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名古屋市在住ジャズ・ベース奏者、吉岡直樹のウェブサイトです。

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10月5日
スケジュール最終更新。

最近の「くぎょうにっき」から

11月6日(月) / サドルとテンション

サドルを上げるということは、依頼する側(ベーシスト)にとっても、依頼を受ける側(楽器職人)にとっても、それなりに大掛かりなので心理的な抵抗がそれなりに大きいといえます。

そこで、本当に妥当な措置なのか、効果が期待できるのか、デメリットはないのかなど、いろいろと思いをめぐらせながら情報収集をしました。

今回の場合、ある程度弦のテンションが下がることを期待してサドルを上げをお願いしたのですが、もちろんこれについても賛否両論あることも承知しています。サドルの高さはテンションに無関係だという論拠として、「音高は、弦長、長さあたりの弦の質量、張力で決まる。サドルを変えても、弦長(駒とナットの間)は変わらないし、長さあたりの弦の質量も(弦を交換しない限り)変わらない。また調弦の音を変えるわけでもないのだから、張力が変化をするわけがない」というものがあります。

これはとても説得力がありますし、そのとおりだと思います。ところが、これに対していろいろな反論もあって、そのうち目を引いたのは「これはあくまでもベースが静止した状態をいっているのである。左手で弦を押し下げて、右手で(あるい弓で)弾くということについての考察が不十分である」という前置きから始まる長いものでした。長い英語で難解な物理的なタームがあって正確に理解できたわけではありませんが、結論として演奏感覚に影響があるということでした。「同様のことは弦高にもいえる(弦高を変えても弦長や音高や長さあたりの弦の質量は変わらない)。ところが弦高を変えると明らかに演奏感が異なることを奏者は知っている」というようなことも書かれていました。

サドルをあげる決断をするきっかけになったのは、ヨーロッパのある楽器職人の助言です。

私はテールピースが演奏感を変えるのではないかと考え、ドイツのある都市の楽器店で手頃なボックスウッドのテールピースを扱っているのを見つけて、メールで問い合わせてみたのです。「テールピースを黒檀からボックスウッドに変えるとテンションは多少弱まることはありますか」という問いに対して、答えは「音色は変化するかもしれないが、ほとんど期待できない。サドルを上げることを検討してはどうか」というものでした。

まだ仮サドルの状況ですが、サドルを上げることで私にとっては期待以上の効果があるようです。弦が伸び切ったらもとに戻るのではないかという疑いもあるので、もうしばらく様子を見る必要があるかもしれないのですが。

楽器はベストのコンディションにしておくということは大切ですが、一方でこれは自分の実力のなさを楽器のせいにすることと紙一重でもあります。そういう意味でも楽器屋さんが親身になって下さるということはとてもありがたいことです。

11月2日(木) / サドル上げ

以前にも書いたことがあったように、楽器のテンションで悩んでいたのだが、職人さんにお願いしてサドルを上げてもらいました。

どの程度の効果があるのかわからなかったうえに、音量が小さくなるなどのデメリットも懸念されたのですが、効果は思った以上でした。弦そのものの鳴りがよみがえったような感じで、これまでかなりの負荷がかかっていたのかもしれません。

サドルを上げるというのは正しい処置であることは明らかになったのですが、人間とは欲深いもので、サドルの高さが果たしてこれでよいのかと考えるようになりました。思い切って上げてもらったので、これ以上高いという選択肢はないのかもしれませんが、もう少し低くてもよいのではないか、低くするとするならどれくらいかなど、いろいろ悩みます。

今の弦はシンセティックとスチールですが、ガット弦に戻したいとに考えています。この状態でガットを張ったらどうなるかということも調べてみる必要があるかも知れません。

しばらくは仮サドルの状態ですが、正式なサドルになるまで意外と時間がかかってしまうかもしれません。職人さんにはたいへん心苦しいのだけれども。

9月21日(木) / テールピースと弦のテンション

前回、弦のテンションとテールピースの重さに関係があるのではないかと書いた。

ドイツのあるお店で手頃なボックスウッドのテールピースを取り扱っているようなのでメールで問い合わせたところ、まずはサドルの高さを変えたほうがよいとの返事。

というわけで、サドルの調整に取り掛かろうとしているのだが、職人さんが忙しそうでもう少し先になりそう。

それまではガット弦はお預け。でもたまに弾くエヴァ・ピラッツィもいい音しています。ちょっと古いのでいっそうのこと新品を買おうか悩むところ。