| 2003/01/23 |
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我が家で義父が毎晩食事に来ていた頃、長女は中学生で反抗期の真っ只中でした。
どうでもいいようなことに、すぐに声を荒げ、楽しいはずの食事時を台無しにすることが
多々あったのです。
義父は、長女の反抗期真っ只中、そのまま帰らぬ人になってしまいました。 実は長女がこのことをとても後悔していると私が知ったのは最近のことです。 あの頃中学生だった長女も今では成人式も終え、幼稚園で先生をしています。 今は私の父が病院に入院していますが,彼女は毎週必ず一回はお見舞いに行くと 心に決め、それを実行しています。「もう後悔するようなことはしたくないから」 と、今出来る精一杯のことはしようと実行しているのです。 まだ遊びたい盛りの次女は、せっかくの休日を毎週潰すことが出来ず、でも またそんな自分をすこし責めているようでもあります。 人は後悔し、自省し、そしてだんだん大人になっていく。 私はそんな子供たちの姿にちょっと目頭が熱くなりました。
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