風7号に続いて8号が九州に接近し、広島方面には大きな被害はないものの、
予定通りに決行されるのかどうか、それが気がかりだったから。
(最初っから1泊のつもりで旅行日程を組むのが無謀だったのかもしれないが・・・)
前日の天気予報でも、難しいところだったと思う。
いや当日の予報も、午後からは微妙なところだった。
9時の発表を待ちきれずに、10分前に電話で問い合わせてみると、
「本日のコンサートは予定通り・・・」信じきれずに、再度・・・やった〜!!
決行となれば、途中で雨が降ってもそれは想い出となるもんだ。後は、なるようになる!
この時点で、やっと胃の痛みが治まってきた。
新幹線で2時間弱、広島駅に到着。
それからバスに乗り・・・2時間弱・・・
おいおい、新幹線に乗っていたのと同じくらいの時間が掛かってるやん・・・
行きは良いが、帰りは渋滞になるんだろうなぁ。
という心配もしながら、会場へ。
うん、雲は多いがなんとかなりそうだ!
携帯電話で先に付いている友人と連絡を取ると、ほとんどが整理番号に関係なく入場したとか。
夢番地め・・・イベンターの方も「決め事」は守ってくれよ〜!
「DANCING ZONE」中央あたりの小島・古村前をキープ。
お椀状態になっていて少し傾斜があるので、みんなが立ってもなんとか見えるだろう。
回りの山々、芝生も綺麗だ。そういや、空気もおいしい〜!
都会から離れているだけの事はある。(ちょっと遠すぎるが・・・)
場所を決めて少ししてからサブステージが賑やかになる。
それを横目に見ながら日焼け止めを塗ったり、「FAMILY ZONE」の友人と会ったりと、
ゆったりとした時間を過ごす。
こんな時間の過ごし方も久々だなぁ・・・
友人の居るZONEから戻る途中に、サブステージの横を通るのだが・・・
見慣れた(?)横顔が「JEHO」というバンドの演奏を楽しんでいる。
・・・・・「あ゛〜〜〜!古村さ〜ん!!!」
先を歩いていた友人を引き戻して、3人で古村さんに手を振る。
「え?」と気が付いた古村さんは振り返り、自分に向けられていると判ると、少し笑ってくれた。
しかし・・・上半身・・・ハ・ダ・カ!いくら暑いとはいえ・・・
などといいながらも、目のやり場に困る事なく見ていた私達・・・
その後、小島さん・福田さん・ストリングスの女性達が、メインステージとサブステージの間に集まる。
「コンサート前なのに、のんびりしているんだなぁ〜」と思っていたら、
福田さんの手には「モヒカンリレー」の文字が入った大きな紙が・・・
なんと、ここでもやるのか〜!
4:45頃に、やっと一人が名乗りをあげた様子。
福田さんが刈っている間、小島さんは黒と赤のマジックを持ち、楽しそうに見ている。
出来上がり、小島さんが近づくが・・・すぐに離れた・・・断られたようだ。が・・・
おっと、二人も参加者が居たのか!!
いつのまにか、R&Sの社長も覗き込んでいる。
二人目は小島さんのイラストにOKを出したようで、嬉しそうに何かを書いている。
出来上がると、あたり一面からの拍手。
この二人で時間はなくなったようで、メンバーのみんながステージ裏へと・・・

5時頃から、ステージサイドに有る画面に、青い空と白い雲の映像を流す。
ステージ前方には、いくつかの特効がセットされているのが見える。
どの曲のどこで打ち上げるんだろうか。
カメラもあっちこっちにセットされてある。
いよいよだ・・・
5時半、待ちきれない様に前方から立ち上がり、手拍子が始まる。
運動会の打ち上げ花火のような「パンパン」という音が数回響き渡り、ヘリコプターの音。
メンバーが登場し、スモークと特効が打ち上げられる。
それらの煙の中、中央から省吾が・・・
白いシャツにブルージーンズ、生成り色のジャケットという衣装。
1曲目が始まると、いろんなところでスタッフも走り回る。大変だなぁ。
しかし、この曲からのスタートとは・・・ある意味では予想外だった。
ここ数年はこのテの曲を演っていなかったから。
1999年だからあえて・・・なのかも?
3曲目までは’91のアリーナツアーバージョンのアレンジに似ているようだ。
が、当時よりもう少し短縮されているような気もする・・・
省吾の声は、万全ではなさそうだが、まずまずというところかな。
福田さんのキーボードの調子が良くなさそうだ。
3曲終ると、スタッフと何か話をしている。
MC。
「1999の7の月を乗り越えて・・・」ははは〜、こだわってる?
「集まったみんなが主役です!」
その間キーボードの調節をしているが、大丈夫かな?
4曲目。あれ?古村さんのギターのストラップ・・・
左肩のあたりは・・・2001ツアーバンダナ!おっしゃれ〜!!
6曲目。エンディングで古村さんのSAXが益々長くなる。
1回後ろを見て、ハァ〜っとため息(?)をひとつ。小島さんがそれを笑って見ている。
と、古村さんがSAXで小島さんに絡む。当然(?)小島さんも返す。
納得した古村さん、今度は大久保さんまでも巻き込む。
楽し〜!こんな古村さんを見れるなんて!!
MC。
「働いてる人は?・・・ほとんどの人は自分でチケットを買ってきたわけだ!
働いている人にこの曲を・・・」
8曲目。野外でも花道へ走る古村さんと町支さん。
今回は・・・念入りに町支さんの股間に手を差し出しているようだ・・・
古村さんって、そんなに野外が好きだったの?めちゃ楽しんでるや〜ん!
MC。古村さん、福田さん、町支さん以外はステージから降りる。
「野外コンサートで一番良い時間帯だね。雲は多いけど、台風が直撃しなくて良かったよね!」
そんな話をしながらセッティングの様子を見る。数本のコードを持ったスタッフがまだ2人・・・
「家を出る時から無事に帰るまでがイベントだからね!
万が一雨が降っても、それも楽しみたいと思ってる」
福田さんがアコーディオン、古村さんがマンドリンと間奏にフルート、
そして町支さんのギターと4人で9曲目。
MC。
「良い場所を探してくれた岩熊君、ここを貸してくれた庄原地方の人達に感謝します!
この前のキロロでは・・・台風・メンバーが乗った飛行機がハイジャック・・・で、厄は全部落ちた!
と思ったら、台風7,8号と・・・このステージを組み立ててくれたスタッフに感謝!!」
そうだね〜。スタッフは本当に良い人達だ!
「次の曲はみんなと歌いたい!」と言った10曲目。
MC。船田さんと小島さん登場。
小島さんは福田さんのキーボードの場所。軽く弾き始める。
いつもそこなら良く見えるのになぁ・・・(あ、いやいや・・・)
「昨日広島・・・明後日は長崎・・・原爆の被災者と戦争で亡くなられた人の為に黙祷をしませんか?」
小島さんの弾くキーボードの音が、その間哀しく響く・・・
そして11曲目へと省吾の声だけが公園中に・・・
いや、バックには虫の声と、時々遠くで鳴いているカラスが。
終ると、小島さんがスタッフに「ここやね?」と、1曲目からのキーボードの調子が良くないところを
確認しあっている。
12曲目。メンバー全員がステージを降り、省吾の弾き語りになる。
MC。
「風が出てきたけど寒くない?」省吾にイスと淡い黄色のジャケットが用意される。
(そういえば、上着はいつのまにか脱いでいたっけ・・・)
省吾の後ろにストリングス達がセッティングされる。
町支さん、古村さん、小島さんも登場。
「後ろの方、音は届いてる?FAMILY ZONEってどの辺?遠いよね〜!
でも、食べ物とトイレは近いよね!と言う事は・・・(前方に)この辺はみんな独身?」
と、普段のツアーでは聞けない質問が・・・
「だんなを置いて独りで来た人?」「女房を置いて来た人?」
「本来、FAMILY ZONEにいくべき人達だね?」
「ボーイフレンドの居ない女性?」「ガールフレンドのの居ない男性?」
「・・・バランス良いんじゃない?恋人を作る場にしてください!
適度にね・・・しつこいとストーカーになるから・・・」
ついでに(?)年代別拍手が入る・・・13、14曲目。
MC。
「夕日が綺麗!カメラで撮ってあげて〜!」
と、話しているバックに弾いているピアノは・・・「ムーンライトセレナーデ」や〜!
「暗くなってくると子供が迷子になりやすいから・・・」
ピアノの曲が急に替わる!!”迷子の迷子の〜♪・・・”
「赤い帽子を被った、3才ぐらいのお子さんが・・・ステージの上でピアノを弾いてます!」
と省吾のツッコミが入るが、ピアノは止まらず反対に客を煽り、みんなも歌い出して結局1番全部!
その間、さすがの省吾も止めるのを諦めて、頭をがっくりと落とす・・・
弾き終えると、また「ムーンライトセレナーデ」になる。(なんちゅう・・・)
アコーディオンも少し参加している。
「何年後かに・・・”1999年8月に、まだ小さかったお前を連れて、
浜田省吾のコンサートへ行ったんだよ!”と、お父さん。息子が”そんなの憶えてないよ〜!”」
と、家族で来ている人を気遣いながら・・・
「そんなお父さんとお母さんに・・・そして、これからお父さんお母さんになる人にこの曲を・・・」
15曲目。今回のツアーでは、省吾の弾き語りでしか聞いてなかったが、今回は
古村さんのマンドリンとタンバリン、福田さんのアコーディオン、岡沢さんのタンバリン、
町支さんはギター、大久保さんもタイコを叩き、ストリングスも入りの、
しっとりとしたすっごく良いアレンジになっていた。
曲の最初の方で、岡沢さんが古村さんの方を見ている・・・
古村さんがタンバリンを叩き忘れていたのかな?
途中小島さんの譜面がズレてスタッフが直しに出てくる。
スタッフが下がる時に、小島さんに何かを言われて軽く背中を肘でつついて行った。
どうやら、風で飛ばない様にテープで止めていたのを、この前の曲が終った時に次の曲の譜面までも、
小島さんが取ってしまっていたのでは?
この曲の後かな?シンプルなステージ後方には、8本の筒状態になっているライトのセットが
組まれているだけだったが、薄い幕が下から出てくる。
MC。
「少し夕焼けになってきてるね・・・」ピアノは「赤とんぼ」だ〜!
「飲んでる?酔っ払ってる人?」小島さんが元気に手を挙げる・・・
「キロロの時は、急性アルコール中毒になった人がいたから・・・適度にネ!青空がキレイだ・・・」
16曲目。コーラスで古村さんが歌い忘れた?
小島さんと顔を見合わせて笑っている。
そして17曲目へと。
このアコースティックの時の画面では、セピアになったりと、客席から見るだけではない
加工がされている・・・
MC。
ストリングスの紹介をし、
「雨が降らなかったら・・・と、彼女たちにリクエストをした。
ここで3曲短いクラシックの曲を・・・どう?」

その3曲の間に、薄い幕が下ろされる。
トイレなどに立つ人が多い様だった。
その雰囲気に後ろを振り返ると、省吾が言っていた「ゆったりしたコンサートにしたい」
という状態ではないほどの人で溢れていた。夢番地・・・
もう少し聞いていても良いくらいに、本当に短いものだった。

曲が終ると画面にフィルムが流される。
いろんな争いが今尚どこかである。そんな事を言いたげなフィルムだった。
いや、もっと他にもあるのかも・・・
テープが流れ、メンバーが登場。
21曲目。バイオリンは矢野さんだけが登場している。(この曲のみ)
ここでも画面は荒々しいものに加工してある。
これで「売り物」にはしないのか?う〜ん・・・
小島さんはイヤホンをしている。
このツアーで聞き慣れた曲が続く。
23曲目の終りのドラムソロもある。
24曲目の、町支さんと古村さんのダンスも健在だ!
25曲目でストリングスが全員登場。
後編で、中央に居る古村さん・省吾・町支さんが飛び跳ねる。
古村さんは花道に走ると、その端に置いてあるモニター(?)まで乗り越えて、
端の端まで行っている。
一瞬の静寂の後、町支さんのギターがうなり、懐かしいイントロへと・・・
26曲目。’91ツアー以来ではなかろうか・・・
MC。
「今日集まってくれたみんなそれぞれに、それぞれの人生があるんだなぁと・・・
いろいろ心配したり計画したりして・・・楽しい時間を過ごせた事を感謝します!
みんなの旅も、おれたちの旅も続きます。またどこかで会えるのを楽しみにしてます!!」
そして・・・曲目は聞いていて知っていたが・・・
ピアノのイントロで鳥肌が・・・!
替わったアレンジでもないが、ストリングスも入り、厚みがある。
途中の歌詞は・・・変えたんだろうか?(立川でチェックして来ようっと!)
「いろんな街から来てくれて、ありがとう!」そう言って、本編が終了。

アンコール。
「1曲、夏らしい歌をと・・・」
1曲目はアカペラだ〜!
小島さん・古村さん・福田さん・省吾・大久保さん・岡沢さん・町支さんと並んでいる。
小島さんと古村さんはお互いの声が気になるようで、耳を押さえて歌っている。
他は余裕たっぷり?!
間奏でストリングスが入る。
う〜ん!なかなか〜?この曲だけはかなり練習したかな?
3曲目。最後だけが「広島GIRL!」と。
あ!古村さんの右胸が・・・色っぽい・・・
4曲終了し、メンバー紹介。そして1列になり礼を・・・そこからウェーブ?
いまいち息が合ってないよ〜!
2度目のアンコール。
1曲目のイントロで・・・古村さんのSAXが長くなってるのを利用して(?)
省吾が「恋人が居る人は、一緒にダンスをしながら・・・」などしゃべっている。
小島さんもそれぞれの顔を見ながらピアノでひっぱる。(古村さんは大変?)
「おれたちの旅はまだまだ続きます。みんなの街におれたちが行きます。
そこでまた再会できる日を楽しみにしています!」
エンディングでそう言って2曲目へと。
2曲目が終ると、メンバーは降りて行く。
「もう少し客席の方明るくならない?みんなの顔を・・・
いろんなところから来てるんだよね?」
と、全国の県名、方面名を聞く。
「北海道!」に友人が叫び、周りから歓声と拍手が起こる。
「FAMILY ZONEの人、本当に子供たちが大きくなるのを楽しみにしてるからね!」
省吾の声が本当に優しい。
省吾が退場する寸前に花火があがり出す・・・

たしかに、ON THE ROADの流れの中の野外コンサートでもあった。
それは選曲から伺える。
しかし、野外コンサートの理想には・・・イベンターには伝わっていないようだ。
時々振り返ると、普段の野外コンサートのようなたくさんの人の顔が、
ゆとりがなさそうにびっしりと見えた。
人を入れ過ぎている。
おまけに、退場時にはどの道を行けば良いのかが、全く判らなかった。
イベンターの対応は最悪だったかもしれない。
しかし、MCでの省吾の気遣い、コンサート内容、スタッフの事などを考えると、
それらを打ち消せるだけのものはあった。(しかし、なんとかせ〜よ!夢番地!!)
日々の生活に追いかけられて、最近こんなにゆったりした事はなかったように思う。
そんな意味でも、本当に良かった。
待っている間に、雨にならない程度のものはあったが、心地良い天気になった。
この野外はあと1日残っている。
最終くらいは、すっきりとした青空を見たい・・・(日焼けは心配だけど・・・)