Just A Gigolo

Just A Gigolo

基本データ

  • 作曲年:1928年
  • 作曲:Leonello Casucci (1885-1975)
  • 作詞:Julius Brammer(1877-1943)
  • 英詞:Irving Caesar(1895-1996)
  • 原題:Schöner Gigolo, armer Gigolo

参考音源

Thelonious Monk (1954)
セロニアス・モンクは生涯に渡ってこの曲を演奏し録音していて、他のアルバムでも聞くことができる。キーはA♭。
Sarah Vaughan / At Mister Kelly’s (1957)
シカゴでの実況盤。キーはD♭。

曲目解説

もともとオーストリアで出版されたドイツ語圏の歌であったが、すぐに英語にも翻訳されている。 ジャズで演奏される16小節のセクション以外にもメロディ・歌詞がある。

メロディとコード

シンプルなメロディとコード進行だが、かえって心に響く。

ふつうに演奏するぶんには特に難しいことはない。そこでここではセロニアス・モンク(1954年)のコード(3コーラス分)がそうとう面白いので、私なりに簡単に採譜してみたのを掲げることとする。

1コーラス目

A♭maj7 A7 B♭m7 Bdim7 B♭m7 Bdim7 B♭m7 E♭7 / /
B♭m7 Bdim7 B♭m7 E7 B♭m7/E♭7 E♭7 A♭maj7 B♭m7 Bdim7 A♭/C /
E♭m7 D7 Gm7(♭5) C7 F7 (B♭m7)
D♭maj7 G♭7 F7 B♭7 B♭m7 E♭7 A♭maj7 Bdim7 B♭m7 E♭7

2コーラス目

A♭maj7 E♭7(♭9) Cm7 E7 B♭m7 ... ... E♭7
B♭m7 E7 B♭m7 E7 B♭m7 E♭7 A♭maj7 B♭m7 Bdim7 A♭/C /
E♭m7 D7 Gm7(♭5) C7 F7 Gm7(♭5)
D♭maj7 G♭7 F7 / Fm7 B♭7 B♭m7 E♭7 A♭maj7 Bdim7 B♭m7 E♭7

3コーラス目

A♭maj7 E♭7(♭9) Cm7 E7 B♭m7 ... ... E♭7
B♭m7 E7 B♭m7 E7 B♭m7 E♭7 A♭maj7
E♭m7 D7 Gm7(♭5) C7 F7 Gm7(♭5)
Gm7(♭5) G♭7 F7 B♭7 B♭m7 E♭7 A♭maj7