| 2002/07/08 | 日記 |
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私は小学校の頃から日記をつける習慣があります。最初はお決まりの学校の宿題。
中学に入ってからはその延長。高校に上がってからは、とにかく毎日が楽しくて
その楽しい毎日を忘れるのが惜しくて書いていました。今も神戸の実家にしまって
あります。大学に入った頃からは恋の思い出も書いてありますよ。一応、人並みに。
子供が生まれてからは育児日誌。これは後年、子供から感謝されました。 高校生の時に見せました。照れてはいましたが、嬉しかったようです。 「私も子供の為につける」と私の母に語ったようです。 でも、私自身の日記はある時期からつけなくなりました。 結婚して3年目ぐらいに、結婚してからつけていた日記を読み直したとき 自分が書いたものでありながら、そこに欺瞞の匂いを嗅いだからです。 幸せな娘時代と同じ調子で楽しいことだけが書かれていましたが、 無理やり一生懸命自分に言い聞かせているのが、自分で分かりました。 本当は悲しいことやつらいこともたくさんあったのに、それに全部蓋をして 何も書いていませんでした。でも反対につらい思い出は心の中に 鬱積していったようです。私が再び日記を書くようになったのは更にそれから 10年ほどたってからですね。 |