2001年への旅日記<名古屋>  
2000年9月5日(火) 名古屋国際会議場センチュリーホール 晴れ

1998年4月にスタートしたこのホールツアーが、今日明日の2日間で終る。
始まった頃は長く感じたが、終わりを迎えるとなると・・・
本来なら、この2日間はとっくに終っていた。
今年の4月、省吾が”コンサート中に肉離れ”という怪我をしたため、
この日に延期となってしまった。
当時は残念に思ったが、そのおかげでチケット取りに苦労せずに
最終日の2日間に参加できる事となった。

いろいろあったいろんな思いが、この2日間によぎっていくのだろうか・・・

この終盤に来て、体調が思わしくないメンバーもチラホラ。
まぁ、ストリングスとドラム以外は40代以上やもんなぁ〜仕方ないか〜

という心配な中、約3分遅れでスタート。
テープの音が流れて客電が落ちる。すでに客席の方も総立ちになる。
メンバーが登場し、続いて省吾がハーモニカホルダーを付け、ギターを持って現れる。
途中で立ち止まり右腕を振り上げ、中央に進みもっと大きく力強く腕を上げる。
1曲目。省吾の掻き鳴らすギターの音。
福田さんの首が元気に跳ねる。
小島さんは・・・まだ疲れが見える・・・痩せてるなぁ・・・
2曲目。一瞬の暗転から明るくなり、古村さん・省吾・岡澤さん・町支さんが前に出る。
省吾が岡澤さんのTシャツの胸元に指を当てる。何か言いたげ。
1番の終りに、省吾の後ろで町支さんと古村さんがクロスするように走る。
それぞれがスピーカー横に立ち、中央の省吾ににじり歩く二人。
エンディングでまた4人が前に出る。
ピアノの音が少しずつ走り出している?
町支さんのギターの音から3曲目。小島さんはモニターの音を直す。
省吾はハンドマイクで歌いながら歩き回る。
町支さんの両肩に・・・タトゥー?
黒で稲妻が左肩に書いてあり、赤く塗りつぶされている。右は・・・?何だろうか?
同じように赤いものは見えるが、別の絵の様だ。
間奏、その町支さんの横でSAXソロ。
その後・・・古村さんが町支さんの右肩のタトゥーを・・・舐めた!!!(きゃ〜〜〜!)
あ、省吾が歌詞を間違えた・・・(まさか、古村さんのその行動を見たから?)
2曲目から気になってるが、省吾の左のお尻のポケットの赤いハンカチ?バンダナ?
あれは何のため??
ラストで町支さん側の花道に古村さんが走る。
それに合わせてピアノの音も走る。
軽く挨拶。「YA!延期したにもかかわらず・・・」町支さんが両腕を上げ手拍子を煽る。
「心から感謝してます。名古屋はホール最後の場所。ステージに上がっているミュージシャン、
照明やPA・・・等のスタッフ、3000人近い一人一人と、
素晴らしい夜にしたいと思います。最後までヨロシク!!」
4曲目。途中で「Key福田裕彦!」とソロが入る。
小島さん、そろそろ元気に?(いや反対かな?)
口を開け舌を出す。(あ、狂犬病?・・・失礼・・・)
ピアノの音も転がり出す。
5曲目。古村さんがイントロで花道に走る。
「HEY名古屋!今夜聞きたい事がある。俺が聞きたいのは・・・」と、歌に入っていく。
途中、歌詞を間違えた?省吾の体調もイマイチなのか?
ラストの方で、それぞれの近くの花道に出る、町支さんと古村さん。
その間に省吾は古村さんのタンバリンを取り、叩く。
エンディングで自分の立ち位置に戻る町支さんを、省吾が釣るフリ。
町支さんはギターでその糸を切るフリ。楽しそうだなぁ〜
その後ブレイクが有り、盛り上がる。
メンバーが紹介され「ボーカルは?」と、客席に耳を当て、
「SHOGO!」と叫ぶ声が聞こえると、納得したような顔。
「ここいらで、その素晴らしい・・・?」と、客席をじっと見て
「グレーの椅子に腰掛けてください!」椅子の色を確認していたようだ・・・
省吾も椅子に座り、ハーモニカとギターのセッティング。
MC。「YA!やっと会えたね。後程ゆっくり説明します。
5月に(コンサートを)やってたら車椅子か松葉杖で・・・延期になった方が良かったよね?」
と言って、横にある小さなテーブルの上にあるタオルで汗を拭く。
「ここって広いよね〜”今日初めて浜田省吾を見る”って人は?
はじめまして、どうですか?想像してたのと・・・」と聞くと
「カッコイイ〜!!」の声にのけぞって喜ぶ。
「初めての人も何度も見たって人も、一期一会のつもりで・・・
でもやっぱり最後は”尾張(おわり)名古屋”って・・・」
大いにウケる!
「それなら”姫路始め”って言った人が・・・(シ〜ン・・・)あ〜〜〜サムイ!!」
と、客席の反応を察知し応える。
(しかし・・・まさか小島さんが言ったんやないやろうな・・・)
「滅多にやらない曲を・・・長い歌なんで。’86年の”J.BOY”あたりの曲・・・」
ギターをちゃんと持ち直す時に「よいしょっ!」と、省吾の小さな声が出る・・・
6曲目。私の座席から数列前にあるPA卓が、少し見える。
その日の曲目表が置いてあるようだが、この6曲目のところあたりは
何も書かれていないように白い。
本当に省吾のその気分でここの曲が決まっているようだ。
”僕は泣いてる 君のために”
・・・発表されたのは1986年だが、この曲が作られたのは70年代だったはず。
MC。「今日で(このツアー)160回目です。スゴイ!
今までの最高は’82で148。あの頃は1年で回った・・・」と笑いを。
「今日もやろうかな・・・う〜ん・・・」と小さな声で言い
「でもま、やります!!浜田省吾ファンがどのように生息し分布しているかを・・・
正直に!!」と、力を入れて話す。
「さて、10代!・・・(パラパラ)5人?う〜ん・・・
”THE DOOR FOR THE BLUE SKY”を出した後
シングル5枚出してるんだよ〜!」と、その出したシングルを紹介しだす。
”イメージの詩”を少し歌い「吉田拓郎さんの50才の誕生日のお祝いにと・・・」
(ん?省吾ももうすぐやん!)
次には”モノクロームの虹”のイントロを生ギターで少し。
「で”LOVE HAS NO PRIDE”でしょう、”銀行と〜”に
”・・・to be “Kissin’you“”と・・・
5人じゃカウントダウンTVに出ないよな〜最近は友達にも”(音楽を)やめたの?”
って言われた・・・それでは、人生まだ始まったばかりの20代!(まずまず)
どんなに飛んだり跳ねたりしても、肉離れや腰痛にもならないよね〜何悩んでんの?」
に客席の一人が「家が燃えた〜!」
1階席の後方だったが、省吾の耳にも聞こえたようで「何で?」と。
男性「隣の火が移ったの〜!」
省吾「君は悩むべき権利がある!許す!!」(そんな言い方・・・)
「人生の意味を見つけるのは難しい事だけど、喜び、人生の喜びとか、
家を建て直す喜びとか・・喜びを見つけるのはそんなに難しい事じゃないからね。
30代!(非常に多い!)なんで盛り上がるの??一番辛いでしょう?リストラされた人は?」
そう言っていると、客席から「今日誕生日!」と。
省吾は「おめでとう!祝ってくれる人は居るの?」
残り少ない時間を惜しむように、一人一人に語り掛けるように丁寧に喋ってくれる。
男性「奥さん!」
省吾「カミサン連れてきたの?一人?何で?」
男性「子供が6ヵ月なんで・・・」
省吾「どうして預けてこないの?!」
と”星の指輪”を歌い出す。”子供達 お袋に〜”「預けるべきだ!!」
(目茶ウケ〜!!しかし、自分の曲を使ってオチを付けてどないすんねん!)
「君のような人のために書いた曲だよ!40代!まだ若いぞ〜!まだまだこれから!
と、思っても・・・いきなり来ます。時々定期検診もしましょう!
50代以上は?若い者に道を示してるよね。しばらくはスローな曲が続きますので、
ゆっくり・・・今年でレコードデビュー25年。その間、ずっと一緒に走り続けた仲間です!」
と、町支さんが紹介され登場。
「このツアーに出た時はオーバーオールで・・・この4月から5キロも痩せた!」
ストリングスも後ろに登場。
7曲目。町支さんが作ったテープの音が流れる。
途中で「Jストリングス・カルテット!」と省吾。
町支さんは嬉しそうに4人を(実はその中の一人だけなのかな?)見つめる。
ラストの方で省吾は右耳を押さえながらファルセットで歌う。
MC。「町支寛二 & Jストリングス・カルテット!」
町支さんは自分で椅子を持ってステージを降りる。
スタッフが省吾のギターを持って出てくる。「ローディの佐藤君です」
セッティング後、省吾はストリングスを見て「みんな休んでて!でも帰っちゃダメだよ。
急に始める事も有るから・・・」そう言って話し出したのは・・・
「黒磯ヒフク筋断裂物語」だった。しかも、小島さんがよくやる(?)SEを、
省吾が自分でギターで付けてのお話になる・・・(省吾ったら〜でも、楽しそう!)
古村さんと小島さんもステージに登場する。
途中で「その怪我がスポーツ紙に出て、TVにも流れた時のバックに流れたのが・・・」
と”風を感じて”を少し歌い「それが一番ショックだった」と。
「”黒磯ヒフク筋断裂物語”以上!!」と言い、最後もギターでSEを付けて終わり、
そのまま合図を送り、町支さんがカウントを出し8曲目と繋げる。
(えぇ〜息してるおふたりさんです!)
ここいらから小島さんがノリだしたようで・・・
ラストの方で「もう終りか〜!」と、町支さんに向かって口が動いている・・・(おいおい)
続いて9曲目。前の曲のノリが続くピアノ。
ラストの方で町支さんとアイコンタクトで笑い合っている。楽しそう〜
MC。「2年半、ステージで何が幸せかって。素晴らしいミュージシャンと一緒に・・・」
と、小島さんそして古村さんを紹介する。
「今日はベースも紹介しようかな〜」
岡澤さん・福田さん・大久保さんもステージに登場している。
「ベースの彼は、携帯電話を数知れず無くした記録を作りました。
ドラムはジャイアンツファン・・・」客席からも少しながら拍手が起こる。
「え?もう見捨てたって事?」にはまずまずの拍手。
大久保さんが両手を組んで、右に左にと嬉しそうに大きく振る!(私も嬉しいっす!!)
「オレも松井が横浜アリーナに見に来てから、彼だけは応援してて・・・
3冠王取らないかな〜と思ってる・・・」
その後、ストリングスの紹介。
その一人一人に、大久保さんがタイコを手で叩いてSEを付ける。
「ストリングスアレンジをしたのが、福田裕彦君!福ちゃん、下向いているから、
今日は何も喋る事はないんだね?」
福田さん「ないない!」(コンサートらしくない会話。でも楽しい〜)
「次の曲は”誰がために鐘は鳴る”の中の曲です!」
10曲目。APとEPの両方を弾く小島さんは、真面目モード?
岡澤さんは拍子木(?)、古村さんはタンバリン。ゆったりと優しい曲・・・

フィルム明け。
ドラムのカウントから11曲目。間奏で町支さんが前に出る。
ん?省吾間違えた??
エンディングでは省吾と町支さんが前に出て、ギターが絡み合う。
12曲目。ハンドマイクの省吾が激しく動き回る。
13曲目。間奏「ベース、岡澤茂!」とソロが入る。
”黄金色の夕映えの空”の時のオレンジ色の照明が優しく感じた。
エンディング後「ドラム、大久保敦夫!」
とドラムソロに入り、メンバー全員がステージを降りる。
14曲目。真っ先に古村さんが登場。スタッフとギターの用意。
省吾と古村さんのギターが響く。
この曲だけギターを弾く小島さんにも、マイクスタンドが用意される。
スタッフに(音?)上げるようにと指示をする小島さん。
あそこにギターのモニターがあったっけ?
途中、古村さんが岡澤さんの横まで行き、ギターを・・・
ん?小島さんもついて行っている〜!!
省吾の後ろあたりまで歩いてってギターを弾く。が、すぐに戻る・・・
15曲目。町支さんにグリーンのスポットが当たりギターの音から。
間奏で町支さんが古村さん側の花道に走る。
その後、古村さんの前に立ち、後ろの古村さんの左手が町支さんの前に・・・
ん?町支さんが楽しそうに小島さんに話し掛けて3人で笑っている。何??
16曲目。イントロの前で町支さんが飛び跳ねる。
ストリングスが入ってくる。
イントロ、省吾と町支さんが中央でギターを弾く。
サビで以外にもフライングする人が多い・・・
ラストの方で古村さんが小島さんの後ろを回りドラムのところで3つ4つ5つ・・・
と、叩きまくってストリングスの方へ。矢野さんと岩戸さんの間でSAXを吹く。
エンディングでは町支さんと古村さんそれぞれが反対側の花道で演奏。
この曲の時に最前列とステージの間で、ハンディカメラで撮影しているのが見えた。
何に使うんだろうか?
17曲目。ピアノの音が響く中「90年代に入って”失われた10年”と言われ・・・
ここのほとんどの人が働いている人、あるいはそれを支えている人、だと思います。
明日は必ず良くなると信じて、今を大切に頑張ってください!
ほとんどの人がキャンセルする事なく、今日集まってくれて・・・
今夜どうもありがとう!!」
ピアノのイントロが暖かい。(ただ、出来るなら最終日に聴きたかった・・・)
この曲ももう・・・
”そして孤独なエゴは 愛と言う名のもとに・・・”と歌う。
う〜ん、いろいろと考えてしまう今日この頃・・・
この曲の時のライトが歌詞に合わせていろんな風に変化する。
最後に「俺達の音楽の旅も人生も、まだまだ続きます!
またどこかで再会出来るのを楽しみにしてます!元気で・・・!」
曲が終り全員が退場。町支さんが最後だが・・躓き掛ける・・・(気を付けてネ!)

アンコール。1回目。福田さん・古村さん・町支さんにバイオリンの二人が登場。
そして省吾がギターを持って登場する。
「ギターリレーって知ってる?これが最後・・・広島から来た。
俺と同じでテーピングがしてある・・・これを運んでくれた人は?無事に届いてます!」
シールが、丸いのと四角のスタッフパス(?)の2枚貼ってある。
”IN THE STILL OF THE NIGHT”を歌い出す。
アコーディオン・ギター・タンバリンと重なる。
一部歌詞を忘れたのか、最初のところでちょっと・・・
1曲目。(これも最終日に聴きたかったかも・・・)
途中からバイオリンが入ると、その二人と町支さんが楽しそうに見詰め合い笑う。
2回目。全員が登場し、最後に省吾が出てくる。
「どうもありがとう!」
1曲目。APの音からSAXが入っていく。
ん〜時々、そんなフレーズを?というピアノの音。でも、心地良い〜
2曲目。小島さんの痩せた背中がピアノを弾きながら踊る。
省吾が右に左にと動き回る。古村さんはシェーカー。
「レディース アンド ジェントルマン!Mr.町支寛二!!」とラップに入る。
ん?町支さん、ちょっと間違えた??
その後、スタッフにマイクを軽く投げて渡す。
ラストのところで、ストリングスの4人が町支さんに向かって両腕でのダンス。
町支さんは投げキッスで返す。(行き先は一人?)
3曲目。この曲も古村さんのSAXはなし・・・数少ない(?)コーラスは有るが。
最後だけ”名古屋GIRL〜”と歌う。
メンバー紹介後、全員が横一列に並び礼をする。
福田さんが退場する時に・・・耳を2つ投げた!
PA付近まで飛び、3回目のコール中にそこに居たスタッフ二人が
「取れば良かったのに〜!」とでも言いたげなジェスチャーを互いに。
その後、PAの松本さんも観客に混じって(?)アンコールの手拍子をする。
3回目。矢野さんと岩戸さんに手を引かれて楽しそうに登場する町支さん。
メンバーが全員登場し、ピアノが弾き出す。SAXがそれに絡み合い・・・
お互いがお互いを煽る。煽りまくる!しつこく煽りまくる!!
先に切れたのは・・・小島さんだった・・・
「も〜えぇ〜!!」と、多分口もそう動いていたと思う。
手で古村さんを止める仕種を。(面白い!!小島さんが走りまくるのは今までに
よそでよく見たが、小島さんが止めるのはなかなかないぞぉ〜!)
そして、普通に曲に戻り省吾が登場する。
耳に手を当てて、客席のみんなに1番の途中までを歌わせる。
(ほとんどピアノの音だけなので、そういう意味で私もつい声を出していた・・・)
小島さんが妙に笑ってピアノを弾いている。
負けん気が強いと言うか・・・
曲が終わっり「おやすみ〜!」とだけ言い、消えていく。

会館の外ではダフ屋がまだ居た。「明日のチケットないか〜?」
あってもあんたらにくれてやるものはない!と思いながら会館を後にする。

残すところ、後1本。いろんな事があったツアー・・・
終ってしまえばすべてが笑い話になるもの・・・
(でないものも、時と場合によってはあるが・・・)
とりあえずは、無事に楽しい時間を過ごせるようにと。
最終日は3階最後列の前の席。
最終日を見れるだけで・・・
このまま無事に終えられますように・・・