坂の街、神戸に育った私は、小学校の2年生の時に自転車に乗れるようになりました。 でも、神戸では自転車はやっかいな乗り物です。とにかく昨日も書いたように 南北の移動は必ず坂になってしまうのです。 ピアノのレッスンに通っていた先生のお家まで、行きはすべて下り。 ひとこぎもしないで、あっという間に到着。でもそれをすると帰りは大変。 すべて登り。しかも後になるほどきつい坂。「今日はあそこまでがんばろう。」 と目標を決めてこぎだしても、結局は推進力不足で左右にフラフラしたあげく リタイア。降りて押して帰ることになります。 で、私は子供心に学んだわけです。「楽あれば苦あり」 神戸の坂は人を育てます！？？