「おばあちゃんの愛」

私の母には孫が4人います。私のところに二人と、妹のところに二人。 ある時、私の長女が言いました。「あのね、内緒だよっておばあちゃんがカホに言ったんだ。おばあちゃんね、 孫の中でかほが一番かわいいんだって。みんなかわいいけど、カホは特別だって。」 と、ある日、私の次女が言いました。「あのね、ユカとおばあちゃんは特別な関係なんだよ。心と心で 繋がっているの。」

おそるべし!私の母。おばあちゃんジゴロ。孫の心をわしづかみ!?我が家の二人を手中に納めた ところをみると、妹の所の二人も同じ手でくどいているに違いない!

でも、それもこれも、母が本当に孫を愛しているから、それを子供たちが知っているから、 みんなその言葉を信じて「私は特別」と思えるのでしょうね。それが証拠にその「秘密」を 私に打ち明けるとき、子供たちはなんとも子供らしい笑顔を浮かべ、少し照れながらも得意げで 幸せそうなのです。「絶対的に愛されている」という自信は、心に強さと幸せをもたらすのだなあと つくづく思ったことです。ジゴロと呼ばれた人も、「君が一番」と本当に思っていると相手にいつも 信じさせることができた輩なんでしょうね。つかれそ〜。でもスゴイ!