| 2002/07/05 | クーラー |
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この暑い盛りに、クーラーが壊れてしまいました。18年もののクーラーです。暑がりの
夫は夕べも悶え苦しんでいました!?しかし!妻である私は同情は致しません!?
なぜなら6月3日の日記に出てくる「悲劇の主人公である妻と悪人である夫」の
ストーリが過去の記憶にあるからです。
それはそれは、遠い昔。長女が生まれたばかりの20年前。住んでいた社宅は6畳に四畳半の うなぎの寝床式。マンションという名のついたアパート。1階だったので、南側の窓はなんとか あけても、北側のドアをあけっぱなしというわけにはいかない。東西は壁で窓はなし。 結果、風は通らず、家の中は無料サウナ状態。それでも私一人、お腹が大きい時はがまんしました。 でも、赤ん坊の長女はあまりの暑さに寝付けず、ぐずってばかり。私も逃れようのない暑さの 中に24時間×毎日はあまりにもつらい。しかも半年の赤ちゃん連れて、真夏の公園に行くわけにも いかない。「クーラーがほしい」と言った私に夫の答えは「昼間は会社で涼しいし、 俺はクーラーがあるとお腹を壊すからクーラーは必要ない。」の一言。 この小さな家でずっとずっとず〜とがまんしている妻と子供に 対する感想はまったくなし???同情もなし、関心もなし??? あげく、私が学生時代にためた(私は在学中にお見合いで結婚したから アルバイトしか経験無し。でも少しの貯金はあったのでお嫁に来るときに持って来ていた。) なけなしのお金でクーラーを買ったら、 設定温度を18度にして南極のように冷えた部屋にしたのはだあれ??赤ちゃんには 冷えすぎるっていくら言っても! というわけで、今週の土曜日にクーラーを買いに行く予定なのですが、配達は 「やっぱり男の人のいる時じゃなくちゃね。」って言って一週間、暑いのを夫に がまんさせちゃおうか!?などと密かに復讐案を練っている「もと悲劇のヒロインの妻」であります。 (でも、たぶん一番早い配達!って夫は叫ぶだろうな。) |