2002/07/25最後の光景

「生き方上手」がベストセラーになっていますね。 90歳をすぎた日野原さんが書かれたご本です。 人は90も過ぎると命が枯れているので死んでいくことは苦しくはない。 命の枯れていない若いうちに亡くなるのは大変であるが・・ というような意味のことが書かれていました。

以前、ご紹介した写真家の星野さんは、その著書の中で 「人は死ぬとき、どんな風景を頭に描くのだろう。ぼくは  このアラスカのオーロラだろうか?」と著していました。

私は死ぬときどんな光景を思い出すだろう、と色々考えました。 決して人には知られることのない、自分だけの光景。 何を一番大切に思っているのか、それを考えるきっかけに なります。