| 2003/02/12 |
|---|
|
きのうに引き続いて、関西弁の話題をもう一つ。
関西では「ハイテンションになってはしゃいでいる子供」のことを「いちびり」と 言います。「なにいちびってんの?」「ほんまにこの子はいちびりやなあ」と こんな風に使います。 私はお正月に親戚がたくさん集まると嬉しくて、ついついいつもよりはしゃいでしまうと、 そんな風におじや叔母に言われました。 が、私は娘心にかっと顔を赤くなるような恥ずかしさを感じたものです。 それが何故だかは当時は分からなかったのですが、今思うと、「いちびり」という 関西弁の言葉は私に「ちびる」すなわち「おしっこをもらす」という言葉を連想させ、 いたく,少女のプライドを傷つけられたのです。 犬も嬉しくて興奮しすぎるとおもらしをするから、この語源は正しいかもしれませんね 笑。 今日はなかにし礼さんが書いた「てるてる坊主の照子さん」という本を読んでいました。 関西弁の世界に浸っていたので、そんなことも思い出しました。
|