2002/07/02転校

私は小学校1年生の2月に転校しました。後一ヶ月で一年生も終わるのに、転勤でもなかったのに なんでそんなにいそいで引越したんでしょうね?それはまあ、さておき、転校の前日に 私は担任の優しい女の先生に連れられて校長室に行きました。校長先生はちょっとご年配の 男の先生でした。もちろん初めてお話しました。

「転校しても、心配はいらないよ。きっとすぐにお友達もできるからね。」  「校長先生はなんでそんなこと心配してるんかなあ〜。新しい学校に行ったら 新しい友達が出来ると思ってワクワクしてんのになあ〜。」「落ち着いたら、必ず クラスの人に手紙をだすんだよ。切手貼るのわすれちゃあかんよ。」 「え〜!切手貼るの忘れる人なんかおるんやろか?」

もちろん、心の中で考えただけで、「はい」「はい」と返事はしていましたよ。(笑)

転校した私はさっそくに言いつけ通り手紙を書き、 それを郵便ポストにいれました。・・・切手をはらずに!入れてポトンと落ちた音を 聞いたとたん、しまった!と思い出しました。ポストの前にある文房具屋さんで 切手を買って貼ってから入れるはずだったのを!

あれだけ念を押されて、「はい」と返事をしたことを実行しないのは「恥である。」 ああっ!どうしよう!でも、いいこと思いつきました!切手を買って、ポストの 前でずっ〜と待ってたんです。郵便屋さんがポストを開けて手紙を集めにくるのを。 ヤレヤレ。これで恥はかかずにすんだという次第。そして、その手紙は新たなドラマを 生むのです。そのお話はまた明日。