| 2002/11/26 | マリア・カラス |
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最近よく聴いているCDはマリア・カラスの「椿姫」全曲です。別にオペラマニアでは ありません。ただ、ふらっと覗いたアマゾン・ドット・コムで「音源はモノラルだが 舞台としては最高の出来」という評が目にとまって、ならば聞いてみようかなと 買った次第です。 「買ったんだ〜」と友達に話したら「全曲はひょっとしたらおもいかもよ。アリア集の方が 最初は聞きやすいよお〜」と言われ、「う〜ん。タイマイ5000円も払って失敗かなあ」と 心配しましたが、意外や意外。私には良かったです。 クリアな近頃の音に慣れた耳に、くぐもったようなモノラルの音源がかえって 心地よく、時々、聴き知っているメロデイーが耳を心地よく通り抜け 「プリテイ・ウーマン」で出てきた劇中劇などを頭の隅に映像として ぼんやり浮かべたりしています。一定のリズムを刻まない、微妙ないろいろな ずれが気持ちよいなあと感じます。「ゆらぎ」とかいうものでしょうかねえ。
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