| 2002/09/23 | 向田邦子の恋文 |
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向田邦子のエッセイを下敷きにして久世光彦がドラマにしているシリーズが ありました。毎年夏と冬に一本づつ。古い日本の良い家族愛と、丁寧な美術が 印象的な、良く出来たドラマで、私はいつも楽しみにしていました。 (去年、最後の一本が放送されて終わってしまいました。) その中には必ず三姉妹が出てきます。向田邦子自身を写し取ったのは 田中裕子が演じていた長女でした。いつも家族の幸せを第一に思い 家族の為に出来ることは、さりげなくしながら決してそれを恩にきせることもなく 喜んでやっている。 「こんなお姉さんが私も欲しい」と思ったものです。 向田邦子と言えば、頭の良い才媛というイメージを持っていたのですが ただ才媛であっただけではないということを知りました。 私のつたない文章ではとても伝えられそうにありません。 興味のあるかたは、本を読んでみてくださいね。 |