2003/02/13

「人を傷つけたテロリストたちにも、彼らの幸せを祈っている家族がいる。たとえ なにか悪い事が起きたからといって、それが報復の理由にはならない。世界には いつまでもかわらず希望がある」

今朝の日経新聞文化欄に載っていた、ニューヨークの女性の言葉です。

このシンプルなメッセージを世界中の指導者が口をそろえて 唱和すれば、世界中の人間が心から信じられれば・・

この間見た、映画の予告編の中で、天然痘の菌をばらまいた テロリストが自分の子供が実はワクチンを打っていなかったと 妻から言われ、がんぜんとするシーンがありました。もし、 全ての人間に他人の痛みを自分の痛みとして正しく認識する 優しい回路が存在すれば・・

せめて、自分はそうありたい。そうあれるだろうか? その場に面してもそうあれるか?自問してみても確信をもって 答えることは出来ません。でも、それでも、そうありたい。