2001年への旅日記<三郷>  
1999年10月15日(金) 三郷市文化会館 曇り時々雨

1999年7の月を無事(?)に通り過ごし、雨と戦った野外もなんとか終えて、秋の初日が今日。
この春の最終日には、省吾の口から「ステージセットが変わる」という発言が有り、
野外で新しく歌われた曲や、この秋から登場するであろう曲が聴けるはず!
といった思いも有り、この日のチケット取りはみんな苦労していた。
私は、友人の好意により苦労なく行ける事になったが・・・

東京から約1時間。
三郷に着き、霧雨の中会館に向かって歩くが
「本当にこんなところにコンサートホールがあるのか?」と言うほどの静かな住宅街が続く。

開場時間を15分は過ぎているのに、結構な人達がまだ会館前に居る。
予想通り(?)に、開演は少し遅れるようだ。
開場時にもらったメモリアルチケットのデザインも変わっている。
多分、パンフレットの表紙の写真だ。
一緒に貰ったチラシには
「@shogo.comのアドレスをGetしよう!」と書かれている。
これでまたパソコン人口が増えるんだろうなぁ・・・
友人を待っている間、遠巻きにグッズを見ると、新しいTシャツが数枚と来年のカレンダーが見える。
何時の間にか、今年も後2ヶ月半か・・・

自分の座席に着き、ステージを見る。
全員がちゃんと見えそうで良かっ・・・あっ!幕がない!!
う〜ん・・・これはここのステージが狭いからなのか、それとも頭では幕は使わないのか?
ドラムセットの後ろに、野外で使われたのと同じような「塔」のようなものが1本立ててある。
曲に合わせて、多少でもそこのライトを稼動させるんだろうか?
と勝手に、いろんな事を頭の中で作り上げてしまう・・・
そして落ち着いた頃に聞こえてきたのは・・・
「RCサクセション」「スピッツ」などの日本のミュージシャンの曲だ。
ここで使われる曲も変わった。

開演予定時間を10分少々過ぎた頃にその音が消えていき、次に聞こえてきたのは・・・
BEATLESの「ALL YOU NEED IS LOVE」!!
(スペルが違ってたらすみません・・・)
省吾の事だから、この曲を使うのにもなにか意味が込められているんだろうなぁ・・・
曲の途中から客電が落ちる。
いつものようにメンバーが登場し、いよいよ省吾もステージに現れる。

1曲目から小島さんが大きなヘッドフォンをする。
ということは、あの曲から?(・・・つい、メンバーで曲名が判ってしまう・・・)
青いチェックのシャツにブルージーンズの省吾の体調は良さそうだ。
って、初日から体調が悪いとシャレにもならんけど・・・
2曲目。ライトが明るくなり、イントロで古村さん・省吾・岡沢さん・町支さんが前に出る。
やっぱりこの曲はここでなきゃ!
3曲目。このイントロは・・・!!早速新しく増えた曲だ。
野太い音になっている気がする。
4曲目。小島さんのイントロから福田さんのキーボードが重なる。
ん?福田さんの音もいままでと違って聞こえる・・・
5曲目のイントロで省吾が「雨の中をようこそ!」と軽く挨拶を入れる。
が、私だけだろうなぁ。
その声を聞くよりも、ピアノの音を聞いて次の曲に心を躍らせているのは・・・
この曲のイントロは、後々SAXソロの音が長くなるやろうなぁ〜!
あ・・・小島さん、コーラスを間違えてる・・・
でも、小島さんの声が聞こえてない・・・?(オイオイ・・・)
6曲目。今までにも歌っていた曲は、妙に落ち着いて聴ける。
メンバー紹介後、省吾一人。
「椅子に腰掛けて、ゆったりしてください!」
MC。省吾も椅子に座り「雨の中待たせてゴメン!」「前回来た!って人は?」
と、省吾の方もゆったりと話し掛けてくる。
前回は、’90ツアー初日直前の「FC会員のみの公開ゲネプロ」でこの会館を使っていた。
今回は、なぜか三郷市内の人は1〜2割程度しかいない様子。
といっても、関東各地が大半を占めている。
「この秋のツアーの初日だから、音のコトとか僕の腰痛の事とか・・・
冗談ですけど・・・あって15分遅れました」
・・・まさか・・・
「夏の野外に・・・来れなかった人!」
少しフェイントをかけ、問い掛ける。
つられてフライング気味に答える人。
笑いを取るコツが省吾にも判ってきたかな?
「あれから実は腰痛で”俺の休みを返せ!”って感じでした・・・」
あらら、どうやら本当のようだ。
「その後、フィルムの撮影・リハーサルをし・・・毎日遅くにスタジオから帰って・・・」
と話を続けて、7曲目へ。
MC。(ストリングス・町支さん・小島さんが登場)
「そんな事を思った事ある?」7曲目の歌詞の事だ。
「この曲を書いたのは・・・32歳・・・生意気な32歳だったなぁ・・・」
スタッフが持ってきた上着を着る。
「さぁ、今日もやろうかなぁ〜!」(・・・アレか・・・予想通りの年齢別拍手・・・)
「今日は・・・コアな人が集まってるわけで・・・」(そっそんな・・・)
「スタッフを含めて30人くらいでツアーを回っていて・・・最年長は誰でしょう!」
客席から「省吾〜?」と言われるが
「俺は12月生まれだ!!」(その言い方は・・・町支さんや〜!)
「スタッフが孫の世代になるまで続けていきたいと思います!」
話の流れに合わせて、ピアノの音が聞こえてくる・・・
APに向かっている。
譜面の最後に書いてあるのは・・・省吾のサインだ!!
8曲目。う〜ん・・・そのうち久々に聴いてみたいと思っていたけど、意外に早く聞けたなぁ〜
MC。あれ?パターンが変わった。バラードの曲数が減るのか?
と思ってたら、さっき着た上着をブツブツ言いながら脱いでいる。(なんなんだぁ〜!)
(他のメンバーも登場)
「結婚してる人!」「結婚してるけど一人で来た人!」と質問が続く。
「結婚生活に失敗すると言う事は、人生に失敗するのとほぼ同じで・・・」
(そ・・・そんな言い方はないやろ〜!)
ありゃ、省吾の話に合わせて小島さんがピアノで何かをやりたがってる・・・
「省吾は〜?」とか客席から言われて
「一般的な話だって!俺の話じゃない!!」(嬉しそうに、こっそり「運命」を弾いてる・・・)
ストリングスと福田さんが紹介され、9曲目へ。
この曲は何年ぶりに聞くんだろうか・・・
が、さすがにエンディングで「スクリーンは?」と探してしまう。
しかし・・・10曲目!
まさかステージで聴けるとは思わなかった・・・
初めて聴いた時から、この曲の漂う感じが好きで・・・う〜ん、やられた〜!
ただ、もう少しツアーを重ねていくと、もっとしっくりいくかな?
ところどころ「ん・・・」と、私は思ってしまった・・・
ここでスクリーンが降りてくる。

フィルムは・・・ヒッチハイクをする省吾。乗せてもらった人の農場で働く・・・
(サングラス姿では有るが、妙にイタについていて客席から笑いが起こる。
しかし・・・これで腰を痛めたのでは?とも思えて・・・)
そこの女の子が「私はたくさんの人と出会いたい。そして、人の為になる何かをしたい!」
と、省吾に向かってそんな話をする。
その子の名前は「マリア」
バックに流れるのは・・・「我が心のマリア」(省吾らしいよなぁ・・・)
そしてまたどこかへ向かって歩き出す省吾・・・

フィルム明け。
さすがに最初は判らなかった・・・フィルムの流れからこの曲になると言う事は・・・
省吾は着がえなしだ。
11曲目から13曲目までは一気に進む感じだ。
13曲目が終るとやっぱりあるのはドラムソロ。
ギターを交換した省吾が小島さんのところに行き、何か話し掛ける。音の事だろうか・・・
小島さんは笑って答えている様子。
14、15曲目。ここははずせないんですね・・・
14曲目では、いつもの町支さんと古村さんの・・・やっぱり妖しいぞ!
16曲目・・・!
多分誰も予想は出来なかったと思う。聴いてみたい!と希望はしていても。
APに置いてあったもう一つの譜面は、この曲のものだったのか。
譜面の長さから、もしかすると・・・とは思ったが・・・
やられたなぁ・・・
「俺達の音楽の旅も、人生の旅も、みんなの旅もまだまだ続きます・・・」

アンコール。
1回目。サイン入りのギターを持って、ツアーTシャツに帽子の省吾・・・
と、小島さん?何すんね〜ん!!
うをっ!!!二人だけでこの曲?おいしいや〜ん!
省吾の顔を見ながら楽しそうにピアノを弾く小島さん。
さて、この企画はどちらから仕掛けたんだろうか?
あ〜ぁ・・・小島さんの両足がピアノの鍵盤の上にまで上がってる〜!
すっごく楽しいけど、このバトルは小島さんの勝ち!!
ここでは毎回小島さんと二人のバトルになるんだろうか?
2回目のアンコール。
省吾がギターでブルースを少し弾く。
小島さんが黙っているわけなく、ピアノでまたもや絡む・・・
1曲目は古村さんと町支さんで曲名が判った!
このエンディングの途中でストリングスも登場。
今日は彼女達の着替えはナシか。
2、3曲目は全員。
久々にホールで聴くと、かなりパワフルな音になってる。
期待はしてなかったが、3回目も出てくれた。
福田さんが自分のカメラで客席を映している。
小島さん・・・最初からしているヘッドフォンを遊んで変に使い、福田さんを呼んでいる・・・
その姿を映して欲しかったみたい・・・何をするやら・・・
で、この曲だ〜!
野外では歌わなかっただけに、嬉しかった〜
途中・・・ピアノ・ベース・ギターが少しずつアドリブで入ったような気が・・・
エンディングでは、ドラムのシンバルの音に合わせて、古村さんの頭が揺れている。
みんな楽しそうだ!
「THANK YOU!」

フィルムから11曲目、そして16曲目・・・
「HOMEへ帰る」そういう意味なんだろうか。
ただ、省吾にとっての「HOME」は「家」というだけでなく
「辿り着くべき場所」そんな気が・・・
その一つが・・・いつまでも「ステージ」で、あって欲しい。

カメラマンの内藤さん、ライターの田家さんも来られていた。
高橋社長も含めて、みなさん穏やかな顔をしていた。
この秋の良い「船出」になったようだ。
あとは、省吾の体調だけ・・・