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1998年10月7日(水) 姫路市文化センター大ホール 土砂降り
とは言っても、家を出る時は止んでいたので、自分を信じて(?)傘を持たずに・・・
彦根もそうだったが、この姫路も私は初めて。省吾は10年ぶりの姫路になる。
姫路に着くと、本当に土砂降りだ。駅からは遠いし、道がわかり難いと聞いていたので、
私にしてはめずらしくタクシーに乗る。
会館に着くと開場前で列が出来てる。どうやら立見の列らしいが・・・
ちょっと凄い人だ。これ全部入れるの?何枚、立見を出したんだろうか?
その列を見ながら、正面入り口へ行くが、屋根のある所が少しなので、
人が溢れてしまってる。
予定より少し遅れて開場。
今日はちょっと遅れてのスタートになりそう。でないと、全員間に合わないよ。
立見が入って来た・・・なんと!1階の17〜18列目あたりまで前にいってる。
2階席の人が怒りそうやで。やっぱり立見を出し過ぎやね。
いつもの1曲目・・・あら、洗濯が間に合わなかったの?
省吾の服が、いつもの赤と違うで〜!久々に白のシャツやんかいな!
たしか、’93ツアーの時に着てたなぁ。 あ、いやいや、懐かしんでちゃイカン。
ん〜、気のせいかな?やっぱり動きが・・・昨日がんばり過ぎた?
声の方も、少し疲れが出てきたかな?(おいおい、まだ3本目やで〜)
5曲目、間違えた・・・やっぱり疲れが残ってる?
今日は大丈夫かな・・・と、少し不安。
6曲目が終わるといつものメンバー紹介・・・小島さんは「兵庫出身」のオマケ付き。
MC・・・昨日のうちに姫路入りしてたそうだ。そして姫路で食事、イタメシらしい。
ん?その前の日が和食(近江牛)やったから・・・今日は中華か?
などと、言って笑ってた、私達。 そしてバラードコーナーへと。
7曲目はこの3日間歌ってる。私の方はさすがに、ちょっと飽きた?
(この曲が好きな人、ゴメンネ)
そう思ってたら、今日はいつもとは違ったエンディングになってしまった・・・
歌をほとんど歌い終わってた時に「ブチッ!!」という音と共に、電気が全部飛んだ!
客席の方は非常灯が点いてて、落ち着いたものだったが・・・
スタッフはパニックだったでしょう。
電気が消えたトタンに、PA席からひとり飛ぶように走っていきましたから。
あれこそ「脱兎のごとく」でしょうね。
その間も省吾はエンディングまでギターをちゃんと(?)弾いてた。
音こそ聞こえなかったが、双眼鏡で確認! なぜか客席からは「省吾コール」が。
そんなん言っても仕方がないやろ〜!と思って聞いてたが、そのおかげもあってか、
客席の方は妙な一体感が出来る。 「ライブはいろんな事があって、楽しいね!」
・・・かなりの動揺が有るにもかかわらず、そのアクシデントを楽しもうとしている?
♪お前もやっと大人になった♪そんなフレーズが頭によぎる。
でもやっぱり動揺してた・・・
省吾に舞台裏の説明をしてた舞台監督の名前を、間違えた。
「鈴木」と「佐藤」どちらもよくある名前ではあるが・・・
「佐藤君ごめんね。チェックする間しゃべってます」と、話し出す。
(最近はMCが短くなってきてるので、すご〜く得をした気分!)
なんでも、楽屋に「浜田省吾事典」が置いてあったとか・・・
(それって、売り物ちゃうん?)
その本に関しては一切関わってないそうで、何が書かれてるのかは知らなかったとか。
「以前のコンサートのMC集を読んで、自分でも笑った」という部分を話し出す。
「初めてレコーディングでロスに行った時に、町支とストリップに行った。
いや、日本のとは違って、そんなに陰湿なものじゃなかった」
(あれ?日本のも見た事があるのか・・・そうじゃないと、比べられないよねぇ・・・)
と、その当時の事を説明しだして「な〜んだ、俺って喋れるじゃん!
最近は“大人のコンサート”をめざしてて、喋らなくしてたんだけど・・・」
と、一人で納得してる・・・(おいおい!!)
ここいらで、またスタッフが省吾に話をしてる。
「もう1曲アコースティックを。その間に、すべての機材をチェックするそうです。」
「やった〜」とばかりの拍手。
「何にしようかなぁ・・・」に、客席からは「演奏旅行!!」
「そんなの、憶えてないよ〜!」と言いつつも、少しイントロを弾き出すが・・・
「どんな歌だったっけ?」に、元気な客が歌い出す。
それを聞いてた省吾、「君が歌えよ!!」(ごもっとも!)
「俺が歌いたい歌にする!」と言って歌い出したのが、8曲目。
途中で「結婚してる人は?うまくいってる?」と。
ちなみに、この間の古村さんは、椅子に座って少しうつむきかげん。
小島さんはといえば・・・
時々省吾の顔を見てはニヤニヤしてる。彼はど〜んな時でも楽しそうだ。
チェックの方が無事に済んだのか、またスタッフの登場。
省吾の耳元で何か言ってる。
彼がステージを降りてから「今日の食事は焼き肉だそうで・・・
こんなところで言うなよ〜!昨日がイタリアンだからって、中華か?」
あははは、他の話をしてたんでしょうけど、なかなかのアドリブ!
おまけに私達の予想通りに「中華」ってか?
おかげで、ふたりして大笑いしてしまった〜!
そして、やっといつも通りに進んでいく。
たしか、PAから飛んで行った人もこの頃に戻ってきた。
ここら辺のバラードでは、どうやら小島さんがカウントを入れてるようだ。
春の時は町支さんだったと思うが・・・曲によって違うのかも?
10曲目が終わるまでチェックはしてたようだ。
時々、客席内の「禁煙」等の電気類も、点いたり消えたりしていた。
(あの時は、会館内全部が消えていたのかも?)
11曲目の前にストリングスのメンバー紹介・・・
昨日間違えたからか「チェロ!!」と言う声が、妙にでかい!
ちなみに、彼女は姫路出身だそうだ。
「次の曲が入ってるアルバム、好きなんだけどなぜか評価されないんだ・・・」
(いや、ファンとしては「夏」のものと「クリスマス」が1つになって出てるので・・・)
そう言って、この時期に早々とクリスマスソングが流れる。
おぉ!オリジナルバージョン!これは懐かしい!!
この曲では、古村さんが「シャンシャンシャン」という鈴をやってる。
またそれを楽しそうに見つめる、小島さん。
その視線に「やめなさい」とばかりに、軽く手を振る、古村さんだった。
フィルムの前にコメントが入る。
「ここで、ちょっと笑えるフィルムを見ててください・・・」
え゛?あれは笑えるか?と思って聞いた。
動く客が多い。何度も見てる人が多いからか?とも思ったが、
土砂降りで少し肌寒かったし、立見の人達は、開演ぎりぎりに入ってるわけで、
生理現象は仕方がないでしょう。
後半・・・音の方は問題なさそう。
14曲目の妖しいダンス・・・前日遊んだ〜?
おふたりさん、キレが悪そうですよ〜!!
いや「夜の移動で大変だった」という事にしておきましょう。
そして無事に本編のラストまで。
アンコールは出てくるのがちょっと遅いかな?
スタッフに事情を聞いていたのかも。
出てきてすぐに「さっきの停電は、ここら一帯だったらしい。
一時は、電車も止まってたって。
俺達だけじゃなかったんだ・・・でも、もう大丈夫だって!」
しかし、そうやって笑える程度のアクシデントで、ホントに良かった。
2曲目のイントロでピアノの音が変・・・
間違えた?と思ってたら、小島さんが町支さんを見て何か笑ってるよ〜!
わざと音をはずして、メンバーの反応を見てるんや!!(あ〜ぁ・・・)
3曲目の頭では「ダンス天国」も少し。
ここでは、毎回小島さんが何かを期待してるようだ。
省吾の顔を見ながらピアノを入れる。そのまんま4曲目まで!
でも、なぜか(踊りつかれたのか、手持ちぶさたなのか)
縄跳びをしてみる、省吾だった。
全員が出てきての礼のあと、古村さんの不穏な動き・・・
照れながら、SAXを片づけてる。
もしかしたら、予定ではもう1曲するつもりだったのか?
でも、今日はこれがめいっぱい!
充分楽しかった!!
大事のないアクシデントで、本当に良かった。
「ライブ」は、こういう事が有るから、観に行く方も止められない。
まぁ、すべてが楽しいアクシデントになるわけでもないが。
そういえば、悔し涙をした事もあったっけ・・・
あと、こういう時はスタッフが大変だと思う。
ステージに立ってる人にはどうしようもないし、心の中で「がんばれ〜!」って
エールを送ってるつもりだし、こんな時に逆に感謝する。
そう、彼らが居るからコンサートが出来るんだ、って実感する瞬間です。
彼らのためにも、彼らとは関係のないところでのアクシデントで良かったと思う。
帰りには雨も小止みになっていたが、時間の都合でタクシーに乗る。
運転手が「どちらから来られたんですか?」
「大阪からです」と答えると
「ココに住んでるんですが・・・よくこんな辺ぴな所へ」と。
そういえば、岡山は目の前だ。
「姫路城は駅のどっちだったっけ?」とふたりでコソコソとしゃべってたら、
「あ、そこの交差点で曲がりますから、左の窓を見ててください」と、
ゆっくりと右折してくれた。そこには、ライトアップされた世界遺産が!
この日も、なかなか楽しいミニ旅行となった。
大阪に着く頃には雨も上がってた。
さぁて、いよいよ鬼門(?)の大阪!!何が起こるのやら・・・ |