2002/10/29
子供の頃に読んだ「シートン動物記」。 おもしろくて夢中になって読んだのに、何巻か読み進むうちに 子供心に虚しさを感じた。

楽しくて、親に守られている時代があっというまに過ぎると その後は、餌を探し、敵から身を守り、寒さに耐え、 子供を産んで、そして死んでいく。

生きていくことが本当に大変で、人間のいうところの「楽しみ」というようなものが 動物達にはないように感じて息苦しかった。

小学生の時に読んで以来、読み直しはしていない。

今、読み直したら違うように感じるだろうか・・ と、今日、ふと思った。