Let’s Fall In Love

Let’s Fall In Love

基本データ

  • 作曲年:1933年
  • 作曲:Harold Arlen (1905-1986)
  • 作詞:Ted Koehler (1894-1973)

参考音源

Dave Brubeck & Paul Desmond at Wilshire-Ebell (1953)
実況盤。途中アルト・ソロのときのセクションAが平行調に転調していたり、ピアノソロ明けのシャウトコーラスのセクションAの3小節目以降をE♭に転調させたりするなど、細かなアレンジがある。キーはC。
Frank Sinatra / Ring-a-Ding-Ding (1961)
ジョニー・マンデルの軽快で粋なアレンジ。いきなりセクションBを歌ってからヴァースに進む。キーはB♭。

曲目解説

AABA形式の32小節の曲で、冒頭にヴァースがつく。

メロディとコード

ここではキーをCとし、コーラスについて解説する。

7-8小節目

セクションAの1-6小節目はいわゆるイチ・ロク・ニ・ゴ(Cmaj7-Am7-Dm7-G7)の繰り返しであるが、様々な録音を注意深く聴くと、7-8小節目は、E7-A7-D7-G7のように変化をつけている録音が多い。

15-16小節目

ほとんどの録音でE7またはそれに類するコードであった。15小節目にリレイティブ・コードを前置する場合は、Bm7の場合とBm7(♭5)とする場合と、好みが分かれるだろう。

ただし、Brubeck(1953)はこの2小節をあえてCmaj7としている。

15-16小節目

ほとんどの録音でE7またはそれに類するコードであった。15小節目にリレイティブ・コードを前置する場合は、Bm7の場合とBm7(♭5)とする場合と、好みが分かれるだろう。

ただし、Brubeck(1953)はこの2小節をあえてCmaj7としている。

23小節目

ここはメロディがG-B♭となっているのでコードの選択に注意。後半でAm7を使うことはできない。

24小節目がDm7-G7であるという前提とするなら、23小節目のオーソドックスな選択肢として、

  • Cmaj7 A7
  • Cmaj7 C♯dim7
  • Cmaj7 E♭7
  • Cmaj7 E♭m7
  • Em7 A7
  • Em7 E♭7
  • Em7 E♭m7

あたりだろうか。E♭m7の全部または後半をA♭7に置き換えることももちろん可能。