| 2003/01/03 |
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私の記憶にある最初の初詣は神戸の「長田神社」です。たぶん3歳か4歳ぐらいでしょう。
「神さま」のなんたるかも良く分からないまま、にぎやかな境内と 家族で出かける浮き立つような気持ちだけが心に残っています。 屋台のお店が軒を連ねていました。たこ焼きに焼きそば、りんご飴に人形焼、おでんに 焼き鳥。中でも子供心に強く惹かれたのはキラキラ光るにせ?ダイヤモンドでつくられた ブローチの山でした。ほしくてたまらなかったけれど、買ってはもらえなかった、そのブローチ。 きっと、今見ればおもちゃのような代物でしょうね。 背の低い子供の目の前で、白熱電球の光を浴びて、これでもかというぐらい輝いていた 白、赤、緑のガラスのダイヤモンドたち。花かごや、動物、ハープなどをかたどっていました。 きっと、それまでのわずか数年の人生の中で、あれほど輝いている物体を見たことが なかったから、あんなに記憶に残っているのでしょうね。 婚約指輪として、最初で最後に?手にしたダイヤより心に残っています。(笑)
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