| 2002/11/02 | 心 |
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今日、喫茶店の隣の席に1家4人が座っていた。まだ乳母車に乗ったままの赤ちゃんと 2歳になるかならないかぐらいのお姉ちゃんとパパとママ。 女の子は蓋にストローを突き刺した容器でオレンジジュースを飲んでいる。 で、その顔を見ていたパパは「氷が食べたいんだろ?」「うん」 「ダメダメ、ちゃんとジュース飲んでね。」・・おりこうにジュースを 飲んでいるが目が「食べたいなあ〜」って訴えている。 「じゃあ、一個だけだよ。お約束できるかな?はあ〜い、は?」 「はあ〜い!」女の子は片手を挙げてかわいくお返事。 で、しばらくして 「あれ?一個ってお約束したのに、また食べてるの?」 みつかっちゃった女の子はぽとっと氷を口からコップにもどして きまり悪そうな顔をしている。でも、食べたくて,食べたくて でもパパとお約束したし〜って顔で、ちょっと氷を口にふくみかけて みたり、パパの顔をちらちら見ながら、それでも氷を口には入れられなくて ちょっと唇に当ててみるだけ・・ いやあ〜、その心の中が全てすけて見える微妙な表情としぐさ。 どんな大女優でも、ここまで表現するのはむずかしいだろうなあ〜! 私も子供が小さいときによく笑ってしまいました。 あの、心の中がすけて見えてしまう幼い人たち。 心の中がそのまま目と口元に出てしまう。 愛しくてたまらないかわいさですね。
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