童話の「北風と太陽」ではないけれど、春の暖かい日差しは、コートのぼたんを はずさせます。まだ寒いかと着て出たコートのぼたんをはずしたくなる日。
あけたコートの裾が風をはらんで、おもわず歩くスピードもあげたくなるような。
それでいて、足を止めていろいろなものを覗き込んでみたくなるような。
サングラスを持って出なかったことを後悔するような。
そんな日は春ですね。