2002/08/02写真

この間、神戸に帰った時の写真です。1,2枚目は北野ホテル。3,4枚目は 神戸大丸に併設されているカフェ。5枚目は写真を撮ってくれた友人です。

二人とも写真が好きです。お互い離れているので、行った場所の写真を撮り 見せ合っては喜んでいます。自分が行っていなくても、彼女が行って写真を撮り 説明をしてもらうとなんだか行ったような錯覚に陥ることがあります。 小説を読むのも、映画を観るのも、疑似体験ですが、これもその一つかな?

写真には私だけが写っていても、私の笑顔に誰が撮ったかということが 反映されているのがおかしいと、私の友人は言います。 親の撮った写真、友人の撮った写真、子供が撮った写真、夫が撮った写真。 私はカメラの向こうに立っているその人に向かって笑っているので 微妙に笑顔の質が違ってくるのですね。

私がファイダ−越しに覗いた笑顔で一番好きだったのはやはり幼かった頃の 我が子ですね。それもカメラに向かって笑ったのではなく、なにか嬉しいことが あって笑ったときの顔。その一瞬を待って、ずっとレンズを向けていた あの頃が懐かしいなあ〜。カメラをカメラと意識しない無心の年齢は あっというまに過ぎて行く宝の時間でした。過ぎてしまった今そう思います。