さて、真鶴の駅に降り立ったのはこれが初めて。業者にもらった地図を片手に現場をめざします。 余談ですが、業者の「徒歩何分」というのは駅の階段おりた一番外から、現場の、たとえばマンションなら その敷地の一番外までを、直線で結んで、男性の歩く速度を目安に表示されますから、信号待ちも 曲がり角の多さも全く無視されているわけで、距離が長いほど、誤差も多くなってきます。 でも、競売物件の場合は本当に歩いた距離でしっかり測られているので、驚くほど正確です。
真鶴の人たちは土地柄でしょうか?なんだかみんなおっとりしていていい人でした! 道を尋ねても、とても人懐っこい感じ。「私がさっき座っていた角をねえ〜」なんて 道を教えて下さるおばあさんもいて「おっとっと。おばあさんがさっき座っていたところって どこ???」なんて苦笑しながらもなんだか暖かい気持ちです。
可笑しかったのは、食事をし終わって、会計をすませながら「駅に行くバスはどこから乗るのですか?」
って尋ねたら「ああっ!後一分でバスがきちゃう!お〜い、おじさん!バスが来たら止まって
待ってるように言って!」なんて、おばさんが道路に立っているおじさんに大声で叫んで
またそのおじさんが、しっかりバスをとめていてくれたこと。
私が子供の頃のような、なんだか人情あふれる対応にすっかり嬉しくなりました。
そんなこんなの、楽しい一日だったわけです。